残った料理を温める、ケーキを朝食に変身させる、2切れのピザを重ねてサンドイッチ(または「パニーニ」)にするなど、ホットサンド・ワッフルメーカーは強い味方です(親友と呼ぶ人もいます)。
筆者がホットサンドメーカーで焼いてみて良かったと思うものをいくつかご紹介します。楽しんでいただければ幸いです。
1. マカロニチーズ

冷えて固くなった余り物のマカロニチーズをスライスしてホットサンドメーカーに入れると、金色でサクサクした熱いチーズのスライスに魔法のように変身します。
外側はチーズが繊細なレースの層を形成し、内側は柔らかくもっちりしたままで、風味と食感のコントラストを味わえます。
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2. 豆腐

これまで私が食べた豆腐のなかで、これが一番おいしいと思います。
外はサクサク、中はしっかりと弾力があり、表面には、お気に入りのソースが良く絡まるワッフル特有の小さなくぼみがたくさんできます。
今の私のお気に入りは、こちらのチリオイル、それからネギとショウガで香りをつけた醤油と暖かいハチミツを混ぜたソースです。
肉を使わないマックリブをつくりたい時、バーベキューソースにホットサンドメーカーで焼いた豆腐を浸けるとおいしいパテになります。
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3. 市販のクラブケーキ

柔らかいカニ肉でつくった見事な自家製クラブケーキは、ホットサンドメーカーで焼くにはもったいないのでおすすめしませんが、1個4ドルで買える市販のクラブケーキなら、ぜひホットサンドメーカーで焼いてみてください。
4ドルのクラブケーキなら、それほど高くはないので、心置きなく熱いホットサンドメーカーに挟んで押しつぶせます。サクサクしたカニのパテのできあがりです。
サンドイッチ、ベネディクト、お手軽な前菜におあつらえ向きでしょう。
4. 冷凍のパウンドケーキ

冷凍食品はどれもホットサンドメーカーで調理するのに向いていますが、このパウンドケーキは私の期待以上でした。
サクサクでほんのりと金色の凹凸がある甘味とバターとケーキのおいしさがミックスしたワッフルは、ブランチにぴったり。
バターとシロップをつけて、あるいはワッフルに添えるようにフルーツを添えて召し上がれ。いっそ大胆にこれで朝食のサンドイッチをつくってみるのもいいですね。
5. ホットドッグ

これは、私がホットサンドメーカーで焼いたもののなかで一番変わったものの1つですが、大いに気に入ったものの1つでもあります。
この三日月形のパン生地とホットドッグが織りなす一品は、すべてが黄金色にこんがりと焼けており、またサクサクした隙間がたくさんあるので、調味料がよく絡みます。
6. 残ったピザ

私はピザの残りは冷たいままでも好きですが、温かくてチーズを使っているものが食べたいのにそれしかない時は、ホットサンドメーカーの出番です。
コツは、ピザ2切れをトッピングがある面を重ね合わせてホットサンドメーカーに入れること。熱いホットサンドメーカーの格子状の面が当たる表面はカリカリになり、さらにプレスされたチーズは熱で再び溶けてトロトロになります。
ピザがいい感じに熱くなったら、2つのピースを引き離して普通にピザを食べる時のように食べてもいいですし、サンドイッチみたいに食べてもいいでしょう(破れかぶれの気分なら、ピザ2切れの間にさらにチーズを足すのもアリです)。
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7. ソーセージボウル

このワッフルのことを最初に記事にした時は、ソーセージボールの季節ではありませんでしたが、今はまさにその季節です。
初心者の場合、ソーセージボウルは、ソーセージ、ベーキングミックス、細切りにしたチーズを組み合わせたものをボール状に丸めて焼き、休日のパーティースナックや朝食にします。
ホットサンドメーカーで調理すると、肉、チーズ、ビスケットミックスが平らになって、カリカリのワッフルになります。
表面にできるワッフル特有のくぼみには、卵やメープルシロップが染みていい感じです。すごくおいしいですよ。
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8. スパム

最近、私はスパムは必ずホットサンドメーカーで調理します。
ホットサンドメーカーはスパムの表面積を最大化するので、つまりカリカリした縁も最大化します。
塩気のある肉が完璧なご馳走になり、白いご飯の丼にのせたり朝食のサンドイッチに入れてもいいですし、焼きあがったスパムだけ食べてもおいしいです。
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9. チーズ

溶けたチーズをほおばると、まるでブランケットのような心地良い暖かさにほっとします。
すべてのチーズがホットサンドメーカーで焼くのに向いているわけではなく、ブリー、カード、パニール、ハルーミ、刻んでパンに入れて焼くブレッドチーズ、パルミジャーノレッジャーノなどを使うと、とても上手くいきます。
固いチーズを使う方が、外側が風味豊かな皮になり、内側は柔らかくなります。
ホットサンドメーカーで焼いたブリーは、オーブンで焼いたブリーと似ていますが、ホットサンドメーカーで焼いたほうが、焼けたチーズの表面にワッフルのくぼみができて、そこにハチミツがたまるので、おいしさが増しますよ。
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──2021年1月7日の記事を再編集のうえ、再掲しています。
訳:春野ユリ