Googleドライブは優秀ですが、サービスにアクセスする際に問題が生じることもあります。幸い、Googleドライブの問題の多くは簡単に解決することができるものです。

ここでは、Googleドライブのトラブルシューティングの代表的なヒントをご提供したうえで、Googleドライブの特定の問題を解決していきたいと思います。

Googleドライブの問題を解決する方法

最初に試してほしい簡単な手順をご紹介します。

1. Googleドライブのオンラインステータスを確認する

Googleのアプリステータスダッシュボードにアクセスします。

ここではGoogleの全サービスが一覧になっており、既知の問題があるかどうかがわかります。

使いたいアプリに「サービス障害」(オレンジ)や「サービス停止」(赤)の表示がある場合は、色のついた点をクリックすると、そのサービスがオンラインに戻る時期に関して詳細を見ることができます。

2.ウイルス対策とファイアウォールを無効にする

ウイルス対策やファイアウォールは、ファイルの同期がうまくいかなかったり「オフラインになっています。一部の機能はご利用いただけません」というエラーが発生したりする原因になります。

そのため、一時的にウイルス対策とファイアウォールを無効にしてみましょう。ただし、後でオンに戻すことを忘れないようにしましょう(ファイアウォールを使用したほうが良い理由はたくさんあります)。

Windows 10とWindows 11では、以下の手順で「Windows Defender」を無効にします。

  1. Windowsキー+Iを押して「設定」を開きます。
  2. 「更新とセキュリティ」(Windows 10)または「プライバシーとセキュリティ」(Windows 11) →「Windowsセキュリティ」→「Windowsセキュリティを開く」に進みます。
  3. ここで「ファイアウォールとネットワーク保護」をクリックします。
  4. アクティブなネットワークを選択し、「Microsoft Defender」ファイアウォールを「オフ」にスライドします。

3.Googleドライブを再起動する

ウェブブラウザでGoogleドライブを使用している場合、ログアウトしてウェブブラウザを閉じ、インターネット接続が確かなものであることを確認してから再度ログインします。

また、デスクトップからGoogleドライブを終了することもできます。手順は以下の通り。

  1. タスクバーのGoogle Driveアイコンをクリックします。
  2. 右上にある歯車の設定ボタンをクリックします。
  3. 「終了」を選択します。
  4. アプリを再度開きます。

4.Googleドライブのファイルの旧バージョンを復元する方法

Googleドライブは、編集権限を持つユーザー全員が加えた詳細な編集履歴を保持しています。

Googleのエコシステム内(Googleドキュメントなど)で作成されたファイルの以前の保存状態に戻るには、そのファイルを開いて「ファイル」→「バージョン履歴」→「バージョン履歴を見る」と進みます(またはCtrl+Alt+Shift+Hを押します)。

ファイルに加えられた変更の履歴がドキュメントの右側に表示され、作成された修正版をすべて閲覧することができます。

アップロードしたGoogle以外のファイルの場合、ファイルを右クリックして「バージョンの管理」をクリックすると、そのファイルの以前のバージョンをすべて(最大30日または100個)参照・ダウンロードすることができます。

5.Googleドライブの消えてしまったファイルを復元する方法

ファイルにアクセスできるのが自分だけの場合:

Googleドライブのゴミ箱フォルダを確認します。

フォルダは左側のメニューにある「ゴミ箱」からアクセス可能です。探しているファイルが見つかったら、それを右クリックして「復元」を選択します。これでファイルは元の場所で利用できるようになります。

ゴミ箱にファイルがない場合、名前が変わっているか、誤って他のフォルダに移動した可能性があります。

Googleドライブには高度な検索機能があります。キーワードや日付を使ってファイルを検索し、想定していた場所とは別の場所にあるかどうかを確認してみましょう。

ファイルで作業しているのが複数人の場合:

Googleドライブでよくある災難のひとつが、共有ファイルを一人が削除すると全員のファイルが削除されてしまうというものです。

Googleドライブを使って共同作業を行う際に考慮するべき要素はたくさんありますが、最も重要なもののひとつがこれです。

どんなファイル保存システムでも同様ですが、ファイルのバックアップを別の安全な場所に保存しておくことが不可欠です。

共有ファイルの所有者は、削除されたファイルの中からそのファイルを救出することができるかもしれません。

あるいは、学校や職場を通じてGoogleドライブのアカウントを持っているのであれば、削除されたファイルを削除後30日間はすべて見ることのできる管理者がいる場合があり、力になってくれる可能性があります。

6.Googleドライブの保存容量が足りなくなった

Googleドライブの保存容量は、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Gmail、Googleフォトなどのサービス間で共有されています。

こうしたGoogleサービスすべてで使用している容量を確認するには、Google Oneのストレージのページにアクセスします。容量が足りなくなった場合は、選択肢がいくつかあります。

