仕事の日を最大限に活用し、気が散る要素をできるだけ抑え、ワークフローを能率化したいですか? アドオンやサードパーティのアプリを求めてインターネット上を探し回る必要はありません。必要なものはすべて、使っているOSに備わっているからです。

Microsoftは、Windows 10に最初から生産性向上ツールをたくさん搭載しています。

こうしたツールを使えば作業がシンプルになるとともに、ワークスペースを簡単に整理できるようになります。物事がこれまでよりすばやく一目でわかるようになって、全般的に作業が迅速になります。

ここでは、Windows 10に搭載された機能を使用してコンピュータを仕事に最大限に活用する方法をご紹介します。

目次

1. 複数のデスクトップを使って仕事をもっとうまく整理する

2. スナップアシストでマルチタスクをよりスマートに

3. キーボードショートカットで仕事を楽々進める

4. 夜間モードで目の疲れを軽減する

5. OneDriveでどこからでもファイルにアクセスする

6. OneNoteを使ってすばやくメモを取る

7. 「集中モード」で邪魔をできるだけ少なくする

Windows 10に搭載された機能で生産性を高める

1. 複数のデスクトップを使って仕事をもっとうまく整理する

複数のプロジェクトを同時に進めていてそのふたつを分けて管理する必要がある場合は、Microsoftのマルチデスクトップ機能を利用したほうがいいでしょう。

この便利なツールを使えば、プロジェクトごとに専用のデスクトップを持つことができ、分けておくのに役立ちます。

また、会議があって、気が散る要素が少ないすっきりとした環境にすばやく切り替える必要がある場合にも、この機能を使うと良いでしょう。

各デスクトップは独立しているため、余計なものを省いて今その場で役立つアプリケーションだけを入れておくことができます。

Windows 10で複数のデスクトップを設定する方法

Windows10を使って複数のデスクトップを始める手順は以下の通り。

1. タスクバーの「タスクビュー」ボタンを探してクリックします。また、「Win+Tab」のショートカットを使って、開いているすべてのウィンドウを引き出して表示することもできます。

2. 左上に「新しいデスクトップ」というボタンが表示されるはずです。それをクリックして、新しい仮想デスクトップを作成します。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

3. 複数のデスクトップ間で切り替えるには、再度タスクビューを表示させて、使いたいデスクトップをクリックします。

また、仮想デスクトップのセッションは、タスクビューモードで特定の仮想デスクトップの上にあるバツ印をクリックして終了することができます。

2. スナップアシストでマルチタスクをよりスマートに

この機能は大きなスクリーンで使うのが最適ですが、一般的なノートパソコンやデスクトップの画面でも使うことができます。

その名の通り、開いているウィンドウを画面の特定の場所に「スナップ」することができ、より快適にフィットさせて、マルチタスクがさらにスムーズにできるようになります。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

開いているウィンドウのタイトルバーをクリックして画面の左右にドラッグすると、ウィンドウをスナップできます。

アウトラインが表示され、ウィンドウがどのような位置にスナップされるかを示してくれます。この操作は、キーボードを使って「Win+左矢印キー」または「Win+右矢印キー」を押して行なうこともできます。

ウィンドウをスナップするとスナップアシストが起動し、空いたスペースに残りのウィンドウのサムネイルが表示されます。

空いたスペースにスナップしたいウィンドウを選択します。ウィンドウを分割している線をドラッグすると、両方のウィンドウのサイズを同時に変更することができます。

3. キーボードショートカットで仕事を楽々進める

パワーユーザーであれば、Windows 10の便利なショートカットをフル活用する必要があります。ボタンを数回押すだけで生活がずっと楽になるのです。

Windows 10には、スプレッドシートやテキスト文書からファイルの整理、タスクの切り替えなど、あらゆる場面で生産性を高めてくれるショートカットがたくさん搭載されています。

ここでは、スピードが最優先なら知っておきたい、Windows 10の便利なキーボードショートカットの一覧をご紹介します。

キーボードショートカット機能
Ctrl+Xテキストや項目を切り取る。
Ctrl+C テキストや項目をコピーする。
Ctrl+V テキストや項目を貼り付ける。
Ctrl+A テキストや項目を貼り付ける。
Ctrl+Z 最後の操作を元に戻す。
Ctrl+Y 最後の操作を繰り返す。
F2選択されたファイルやフォルダの名前を変更する。
Ctrl+Shift+N新しいフォルダを作成する。
Alt+Tab開いているウィンドウの間ですばやく切り替える。
Ctrl+W 選択されたファイルやウィンドウを閉じる。
Print Screenキースクリーンショットを撮影する。
Win+Print Screenキースクリーンショットを撮影し、スクリーンショットフォルダに保存する。

