今日もやることは山積みなのに、どうしてもやる気が起きない…そんなことってないでしょうか。
一度集中モードに入ってしまえば仕事がサクサク進むことはわかっていても、そこに至るまでがなかなかですよね。集中できる環境づくりをサポートしてくれるのが、その名も「集中」アプリです。
ユーモラスな声掛けとアイコンが魅力的なこのアプリですが、やる気アップ成功率の高さ(10人中9人!?)を見るに、ほかにも何か秘密がありそうです。
気になったので確かめてみたところ、やる気の着火剤の役割を果たしてくれて集中が持続する仕組みまで備わっていました!
言い訳する間もなくカウントダウンがスタート

「集中」を立ち上げてみると、なんのことはないシンプルなタイマーアプリのように見えます。デフォルトで10分、25分、60分のタイマーが並んでいて、「+」ボタンからカスタムタイマーも追加できます。

試しに10分ボタンを押してみると、ポップアップでワンクッションあるかと思いきやおもむろにカウントダウンがスタート。
画面がガラリと切り替わるギミックにも意表を突かれました。これなら言い訳する間がないので、あらゆる気分を無視して作業に入るしかなさそうです。
ただ、これでも手を動かすことが難しいこともあるでしょう。そんなケースに備えて「腰を上げる」タブが用意されていました!
ダウンロード>>App Store/Google Play ストア(無料※App内課金あり)
手押し車の最初のひと押しを手伝ってくれる

「腰を上げる」タブには、やる気のメカニズムをハックする3つの機能が。
たとえば「本当に10分だけ」戦略では、とにかくちょっとだけでも手を動かすことで作業興奮を引き起こされます。うまくいけばそのまま集中モードに入れますし、もちろん約束通り10分だけで作業を終了しても問題ないので気負わずボタンが押せます。

ちょっとだけ身体を動かすためのボタンも備わっていました。
たとえば座ったまま小さく腹筋をこなし、「やった」ボタンを押すと「この勢いでやったれ!」とのポップアップが。つい「やったる」ボタンを押したくなり、タイマー画面に誘導されます。台詞の妙も含め“ユーザーをうまく乗せる仕掛け”が小気味良いです。
また、あらかじめ取り組みやすい時間帯を確保しておきリマインダーをセットする機能も。
そういえば風呂上がりなどは、動画を観ながらダラダラしていることも多く、まだまだ有効活用できそうな時間帯があることに気づかされました。
通知が連続してポップアップ

このアプリの特徴として、通知が連続してポップアップする点があります。
たとえば、カウントダウンが終了すると、あの手この手で休憩を促してくるんですが、実は慣れないうちはこれにちょっとした圧迫感がありました。
でも思い返してみると、通知に慣れ無意識にスルーしてしまうアプリのなんと多いことか。「集中」では、面倒なのであとから対応…といったチート行為ができないようになっているんです(目覚まし時計をいくつも用意するのに似ています)。
そうはいっても、タイマーが気になりすぎてかえって集中が妨げられることもあるでしょう。そんなときはスマホをデスクからちょっと遠ざけ、BGMを流すなどして心地良い距離感を探ればOKです(それでもリマインダーはちゃんと意識に飛び込んできますよ)。
スパルタなようで実は優しいところも

もう1点、「仕事が乗っているときに、それを中断してまで休憩を取らないといけないのか」という疑問が湧くかと思います。
直感に反するかもしれませんが、基本こまめに休憩を挟んだほうが作業効率は上がります(アプリの「コツを知る」タブでも詳しく説明されています)。
ただ、クリエイティブな作業などではその限りでないことも。こういったケースも見越してか、「集中」はポモドーロタイマーよりも融通が効くようになっています。
休憩時間は1分、3分、5分から選べて柔軟(スタイルに合った時間を追加することもできます)。すぐにフロー状態に戻れるようなら、トイレに行って帰ってくるだけでもOKです。
作業を続けるのも自由

さらにいえば、強制力のあるリマインダーを強い意志で振り切って作業を続行することも可能。アプリは執拗にリマインドを繰り返すどころか、時間を計測し続けてくれる懐の深さを持ち合わせています(好きなタイミングでいつでも休憩できます)。
作業 - 休憩のステータス移行がシームレスなので、ついついループしてしまう仕掛けに。対して終了ボタンは控えめで、気づいたら集中して仕事した実績が積み上がっています。
休憩中何をしたらよいのかなど、具体的なティップスも教えてくれて親切な「集中」。
なんと無料で利用できて、集中を妨げる広告表示もありません!
「やる気が出ない」「集中が持続しない」などの悩みをお持ちの方、AppStoreかGoogle Play ストアよりダウンロードして一度試してみてはいかがでしょうか。
Source: AppStore, Google Play