Googleは「Verified Calls(認証済みコール)」という新サービスをゆっくりと展開中です。

これは、Androidユーザーのスマホにかかってきた電話番号が然るべき企業のものかどうかわかる付加情報付きの発信者番号通知サービスです。

このサービスを利用する企業は、電話をした理由をスマホの画面に表示できるという特典があります。

企業がどのような要件を満たせばVerified Callsを利用可能に設定できるのかは明確になっていません。

Googleのこの新しい試みが成功するかどうかわかりませんが、いずれにしろAndroidのユーザーがこのような追加情報を受信するためには、次のようなステップを踏む必要があります。

まず、Googleの電話アプリが必要ですが、これは、一部の例外を除きAndroidのスマホのほとんどにプリインストールされています。

Samsungにはデフォルトで入っていませんが、すぐにインストールできます(少なくとも、私はGalaxy Note 20にインストールできました)。

なんらかの理由でインストールできない場合は、1週間ぐらい待ってから試してみましょう。

Googleは、このアプリを近いうちに「さらに多くのAndroidのデバイス」で利用できるようにするとしているからです。

準備ができたら、スマホ画面の右上の隅にある3つの点でできているアイコンをタップします。

設定」→「発信者番号とスパム」と進み、すべてのオプションを有効にします。

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Screenshot: David Murphy

以上です!

これで、企業がこの機能を利用して連絡してくると、認証された通話がポップアップ表示されます。

ここで1つ明確にしておくべきことがあります。

この機能は、認証されていない企業でもブロックしないので(「この会社がブロックされていなくて良かった」と思う日が来るかもしれません)、迷惑なロボコールやスパムもブロックされません。

スマホが鳴らないようにしておきたい場合は、「設定」にあるさまざまな機能を使えばロボコールの着信拒否ができるはずです。

もちろん、そのスマホのキャリアやサードパーティのアプリが提供する機能も利用できます。

(私は主にVerizonのCall Filterアプリを利用して、iOSで身元不明の電話が来てもスマホが鳴らないようにしていますが、Hiyaのアプリもサブスク制になる前に試してみたことがあります)

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Screenshot: Google,David Murphy

Source: Verified Calls,Google電話アプリ

David Murphy – Lifehacker US[原文