4. 夜間モードで目の疲れを軽減する

青色系の光は、睡眠パターンを乱して体内時計の自然なリズムを狂わせることが知られています。

幸い、Windows 10には、長時間のパソコン使用による目の疲れを軽減するための優れた機能「夜間モード」が搭載されています。この便利な機能は、目に入るブルーライトの量を減らし、眼精疲労を軽減してくれます。

Windows 10で「夜間モード」を設定する方法

Windows 10で「夜間モード」を始める手順は以下の通り。

1. スタートメニューに行き、左にある歯車アイコンの「設定」をクリックします。

2. 「システム」に進み、左の「ディスプレイ」タブを選びます。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

3. ここから、「夜間モード」機能のオン・オフを切り替えることができます。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

4. さらに、「夜間モード」機能での光の強さ、モードをオン・オフする時間帯をカスタマイズすることもできます。

ただし、この機能を「ダークモード」と混同しないようにしましょう。

「夜間モード」と「ダークモード」には違いがあり、両方を併用することで目に余計な負担をかけずに済むのです。

5. OneDriveでどこからでもファイルにアクセスする

生産性を高めるということは、自宅のノートパソコンやオフィスのデスクトップパソコンなど、複数のデバイスでどこにいてもすべての重要なファイルにアクセスできるようにする、ということです。

Windows 10では、その一助となるクラウドサービスが無料で使用できます。

OneDriveを使えば、ファイルをクラウド上に保存して、サインインしたどのデバイスからでも簡単にアクセスできるようになります。

無料ストレージの上限は5GBですが、Microsoft 365のサブスクリプションを利用すれば1TBまで拡張することができます。

OneDriveのモバイルアプリを使えば、外出先から仕事にアクセスすることも可能です。OneDriveの詳細については、Microsoftのクラウドストレージサービスに関してご用意したガイドをご参照ください。

6. OneNoteを使ってすばやくメモを取る

考えを書き留めたりすばやくメモを取ったりするためのノートがあると便利だろうと思うかもしれませんが、その通りです。

OneNoteは、Windows 10に搭載されたメモ機能で、あらゆることを書き留めることができます。

会議でメモを取ったりウェブからおもしろいものを保存したりするのが、ずっとシンプルになります。しかも、すべて瞬時に保存されるため、作業内容が消えてしまうことを心配する必要もありません。

もっと個性的な雰囲気にするには、手書きのメモを入れることもできます。さらにご存知ない場合、きっとお気に入りになるようなあまり知られていない機能がOneNoteにはたくさんあります

7. 「集中モード」で邪魔をできるだけ少なくする

Windows 10の以前のバージョンでは、「集中モード」は非通知モードと呼ばれていました。この機能を使うと、気が散るような更新を一時的に停止したり、非表示にしたりすることができます。

そうすることで、通知に邪魔されることなく目の前のタスクに集中することができます。

Windows 10の「集中モード」をオンにするのは簡単で、好みに合わせてカスタマイズすることもできます。カスタマイズでは、仕事上の緊急メッセージが届いてアラートを鳴らす必要がある場合に備え、特定の通知だけを許可することなどが可能です。

Windows 10で「集中モード」をオンにする方法

Windows 10で「集中モード」をオンにする手順は以下の通り。

1. スタートメニューをクリックして「設定」に進みます。

2. 「システム」の設定オプションをクリックします。

3. 左ペインの「集中モード」セクションに進んで「重要な通知のみ」のオプションを選択します。そうすると、重要な通知の一覧にあるアプリ以外のすべての通知が止まります。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

「集中モード」をオンにしたときに通知を送信できるアプリを変更するには、「重要な通知の一覧をカスタマイズする」をクリックします。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

「アプリ」セクションまで下にスクロールして「アプリを追加する」をクリックします。表示された一覧からアプリを選択します。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

「集中モード」のすばらしいところは、勤務時間中に自動的にオンになるようにスケジュールを設定することができるということです。その方法は以下の通りです。

1. 「スタート」メニューをクリックして「設定」を選択し、「システム」をクリックします。

2. 「集中モード」セクションの「自動規則」「次の時間帯」をクリックし、スイッチをオンに切り替えます。

3. ここから、「集中モード」の開始時間・終了時間とともに、それを毎日にするか、平日や週末だけにしたいかを設定できます。

また、どんな集中レベルにしたいかも選択可能です。重要な通知の一覧に対して設定するのか、アラームのみに対してなのかという選択肢があります。

Windows 10に搭載された機能で生産性を高める

Windows 10 のパソコンを使いながら生産性を向上させるためには、今回ご紹介した機能を一部、あるいは全部試してみるといいでしょう。

こうした機能で生活が楽になり、きっとすぐにそのほとんどを使うようになることでしょう。ワンランク上を目指したいなら、搭載されているものを凌ぐWindows 用の生産性向上アプリもあります。

Original Article: Improve Your Productivity With These 7 Built-In Windows 10 Features by MakeUseOf