インターネットがない場所のメリットを見つけたのは、デバイスの電源コンセントを抜くことを推奨している小さな山小屋に行ったときのことです。
スマホは貸金庫に入れるように言われ、110番や119番に電話する必要がある場合に備えて固定電話も提供されます。
私は出発前に、「インターネットが使えないと思う」と皆に伝えました。また、人里離れた場所でキャンプをした経験から、スマホの電波もまったく届かない可能性があることも伝えておきました。
結果的には、少なくとも4Gはずっと使用できました。
私の場合は無制限のデータ通信プランなので、やろうと思えば好きなだけネットで時間をつぶせたわけです。
しかし、私は休暇中だったので、ネットにアクセスできることを誰かに知らせる義務はありませんでした。
その週末は、夫に電話し、友人たちにテキストを送り、Instagramにいくつか投稿した以外は、帰宅するまで一切ネットを使いませんでした。
このハックは、嘘でもなんでもなく、「ネットに接続できないかもしれない」という出発前の予測をアップデートしなかっただけですが、私は精神的にとてもリラックスできました。
誰も私と連絡をとれると思っていなかったので、私も誰かに連絡する義務はなく、1時間も池のカメを眺めながら過ごすことができました。これこそ本物の休暇ですよ。
「人とのつながり」を制限する
しかし、この罪のない嘘にはもう1つ使い道があります。それは、人との間に境界線を引くことです。
休暇中にZoomコールに参加することがある同僚へのコメントとして、Ask a Managerが最近次のようなツイートをしました。
何年も前から私が休暇のたびに、同僚たちにはキャンプに行っていると言ってきたのはこのためです。
本当は、生まれてから一度もキャンプをしたことがないんですけどね。
お見事! としか言いようがありません。「私はメールやSlackをチェックするつもりはありません」と言って通知をオフにするだけで周囲の反感を買うと思う人には、ローテクの休暇は都合の良い言い訳になります。
インターネットのアクセスがないふりをする必要はなく、せいぜい接続が不安定になりそうだと伝えておけばいいのです。
ネット接続がない場所でやるべきこと
私はネット接続のない場所でキャンプをしたことがありますが、楽しさとフラストレーションが入り混じった気分でした。
家を出る前に地図や重要な情報をすべて忘れずにダウンロードしなければなりません。
あとは、ネットを使って連絡を取り合うことができない状態を受け入れることです。
私の場合は、その日あったことをすべて書いた長いテキストメッセージを作成して、iMessageではなくSMSで送信するように設定しておき、電波がたまに届く場所に立って、スマホを空中で振って「つながれ!」と祈ることがありました。
あるいは、近くの町まで買い出しに出かけときに、駐車場からInstagramのストーリーをアップロードすることもありました。
これなら、「私は今、休暇中です」と暗に示していることになります。
もしネット接続がないという嘘がバレることが心配なら「あらー。ネットの接続がすごく悪くてね。あなたからの連絡に気づかなくてごめんなさい」などと言っておきましょう。
そして、静かな休暇を楽しんでください。
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Source: Twitter