朝、それは時間との闘い。
朝食づくりとお弁当づくりと、自分と子どもの身支度をどれだけ効率的にできるかにかかっています。モタモタしていたらいつもより家を出る時間が遅かった! なんてこともあるあるです。
特に筆者がネックになっているのが、朝食づくり。正直、料理は好きではないし、洗い物もできるだけ少なくしたい。フライパンを出すなんてもってのほか。
そんな筆者のためにつくられたようなプレートが、この春から大活躍しています。
目玉焼きプレートとプレート小が1つに

高木金属工業が販売する「コンビプレート」は、目玉焼きとほかの料理を同時に調理することができるアイテム。左の丸いくぼみが目玉焼き用プレート、右がウインナーやベーコン等を焼けるプレート小になります。
高木金属工業とはホーロー製品をはじめ、焼ものや油まわり製品など、幅広い素材やアイテムを取り扱う老舗メーカーなので、安心して購入してみることにしました。


フッ素W層コートなので、汚れがこびりつきにくく、忙しい朝でもさっと洗い流せるのがなんといっても助かっています。フライパンの焦付きに朝から格闘することもありません。
そのうえ、持ってみると驚くほど軽くて、重量はなんと59g。
こんなに軽くて薄いプレートを、トースターに入れて大丈夫なんだろうか?
製品が傷むのでは?
うまく焼けるのだろうか? と思うほどのやや心許ないつくりですが、実際に使ってみるとあっという間に朝食の支度を終えることができました。
目玉ポケットできれいに焼ける。ヘルシーな工夫も

やや不安な気持ちで目玉焼きプレートに卵を落としてみました。卵の黄身が真ん中にくるように目玉ポケットを採用しており、崩れることなく丸くきれいな目玉焼きができます。
薄いプレートなので、熱くなりすぎてしまうかなと弱めのワット数で調理してみると、様子を見ながら10分ほどで焼き上がりました。油なしでOK、フライパンでつくるよりも完成度が高く、焼いている間にお弁当づくりや身支度ができるのが助かっています。


プレート小では、試しにウインナーを焼いてみると、こちらも焼き色がつくくらいしっかりとした仕上がり。ウインナーやベーコンなどの余分な油を落とせるように、溝付きプレートを採用しているのでヘルシーに食べることができます。
トースターの庫内に縦に入れれば、食パンと一緒に同時焼きすることで、さらに時短になります。
食器をたくさん出すこともないし、プレートが軽いので食卓に運ぶときに楽なのも、メリットの1つです。
注※ガスコンロの火口、IHクッキングヒーターのトッププレート上では使用不可
プレートの四隅が掴みやすい


さらに「便利だな〜」と思ったのは、プレートの四隅が掴みやすいように上に折り曲がっていること。熱いプレートでも持ち運びやすいデザインになっています。
この手軽さは、毎日、しかも朝の慌ただしい時間帯に使うにはとても助かります。
懸念事項としては、フッ素W層コートがどれくらいの耐久性があるのか。何度も使ったり洗ったりしているうちに、焦付きが気になるかもしれないなと思っています。
この春から仲間入りしたコンビプレートは、見た目によらない優秀さ。新しい4月から朝の準備も、効率的に気持ちよくスタートできそうです。
Source: 高木金属工業