仕事をするうえで、咄嗟に「メモを取らなきゃ!」というシーンはわりとよくあります。
そんな場合、なにに書き取るのかというのは、意外に悩ましい問題。
たとえば手帳は、持ち歩いている人も多いことから、選択肢としてはまず順当でしょう。
しかし手帳によっては、フリーでメモとしてつかえるページが少ない、というのもよくあること。また、手帳は1年で更新されるため、より過去の情報にアクセスしづらいのも問題です。
ハンドメモは携帯性が高く、必要なときにサッと素早く取り出せるのは魅力です。ただ、そのサイズ故に書ける面積が狭いのは如何ともしがたい。
そこでオススメしたいのが、携帯性と紙面サイズの折り合いが良い、コンパクトなノートです。
機動性の高い小さめノートで解決
ここで言うコンパクトなノートとは、具体的にはA6~B6サイズあたり。持ってみるとかなり小さい印象がありますが、これぐらいが常時携帯に向いたサイズ感というところでしょう。
個人的には、書きやすさのバランスを考えると、仕事メモならB6サイズが使いやすいように思います。

なかでもコクヨ「Sooofa B6」は、あちこちに使いやすい工夫がされており、とても便利!
メモ用途で使う場合、狭い場所で書くこともあるため、表紙を折り返せるリングノートなのは必須条件。そのうえさらに、リングがぷにぷにと柔らかい樹脂製ソフトリングなのが、高ポイントなんです。
これならリングに手が乗り上げても痛くないので、非常に快適。これに慣れてしまうと、もうリングノートは全部ソフトリングでいいや、と思ってしまうほど。

実はワイドな変形サイズが書きやすい
先にこのノートをB6と呼びましたが、実はB6ワイド変形判というのが正しいサイズ表記。定型に対して横幅が約12ミリ広いんですが、このちょっとした幅広も使いやすさに効いています。
仕事時に取るメモは、文章だけとは限りません。たとえば客先までのざっくりした地図とか、手書きのちょっとした表組みとか、そういうものを書くこともわりとあるはず。

そういう場合は、紙面がゆったり広い方が書きやすいのは当然のこと。
とはいえ携帯性が落ちるのは良くないわけで、その辺りもバランス良くつくられている印象です。
伝言やメモの手渡しに嬉しいミシン目
また、紙面のリング穴近くにはマイクロミシン目が刻まれており、ここから切り離すとほぼジャストB6サイズ。同僚や上司への伝言を書いたページを切って渡す、なんて使い方もありでしょう。

携帯性を高めるちょっとした工夫が嬉しい
持ち運びに関しても、こまかな工夫が盛り込まれています。
見た目でわかるのが、表紙を閉じておくためのゴムバンド。これがないとカバンの中で勝手に開いてページがグチャグチャになる危険性もあるので、正直なところ必須と言えるレベル。

表紙まわりでもう1つ、リング側にある切り欠きも大事です。
ここにペンのクリップをかけておけば、ノートとペンが一体化して持ち運べるというわけ。
金属ワイヤーのリングノートであれば、リングにクリップを引っかけることもできるんですが、ソフトリングではそれは難しい。そこをちゃんとフォローしてくれているのは、ありがたいです。
クリアポケット付きで収納性も抜群

裏表紙の内側には、クリアーポケットも搭載しています。
名刺やレシート類などのちょっとした紙片は、一時的にノートや手帳に挟んで持ち帰ることがありますが、これは高確率で紛失しがち。気付かぬ間にページの間からスルッと抜け落ちてしまうと、もう探しようもありません。
対してクリアーポケットならスル抜けの心配なし。確実に持ち帰ることができるはずです。
手帳より汎用性が高く、ハンドメモより書きやすいサイズで、使いやすい工夫盛りだくさん。
これは一度試すと手放せなくなる系の、手馴染みするノートだと思います。
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