自信とは、無形のものですが、人を惹きつけ、目標を達成し、お金を稼ぐために必要なもの。

自信を身につけるには、何年も、あるいは何十年もかかりますし、正しい判断をし続け結果を出し続けないと自信を保つことはできません。

そして、一度ぐらついてしまった自信を回復するにはしばらく時間がかかります。

腹筋を強化するには腹筋運動をする必要があるように、自信も訓練しないと身に着かないスキルなのかもしれません。

自己啓発コーチのTony Robbinsさんは、「自信とは、もともとあるものではなく、自分で作り出すものだ」と言います。

自信は生まれつきあるものではなく、心の状態のことで、必要に応じて自信が強くなったり、自信があるふりをすることができます。

実際に感じている以上の自己肯定感を示す必要があるときは、どうすればいいのでしょうか。この記事では、自信があまりないときでも自信があるふりをするコツを8つご紹介します。

1.立つときも座るときも背筋をピンと伸ばす

おどおどしている人は、部屋に入るときに無意識に猫背になりがちですが、自信に満ちた人は、身体が大きく見えることを恐れません。

自信があるように見せる最も手っ取り早い方法は、背筋を伸ばして肩を後ろに引き、胸を張って、顔を上げ、リラックスしたまなざしでまっすぐ前を向くことです。緊張して視線を部屋中に泳がせたり、うつむいたりしないようにしましょう。

椅子に座るときは、お母さんの教えの通り、背筋をピンと伸ばして座りましょう。

猫背になったりうつむいたりすると、疲れている人、やる気が無い人、打ち負かされた人、自信がない人に見えてしまいます。

姿勢が良いと、自信に満ちて見えるだけでなく、自分の気持ちにも影響を与えるかもしれません。

Health Psychologyに掲載された研究では、模擬面接で、背筋を伸ばした姿勢で座ってもらった参加者は、猫背で座った参加者と比べると、「自尊心が高く、脳が覚醒して、機嫌が良く、恐怖心が弱まると報告しています」。

2.そわそわする気持ちを抑える

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過剰な神経エネルギーをどう処理すべきか難しいところですが、冷静沈着に見せたいなら、そわそわするのはやめましょう。

ひっきりなしに貧乏ゆすりをする、手をくねらせる、髪をいじる、爪を噛む、近くにあるものを指でトントンたたく、といった行為は最悪です。頻繁に姿勢を変えたい衝動に抗いましょう。

特に不安なときや退屈しているときは、少し練習が必要ですが、身体を落ち着かせ、静かに座っていると、緊張感を隠すことができます。

3.アイコンタクトを適度に保つ

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「アイコンタクトを保って」と過去記事でも触れましたが、まずは相手の目をまっすぐ見て話すこと。そして、自分か相手が話している間は、そのままアイコンタクトを保つことも大切です。

会話をしていると、しばしば気が散ってしまい、部屋の中を見回したり、スマホを見たりしてしまいがちです。

常に相手と目を合わせている必要はありませんが(そんなことをしたら、むしろ気持ち悪いでしょう)、会話の80%ぐらいは相手の目を見て、残りの20%は別のところを見るという「80/20ルール」を目安にしてください。

複数の相手と話すときは、1人1人と順番にアイコンタクトを取るようにしましょう。

4.ミラーリングとフロンティングを実践する

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ミラーリングとは、相手と同じ身振りや話し方をして、相手とのつながりを強くしたり説得力を高めたりする行為です。

Wall Street Journalによると、「この行為はしばしば『カメレオン効果』と呼ばれ、相手に好感と信頼を与えることが多い」ようです。

相手が身体を傾けたら、自分も身体を傾け、相手が話し声を大きくしたり小さくしたりしたら、それに合わせて自分も同じように声を調整するというように、身振りや声のトーンを相手に合わせます。

Science of Peopleによると、「フロンティングとは、身体とつま先を相手に向けて話すことで、これは言外に相手を尊重している印になります」。

身体を直接相手に向けることで、自信や注意力、集中力があることを無意識のうちに伝えることができます。

5.疑問文のような抑揚で話さない

答えを求めてないのに、質問しているかのように文末を上げて話す人がいます。そういう話し方はやめましょう。

発言するとき疑問文のような抑揚をつけると、不確実性を感じさせたり、承認を求めているように聞こえて、自信がない感じがします。

6.ゆっくり話し沈黙が流れても平気でいる

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緊張すると、つい早口になってしまうので、早口にならないように意識しましょう(ただし、話す速度が遅すぎても自信がないように見えてしまいます)。ゆっくり話すと、適切な言葉を選ぶ時間ができますし、しゃべりすぎるリスクも軽減できます。

また、沈黙がしばし流れても恐れてはいけません。その沈黙の瞬間のおかげで話に重みが出て、聞き手に「次は何を言うのだろう」と考えさせることができます。

また、自分のメッセージに自信があるので、沈黙の瞬間があっても平気でいられることを示せます。

7.両手は身体の前でゆるく組んでおく

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人間の手は、非言語コミュニケーションの第2の口のようなものです。

手をどうするかは重要です。ポケットに入れたり、胸元で手を組んだり、やたらともみ手をしたりしないように気をつけましょう。

このような身振りは居心地の悪さや自己防御の気持ちを表すからです。

両手をどうしたらいいかわからないときは、身体の前でゆるく組んだり、両手の指先をそろえて塔の形を作ってみましょう。

8.部屋じゅうに微笑みかける

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自信があるように見せたいときは、顔の表情に気をつけましょう。

気を抜いていると、顔が悲しそうに見えたり、怒っているように見えたり、退屈そうに見えたりしませんか。月並みかもしれませんが、自信がにじみ出るようにする確実な方法は、「部屋じゅうの人たちに向かって微笑む」ことです。

特に微笑みかけたい相手がいない場合でも、大勢の人がいる部屋に入るときは、口角をあげて感じ良く親しみやすい表情をしてください。

「ここにいられて嬉しい」という気持ちを表し、その部屋にいる人たちをこちらのペースに引き込みましょう。

Source: Health Psychology, Wall Street Journal, Science of People