昨年6月頃に行なわれたAmazonプライムデーにて、遂にポータブル電源デビューを果たしました。
実際に買ってみて、10カ月ほど。気づけば外使いよりも家使いしている時間のほうが長いような…!?
コンパクトなポータブル電源

こちらはSmart Tapの「PowerArQ mini」。
サイズは23 × 19.3 × 19.5cmで重さは3.5kgと、PowerArQシリーズの中で最もコンパクトなポータブル電源です。
ゴツゴツし過ぎてない見た目がお気に入り。思い返してみると、購入の決め手はコンパクトさ + 見た目のよさだった気がしています。

本体にはUSBポートが2口、コンセントを差し込めるAC出力が1口。さらに、シガーソケットも1口搭載されています。
このシガーソケットは出力用ですが、車で本体を充電するためのシガーケーブルも同梱されているため、車内充電できる点も◎。災害時には心強いですね。
バッテリー容量は9万3600mAh/346Whで、ノートパソコン(50Wの場合)約5回フル充電できる仕様となっています。
テレワークで大活躍!

実際に使う時は、ケーブルを挿して横のボタンを押しましょう。

それぞれの出力は独立しており、ボタンを押すことでオンオフを切り替えることができます。
いちいち抜き挿しする必要があると面倒ですが、ケーブルを挿しっぱなしにしておいても問題ありません。

これまではコンセントが近くにないと長時間の作業はできませんでした。
しかし、これさえあればどこでだって仕事ができるようになったため、家の中のワークスペースが広がったような気がします。
コンセントに縛られず、好きな場所で仕事をする。ベランダにアウトドアチェアを持ち出して作業をするのも、気分転換になって楽しいものです!
部屋間の移動もストレスなし

取っ手付き・軽量・コンパクトなので、片手での持ち運びも楽ちん。そしてもっと嬉しいのは、裏に滑り止めクッションがついているところ。
少し厚さがあるため、傷つけたくないテーブルであっても気にせず置けちゃいます。

フル充電に必要な時間は6.5~8時間となっていますが、説明書には「バッテリーの劣化を抑えるためには20~80%程度の容量を維持し、満充電は控えてください」との記載がありました。
こまめに充電しつつ使っていくのがよさそうですね。
用途にあわせて選ぼう

今回はテレワークでの使用シーンを中心に紹介しましたが、もちろんキャンプでも大活躍!
しかし、アウトドアで使う料理用の電化製品や電気毛布などは、消費電力も大きめ。1泊2日のキャンプで使用することを考えると、少し上のモデルを買っておいてもよかったと感じているのは正直なところです…。
今回紹介したモデルのひとつ上のモデルである「PowerArQ mini 2」は、USB-C出力がついているだけでなく、AC出力ももう1口搭載されているんですよね。さらにIP21の防塵・防水性能も備わっているため、保険的な意味で安心感があります。
もちろん用途によってどのモデルを選んだらいいか変わってくるところではありますが、家使い:外使い = 8:2くらいのほうは「PowerArQ mini」の使用感が一番フィットしてくれるのではないでしょうか。
執筆・撮影:門岡 明弥
ROOMIEより転載(2022.3.25公開記事)