ストレッチを始めて、結果が出てきました。

とりあえず、何が起こったかを振り返ってみましょう。

  • この6週間で20回、1週間に平均3回ストレッチを行いました
  • ほとんどの日は、このストレッチルーティンか、それに近いことをしました。所要時間は約15分でした。
  • 最後の5回はこの2週間で、同じルーティンを行いましたが、ここで説明されているPNF(別名PAILS and RAILS)テクニックを使いました。

柔軟性に関してよく知られている現象として、事前に(1)有酸素運動などの動きを使ったウォーミングアップ、(2)数分間のストレッチ、(3)PNFなどの高度なストレッチテクニックのいずれか、またはすべてを行うと、より深くストレッチできるというものがあります。

つまり、ストレッチが終わるたびに、はじめたときよりも大きく開脚できるようになったり低く前屈できるようになったりするだろうということです。

そこで、公平に比較できるように、やる前後で写真を撮影することに決めました。

最初に有酸素運動はせず(いつもはスピンバイクでウォーミングアップします)、その日初めてストレッチの各姿勢を取ったら数秒以内に写真を撮りました。

ストレッチテクニックのおかげで私がストレッチ中にさらに体を伸ばすことができたとして、そんなことに興味を持つ人はいないでしょう。

ただ、体がもっと伸びるようになったとすれば、本当の意味で柔軟性が高まったのだということがわかります。

下半身のストレッチ

これは、前後開脚をしようとしている写真です。床にお尻がつくには明らかに程遠い状態ですが、やる前(赤シャツ、上段)と後(黒シャツ、下段)の写真には明らかな違いがあります。

前脚の位置が低くなっているのは、前腕に対する位置を比較すればわかります。

これは、ハムストリングの柔軟性が向上した結果です。また、後ろ足の股関節屈筋の柔軟性が向上したおかげで、体幹をよりまっすぐに保つことができています。

上半身のストレッチ

上半身のほうはどうなったでしょうか。これを見てください。これも微妙ではあります。やる前の写真では、両手を合わせるには物(ここでは赤いシャツ)を使う必要があります。

ただ、苦手な側(右腕が下の状態)の後の写真では、実は人差し指で親指を触れることがギリギリできるくらいに両手を近づけることができています。

左腕が下になる得意な側では、実際Tシャツの助けを借りずに両手をひっかけることができるようになりました。

その差はわずか2.5cm くらいです。でも、初めてシャツなしで指同士が触れられた時は衝撃的でした。

はっきりとつま先に触れている

では、もうひとつ。思い出してほしいのですが、このチャレンジをはじめたとき、ある動画を見てつま先に触れられない状態から3分で手のひらを床につけられるようになりましたね。

これは、一回のストレッチの中で起きる変化の一例です。

ただし、最後にお見せする前後の写真では、その以前のストレッチの際に撮った「前」の写真と、はっきりとつま先に触れている今の写真を比べました。

あぁ、最悪です。効果が出てしまっています。ムカつきます。そう、この場合もストレッチ後の違いは負けていません。

初日はストレッチ後、膝を柔らかくすれば手のひらを床につけることができました。

最近では、ストレッチが終わるまでに膝を曲げずに手のひらを床につけられることがよくあります。ストレッチは効果的なのです。

こうして私はやり続けることになるのでしょうし、したければ皆さんにもできます。