Apple Watchの新しいOS「watchOS 9」が正式に発表されました。劇的な飛躍はありませんが、ウェアラブルデバイスにとっての進化がいくつもあります。

今回は、watchOS 9のベスト新機能を5つご紹介します。

1. 新しく改良された「文字盤」

ルナーの文字盤
Image: Apple

Apple Watchをカスタマイズする方法として常に人気なのは「文字盤」です。そのため、Appleがまったく新しく、美しい文字盤3つを発表したのは驚くべきことではありません。

人気の文字盤「アストロノミー」は完全に刷新され、Apple Watchの画面の大部分は地球に覆われています。

また、watchOS 9では新たに3つの文字盤が加わっています

メトロポリタン」は、Digital Crownを回すとスタイルが変わります。「ルナー」は、名前の通り日付の表示に月齢を使用。「プレイタイム」は、アーティストJoi Fultonとコラボレーションした楽しい作品です。

また、「ポートレイト」では、犬や猫、風景の写真で深度エフェクトが使えるように改良されています。

2. 「ワークアウト」アプリのアップデート

「ワークアウト」アプリ
Image: Apple

おそらく、ほとんどのApple Watchユーザーが「ワークアウト」アプリを知っていると思いますが、watchOS 9ではその機能も追加されています。

ワークアウトの最中に、アクティビティのリングの情報や、心拍数範囲などを含むより多くの情報を、Digital Crownを回すだけで見ることができるようになりました

心拍数範囲は、ヘルスケアのデータから自動的に計算することも、手動で作成することも可能。また、運動と休憩のインターバルを自分で作成してカスタマイズすることもできます。

ワークアウト中のペースを利用して、自分の目標とするペースに達しているかの確認だってOK。ランナーの場合は、「歩幅の長さ」「接地時間」「上下動」などの新しい指標を表示させることも◎。

現在のバージョンの詳細を知りたい人は、Apple Watchのワークアウトアプリの使い方の記事も入門編として読んでみてください。

3. 医療系の新アプリ「服薬」

「服薬」アプリ
Image: Apple

iPhoneのヘルスケアアプリと連動する「服薬」アプリでは、薬やビタミン、サプリメントなどの服用の管理ができます

服薬のスケジュールをカスタマイズしたり、リマインダーも作成することができるので、飲み忘れることがありません。

米国では、ほかの薬と併用すると危険かどうかをユーザーが確認することもできます。

4. 情報が増えた「睡眠」アプリ

「睡眠」アプリ
Image: Apple

就寝中にApple Watchを着けていれば、「睡眠」アプリで自分の睡眠サイクルなどを知ることができます。

watchOS 9では新たに「睡眠ステージ」が加わり、加速度センサーと心拍数センサーのデータを使って、ユーザーがレム睡眠、コア睡眠、深い睡眠のどの状態にあるかを表示します。

また、ヘルスケアアプリでは、心拍数や呼吸数などの指標が、一晩の睡眠中にどのように変わるかを見ることもできます。

5. 心房細動履歴の確認

心房細動履歴
Image: Apple

心房細動は、治療をせずに放置すると脳卒中につながるおそれがある深刻な疾患です。

Apple Watchは、心電図アプリと不整脈の情報を使って、ユーザーに問題が起こる可能性があると通知します。

watchOS 9では、心房細動と診断された人は誰でも「心房細動履歴」の機能を使うことが可能。

心房細動になる恐れのある不整脈が、どの程度の頻度で起こるかの目安を表示します。また、その頻度を通知で受け取ることもできます。

iPhoneのヘルスケアアプリで詳細な情報を見たり、心房細動の詳細な履歴をダウンロードして共有することも。どれもユーザーが症状を管理するのに役立つでしょう。

watchOS 9の正式リリースは今秋予定!

ユーザーが正式にwatchOS 9をダウンロードできるのは今年の秋の予定です。

開発者向けとパブリックのベータ版のテスト期間を経て、Apple Watch Series 4以降で利用できるようになります。

watchOS全体がパワーアップ

Apple Watchは成熟を続けながら、Appleはさらに使いやすいウェアラブルデバイスを製作するというすばらしい仕事をしています。

Apple Watchユーザーは、watchOS 9の新機能や改良によって間違いなく笑顔になることでしょう。

Original Article: The 5 Best New watchOS 9 Features From WWDC 2022 by MakeUseOf