電子機器、特に毎日のように使ってるものの場合は、経年劣化は避けて通れません。

残念ながら、AirPodsも特に耐久性が高いわけではなく、ユーザーは寿命を延ばす方法を常に探しているのが現状です。

でも幸い、いくつかの点に気をつけると、愛用のAirPodsをできる限り長く使い続けることができます。

ここでは6つのポイントに絞って説明していきましょう。

1. 定期的にクリーニングする

AirPodsを使い続けていると、表面には耳あかやほこり、その他の汚れが付着し、これがスピーカーやマイクの穴に詰まって故障の原因となります。

さらに悪いケースでは、AirPodsの表面に付着していた細菌のせいで耳に炎症が起き、ひどい痛みに悩まされるリスクすらあります。それだけに、定期的にAirPodsのクリーニングをするのは大切です。

クリーニングに使う消毒剤としてAppleのサポートページで推奨されているのは、「70%イソプロピルアルコール含有ワイプ、75%エチルアルコール含有ワイプ、クロロックス除菌ワイプ(Clorox Disinfecting Wipes)」の3つです。

クロロックスでの消毒のイメージ
Image: MakeUseOf

加えてAppleは、漂白剤や過酸化水素を含む製品は使わないように呼びかけています。

また、内部の部品にダメージを与えるおそれがあるため、ティッシュペーパーも使わないほうが良いとされています。

AirPodsのお手入れには、ティッシュではなく、糸くずの出ない素材でできた、きれいで乾いた布を使ってください(その際には、本体だけでなく充電ケースも忘れずにお手入れしましょう)。

2. 内蔵リチウムイオン電池の劣化を防ぐ

リチウムイオン電池で動くほかのあらゆるデバイスと同様に、AirPodsも、バッテリーを良い状態に保つために気をつけるべきことがいくつかあります。

何より大事なのは、AirPodsが過充電になるのを避けることです。非正規の充電器に長い間つなぎっぱなしにするのは禁物です。同じように、長期間充電せずに放置するのもやめておきましょう。

充電については、Appleに認証を受けた充電器を使うのがベストな方法です。こうした充電器であれば、AirPodsを最適な方法で充電できるように設計されています。

3. 極端に暑い、あるいは寒い場所に置きっぱなしにしない

Appleのサポートページには、「AirPodsは、周囲の温度が0~35℃の場所でお使いください」との記載があります。

これよりも温度が高い、または低い場所では、本来の性能が発揮できなくなるのに加えて、AirPodsや内蔵バッテリーに長期的ダメージが残るおそれがあります。

暑いところに長い時間置いてしまった場合は、すぐに充電せず、本体や充電ケースが冷えるのを待ってから、充電器につなぎましょう。

これとは逆に、気温が氷点下に下がる寒い時期に屋外でAirPodsを使うと、突然電源が切れることがあります。

さらに、一時的にAirPodsのバッテリーの保ちが悪くなるだけでなく、結露によって生じた水滴が、内部の部品を次第に腐食させる危険性もあります。

4. 水がかからないよう気をつける

一部のライバル製品とは異なり、AirPodsは、水上や水中での活動には対応していません。

Appleはサポートページで、「AirPods Pro、AirPods(第3世代)、AirPods(第3世代)MagSafe充電ケースは、耐水・耐汗仕様です」とうたっていますが、これはあくまで「耐水」仕様であり、これらのAirPodsは防水・防汗仕様ではありません

イヤホンをする人物
Image: MakeUseOf

水のほかにも、ローションや日焼け止め、虫除けなどの化学製品は、AirPodsの水密性や通音膜の性能を低下させるおそれがある、とAppleはユーザーに対して警告しています。

不注意からAirPodsを水没させてしまった場合、まずは水分が残らないようにきれいに拭きとりましょう。次に、できるだけ長い間、使用や充電を控え、完全に乾かしてから充電ケースに収納してください。

最後に大事なポイントとして、耐水・耐汗性能は永久に持続するわけではないということ覚えておきましょう。時間の経過とともに、AirPodsは水のダメージを受けやすくなります。

故障を避け、長い間使い続けたいのなら、シャワーや水泳、さらには雨の中を歩くことも含めて、AirPodsが水に濡れる状況を極力避けるのがベストです。

5. ポケットに気軽にAirPodsを入れない

エクササイズの最中や朝の通勤時にAirPodsを使う習慣があるなら、使わない時には服のポケットに押し込みたい気持ちに駆られるかもしれません。

でも、これが習慣になっていると、座ろうとした時や歩いている時にAirPodsがポロリとこぼれ落ちてしまう可能性が高くなります。

特に、AirPodsがポケットの口に近い場所に引っかかっているだけだと、そういうことになりがちです。

使っている時以外は、AirPodsを充電ケースに入れてから、バッグの中にしまっておくのが一番です。

6. AirPods用のケースを買う

AirPodsは充電ケースとセットで販売されていますが、このケースでほこりや水の侵入からAirPods本体を守れるかと言うと、その点はあまり期待できません。

AirPodsがダメージを受けることを確実に防ぎたいなら、「充電ケースを守るケース」を買うことをお勧めします。

幸い、AirPods用のケースは数多くの商品が販売されていて、保護性能のレベルもさまざまです。使い方に合わせて、シリコンケース、ハードタイプのケース、あるいはクリップなどの追加機能がついているタイプを選ぶと良いでしょう。

AirPodsをできるだけ長く使い続けるためにできること

価格こそ高めに設定されていますが、AirPodsは、市販されているイヤフォンの中で、特に耐久性が高い製品とは言えません。

それでもユーザーたちは、多くの理由から、Appleエコシステム内におけるこの製品の役割を評価し、AirPodsに絶大な信頼を置いています。

この記事で挙げたポイントを押さえれば、AirPodsは経年劣化から守られ、これから何年も、お出かけの相棒として活躍してもらえることでしょう。

Source: Apple(1, 2