Googleドライブからデータを削除する

ひとつ目は、不要になったファイルを消去することです。Googleドライブで、左側のメニューにある「保存容量」をクリックします。これでファイルがすべて表示され、「使用容量」で並べ替えることができます。

削除するには、右クリックして「削除」を選択します。ゴミ箱からも忘れずに削除しましょう。

また、目に見えない形で保存容量を使用しているサードパーティアプリがないかも確認したほうがいいでしょう。これを行うには、右上の歯車のアイコンをクリックして「設定」→「アプリの管理」をクリックします。

各アプリで「オプション」をクリックし、必要であれば「非表示のアプリデータを削除」を使用するといいでしょう。また、「ドライブから切断」をクリックしてアプリの統合を完全に削除することもできます。

Google Oneのストレージをアップグレードする

Googleドライブには15GBの保存容量がありますが、気をつけないとすぐに使い切ってしまうかもしれません。削除するものが見つからない場合は、保存容量をアップグレードすることを検討しましょう。

Google Oneのストレージのページで価格を確認します。月または年単位でリーズナブルな料金を支払い、100GB、200GBまたは2TBのデータを入手することができます。

7.Google Driveで印刷できない

プリンターとGoogleドライブの相性がうまくいかないことがありますが、問題の根本的な解決を試みるためのオプションがいくつかあります。

  • プリンターのソフトウェアが最新であることを確認。Googleドライブは絶えず更新されているため、すぐにプリンターのソフトウェアの先を行ってしまう場合があります。これが原因で2つのサービス間で通信の問題が発生し、印刷エラーとなってしまうことがあります。
  • 同様に、使用しているウェブブラウザが最新であることも確認するといいでしょう。
  • 印刷機能に干渉している可能性のあるブラウザの拡張機能を無効にします。
  • それでもGoogleドライブから直接印刷できない場合は、時間を取ってファイルをPDFとしてダウンロードしてから、ブラウザからではなくPDFソフトウェアから印刷したほうがいいかもしれません。

8.Googleドライブの共有ファイルを表示または編集できない

この問題が生じるのは、多くの場合、Googleドライブのファイルを他の人と共有するうえでユーザーに選択肢がたくさんあるからです。

ファイルへのリンクを送ってきた人が、そのプロセスでステップをひとつ飛ばしてしまったか、間違ったオプションを選択してしまった可能性があります。それが原因でファイルをまったく見ることができなかったり、見ることはできるものの変更を加えることができなかったりするのかもしれません。

ファイルへのアクセス権がない場合、Googleドライブ上でファイルの所有者にアクセス権をリクエストするボタンが表示され、所有者はファイルの共有設定を変更するよう促されます。

自分がファイルの所有者であるにもかかわらず他の人がそのファイルにアクセスできない場合は、上のビデオを使って共有のパラメータが正しく設定されているかどうかを再確認しましょう。

9.Googleドライブをオフラインで使用する方法

Googleドライブをオフラインで使用するには、ブラウザであるGoogle Chromeを使用するか、PCやMacにGoogleドライブアプリをインストールする必要があります。

Chromeの場合:

Googleドライブの設定にアクセスして「オフラインでも、このデバイスでGoogleドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルの作成や最近使用したファイルの閲覧と編集が可能です」にチェックを入れます。Googleドキュメントのオフラインプラグインをダウンロードする必要がありますが、この際にそうするよう求められます。

これはコンピュータにつきひとつのアカウントでしか実行できないため、最も頻繁に使用するアカウントでのみ有効化しましょう。

また、オフライン同期を有効化するには初めはインターネット接続が必要になるため、最初のタイミングは少々計画が伴います。

パソコンの場合:

Googleドライブをダウンロードし、プロンプトに従ってアカウントを設定します。ファイルがコンピュータに同期されるように最初はインターネットに接続していなければなりません。

10.ファイルをアップロードまたは同期することができない

Googleドライブを使用する主な利点のひとつは、すべてのデバイスでファイルが同期されるということです。それがうまくいかなくなると大問題です。

Googleドライブのアップロードエラーを解決するためのガイドを別途まとめましたので、そちらをご覧ください。

Googleドライブをもっと活用する

ここで紹介したアドバイスで問題が解決しない場合は、Googleドライブのヘルプページで詳細を確認しましょう。また、Googleドライブのヘルプコミュニティもあり、そこで他の人に助けを求めることができます。

Googleドライブがうまく動いたら、他にどんなことができるかを学ぶと良いでしょう。さらに使い心地を良くするためには、調整したほうが良い初期設定がたくさんあります。

Source: Google(1, 2, 3, 4, 5, 6

Original Article: 10 Common Google Drive Issues (And How to Solve Them) by MakeUseOf