ビジネスパーソンであれば、自分に合ったスーツを着こなして、周りに良い印象を与えたいと思う人は多いはず。
「3万円台で本格的なスーツがつくれるなんて本当?」と思いながらはじまったFABRIC TOKYOでのオーダースーツづくり。
採寸からオーダー、既成品との違いまでを見届けたライフハッカー[日本版]編集部が、改めてオーダースーツづくりのメリットを紹介します。
>> 自由で新しいオーダーメイド「FABRIC TOKYO」とは?
スムーズな採寸&注文。プロのアドバイスが心強い

「何から選べばいいかわからない」「値段が高そう」「採寸に時間がかかるんじゃ…」といった印象が強いオーダースーツづくり。自分にはハードルが高いと思いがちですよね。
一方、店頭に訪れて感じたのは、「これらすべてがまったくの杞憂だった」ということ。FABRIC TOKYOでの体験は、見事従来のイメージを払拭してくれたのです。
▼実際の店頭採寸・オーダーの模様はこちら
メリット1. 緻密な調整は「オーダー」ならでは
何より驚いたのは、ジャケットは着丈の長さや、袖からのシャツの出具合、パンツは裾の長さ等を微細に調整することで、「快活」「冷静」「知的」と与える印象を大きく変えられること。
自分に最適なサイズに仕立て上げられるのは当然ですが、こうした緻密な調整は、オーダースーツだからこそできる特権とも言えます。
もちろん調整した後は、「腕を上げて苦しくないか?」「動きづらくないか?」と、コーディネーターが細かく確認してくれるので、シルエットや見た目を重視したために窮屈なスーツに…といった失敗はありません。
そのほかにも、「既製品を選ぶなら、この点に注意」「このポイントを押さえるだけで印象が段違い」などのTIPSも教えてくれたりと、通常の購入体験では得られない濃密な時間を過ごせました。
メリット2. “わがままカスタマイズ”ができるのも魅力的

生地のカラー・素材選びやディテールのカスタマイズは、膨大な数のオプションから選ぶことになります。
こう聞くと気が遠くなってしまいそうですが、スーツの用途や着用シーン、与えたい印象のほか、温度調節や撥水加工など持たせたい機能をコーディネーターに伝えれば、選択肢をグッと絞って提案してくれます。
それだけでなく、「この生地では通気性が悪くなるのでは?」などの懸念があると、「それなら裏地に工夫を!」と、素人では判断できない“ちょうどいい折衷案”を出してくれるのもありがたい限り。
また、こうした1つひとつの気になる点を、ほかでカバーできる“わがままカスタマイズ”が叶うのも、やはりオーダースーツの強みです。
メリット3. 即決不要! 採寸だけもOK

「採寸やアドバイスは気になるけど、買うかはまだ決めあぐねている」。そんな人にもうれしいのが、「スマートオーダー」というシステム。
店頭で採寸・ヒアリングを済ませると、測ったサイズや好みの情報はクラウド上にデータで保存される仕組みになっています。つまり、その場で購入せずとも、以降はオンラインで注文することが可能なのです。
これなら、「採寸しに店頭へ」というハードルは一気に低くなるのではないでしょうか?
計測したサイズは、スーツ以外の服のオンラインショッピングにも活用できるそうなので、とりあえず採寸してみるだけでもメリットはありそう。
【ココがいい! オーダースーツのメリット】
● 身体の特徴・体型の悩み、スタイリングの好みをプロが丁寧にヒアリング&アドバイス。
● 採寸は想像以上にあっという間! 既製品を選ぶ際に見るべきポイントやTIPSもレクチャー。
● 与えたい印象・重視したい機能にあわせて、生地素材やカラーをプロが的確にアドバイス。
● 気になる点は、ほかの要素でカバーできる! わがままなカスタマイズも可能。
● 採寸サイズはクラウド上でデータ管理=以降は来店不要でオンラインオーダーOK!
● 個人ページから採寸サイズの確認が可能。オンラインショッピングの参考にも。
既成品との圧倒的差! 驚愕のビフォーアフターをご覧あれ

こうしてオーダー体験を終え、届いたスーツを着用したのが上の画像。言わずもがな、左が既製品、右がオーダースーツです。
この差には編集部も思わず息を呑んだほど! ボディラインに沿った、スマートなシルエットにアップデートされているのが一目瞭然ではないでしょうか?
野暮ったく、洗練されていない風貌だったのが、無駄のない知的なイメージに。心なしか、本人の笑顔からも自信が満ち溢れており、信頼感すら感じます。
スーツをオーダーに。これだけで、見違えるほど見栄えや印象に変化がもたらされました。
▼詳しいサイズや着心地などの感想はこちら
デメリットをしいて挙げるなら、やっぱり店頭に足を運ぶ時間とエネルギーのコストがかかること。
でも、今回のように満足のいくオーダースーツづくりができたのは、「どんなスーツが欲しいか?」を店頭でコーディネーターと綿密に認識を擦り合わせたからとも感じています。
オーダースーツは、英語で「Bespoke suit」とも表現されます。語源があらわす通り、コーディネーターと顧客とのコミュニケーションが、“いいオーダースーツづくり”に導く重要な要素なのだと実感しました。
なお、カスタマイズによって変動しますが、価格は3万9800円(税込み)から注文できる点も、FABRIC TOKYOの魅力の1つ。既成スーツでも同等の価格帯が一般的であることを考えると、オーダースーツでこの値段は破格と言えるのでは?
既成品と価格に大きな差がなくても、体型の癖や欲しい機能を考慮した調整を施せるオーダースーツ。そんなキメの一着を身に纏えば、より快適なビジネスライフに、よりインテリジェントなビジネスパーソンに近づけるはず。
夏物スーツ、つくるなら今!
これから梅雨、そして暑い夏を迎えようとする季節の変わり目である今こそ、スーツを買い替えるベストタイミング。もちろん、先々に備えて冬用のスーツを今から仕込むのも良いでしょう。
少しでもオーダースーツが気になった方は、まずは店頭採寸に行ってみては? きっと今までになかった発見を得られること間違いなしです。
東京都内では、有楽町や日本橋、渋谷、新宿など9店舗が展開。そのほか横浜、名古屋、大阪、神戸、福岡にも店舗があるので、お買い物のついでに気軽に立ち寄ってみてくださいね。
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Source: FABRIC TOKYO