投資と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?

複利によって賢くお金を増やし、生活を豊かにする便利な仕組みと思う人もいれば、どこかで損をする先が読めない怖いものと感じている人もいるでしょう。

そこで、マネー特集「未来を見通す投資思考をスタートするにあたり、ライフハッカー読者のお金に関する意識や投資へのマインドなどを知るべく「マネーアンケート」を実施しました。

回答してくれたのは、19歳以下から60歳以上まで109名。ボリュームゾーンは、35〜49歳までのまさにエネルギュッシュに働いている世代の方々です。

職業は、会社員が69.7%と最も多く、公務員と、会社役員、経営者、個人事業主、パートアルバイトと続きます。日常的にライフハッカー[日本版]を読んでいる働き世代の読者による回答と踏まえて、その結果を見てみると面白い発見がありました。

今回は、投資って何? と本題に入る前に、読者アンケートの結果から、現在お持ちの投資思考を紐解いていきます。

適度な投資で、無理なく資産を増やしたい!

まず、お金に対するマインドは?との問いに対し、「適度に投資して、無理なく資産を増やしたい」と答えた方が、59.6%と圧倒的に多い結果となりました。

続いて多かったのが、「投資はせず、貯金でコツコツと(10%)」。「転職や昇進などキャリアアップ」と「副業など収入源を増やしたい」が同数で、約9%。

もっとも少なかったのは、「独立(起業・フリーランス)して収入を増やしたい」という回答でした。

「リスク覚悟で大きく資産を増やしたい」との回答も約7%に止まったため、働き方や投資の戦略まで、まさにリスクはできるだけ取らない選択肢を選び、賢く増やしていきたいと考えている読者が多いことがわかりました。

資産運用に求めるのは、安定感と長期運用

つづいて、「現在、行なっている資産運用の種類は?」の回答からも、安定感ある投資マインドが見えてきました。

上位3つが、「NISA・つみたてNISA(56.9%)」「投資信託(42.2%)」「株式投資(38.5%)」。つづいて「確定拠出年金(iDeCoなど)(31.2%)」「保険(26.6%)」という結果に。

冒険せず長い目で結果が出やすいもの、回答者に会社員の方が多いこともあり、ほっとくだけ投資に最適なNISAやiDeCo、投資信託の人気が高いのも頷けます。

また、回答者の約半数が既婚者・パートナーがいる方だったこともあり、保険でつみたてや投資を兼ねている方も。

やはりリスクの大きい、先の見えない投資商品は、なかなか選んではいないようです。

ただ意外に感じたのが、「暗号資産(仮想通貨)・NFTなど(11%)」、ネット銀行などでも手軽にはじめられる「外貨預金」より保有率が高い結果に驚きました。

資産運用や投資に強く興味あり!

気になる投資目的ですが、「老後への備え」が65.1%とこちらは安定の1位

次に多かったのが「資産運用や投資に関心があるから(45.9%)」という答え。手段としては安定は求めつつ、投資への意欲は高く、興味関心が強くあることがわかりました。

「家族の将来のため(30.3%)」「教育資金(7.3%)」目的より、個人の興味欲が高い方が多いとは意外でした!

その視点はなかったと感じたのが、「寄付や困っている人・状況に対して使えるように」というフリー回答。

確かに自分や家族のためでなく、もっと広い視野での投資が個人でもはじめられたら。

もっと積極的に投資を学んだり、実験的なことを試してみたりもできるようになるかもしれません。

資産運用としてのNFTへの興味はまだこれから

意外にも保有率が高かった暗号資産のなかでも、最近毎日のようにニュースで聞くようになった投資商品としても注目されているNFTについても質問してみました。

「興味がある、詳しく知りたい」「興味がない、よく知らない」が双方に約30%と割れる結果に。保有している方はまだほとんどいませんでした。

ただLINE NFTサービスがはじまったり、SNSでも個人の所有するNFTアートをプロフィールに登録できるようになったり、徐々に身近になりつつある過渡期だからこそ、注目してきたいもの。

これからNFTについて、役立つ知識が得られたらとしたら? もっと答えは変わってくるはずです。

いまのお金の悩みは?読者が感じている不安

最後に「現在のお金についての悩みは?」と「お金の成功体験・大失敗エピソードは?」のフリー回答には、具体的な投資テクニックのお悩みや、先が見えない不安からくる切実なコメントも届いていました。

「ポートフォリオの見直しが進まない。 今年は株主優待の知識を深めたい」

「どの程度の元金をどの程度突っ込むとリターンが何だとどのくらい、などのイメージが湧かない」

「原資が足りない」

「銀行に預けても増えない」

「いろいろやってみたいが、勉強する時間も実行する時間もない」

「最低限のことしかせず、漫然と貯蓄メインにしていたことが、失敗だと思うようになってきた」

そもそも、いつまでどうやって働くのか、年金がいつからどのくらいでるのか。

「実際問題、いつまで働けるか生きるかわからない未来のお金について考えることがよくわからなくなってきている」

時代の変化とともに、働き方もお金の価値観も未来が見えづらい状況で、思考停止になりつつある方も見受けられました。

世界情勢が不安で、金利上昇で、物価高、円安もぐんぐん進むーーこんなときだからこそ、働き盛りのビジネスパーソンは足元だけでなくちょっと先をみて、動く勇気や行動力が必要になってくるのかもしれません。

よくわからないから、不安だからと立ち止まっているなら、その背中をそっと押して普通の会社員でも一歩先に進むための知識や、目の前のお金だけに縛られない投資のアイデア、新しい投資思考をこれからマネー特集記事でお届けしていきます。

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ライフハッカー[日本版]マネー特集アンケート(2022年4-5月)概要

集計期間:2022年4月2日〜14日/有効回答数:109/調査方法:ウェブ調査

調査対象:ライフハッカー[日本版]を閲覧する10代後半〜60代まで、性別不問。