人生ではよくあることですが、Windows 11にも、良いものも悪いものも含めた、さまざまな機能が集まっています

Windows OSは、Windows 11でようやく現代的になりました。見た目も美しく、安全で高速ですし、ウィンドウの「スナップ」をアシストする新しい仕組みや、タスクバーのデザイン変更など、優れた機能もいくつかあります。

ただし、前に進もうと努力するなかで、台無しになってしまった機能もいくつかあります。また、新しい機能のなかには、意味がないものや、実に使いにくいものもあるのです

ありがたいのは、このような問題を修正してくれるサードパーティーのツールや、レジストリを変更して以前の機能に戻す方法がたくさんあることです。

今回は、Windows 11で特に使いにくい機能と、その対処法をご紹介します。

1. 右クリックメニューが隠れている

Windows11の右クリックメニュー
Screenshot: Khamosh Pathak

右クリックメニューは、長いこと重宝されてきた機能です。20年以上、変更されたことはありませんでした。

それもそのはず。右クリックメニューは、関連する操作をシンプルに一覧表示してくれる便利なものだからです。

けれどもWindows 11では、それが変更されました。今は、一番上にボタンだけが並び、その下に通常使う操作メニューが表示されます。「その他のオプションを表示」という新しいボタンをクリックすれば、古いコンテキストメニューが開きます。

すべての操作メニューを一括表示してくれる昔のコンテキストメニューに戻したい場合は、「スタート>レジストリエディター」を選び、一番上の欄に以下のアドレスを入力してください。


コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\CLASSES\CLSID\


空きスペースを右クリックし、「新規>キー」を選びます。ここで、新しいキーのところに以下を貼り付けてください。


{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}


次は、今作成したコードを右クリックし、「新規>キー」を選びます。新しいキーに「InprocServer32」という名称を付けます。

InprocServer32フォルダーの「(既定)」をダブルクリックして開きます。何も変更せず、「OK」をクリックして閉じます。これで、値が空のまま設定されます。レジストリエディターを閉じて、パソコンを再起動してください。

再起動すると、右クリックメニューが元に戻っているはずです。

2. エクスプローラーのリボンがコンパクトすぎる

コンパクトになったリボンメニュー
Screenshot: Khamosh Pathak

エクスプローラーのリボンのインターフェースは、以前のものと大分異なります。

Windows 11では、アイコンがいくつかあるコンパクトなバーが表示されるのです。フルサイズのリボンに戻して元の機能も使えるようにしたいなら、レジストリを変更する必要があります

スタート>レジストリエディター」を開き、以下のパスに移動します。


HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions


空きスペースを右クリックして新規>キーを選び、「Blocked」と名前を付けます。ここで右クリックし、「新規>文字列値」を選び、文字列値として以下を入力します


{e2bf9676-5f8f-435c-97eb-11607a5bedf7}


次は、今作成した文字列のファイルをダブルクリックし、「データ値」に「」とタイプします。「OK」を押して変更を保存します。

タスクマネージャー」を開いて「エクスプローラー」を再起動すると、リボンのインターフェースが元に戻っています。

3. タスクバーに「絶対使わないもの」がある

Windows11のタスクバー
Image: Shutterstock

Windows 11のタスクバーは美しくデザイン変更されました。けれども、たいていの人は使わないであろうアイコンもいくつかあります

ウィジェットや仮想デスクトップ、検索、Microsoft Teamsのチャット機能を使う予定がまったくないなら、すべて削除することもできます。

そうするには、タスクバーの空きスペースで右クリックし、「タスクバーの設定」を開きます。「タスクバー項目」で、不要なアイコンを無効にしてください。

4. ダークモードはほとんど使えない

Windows11のダークモード
Image: Shutterstock

Windows 11には、ダークモードがついています。ダークモードというよりダークテーマでしょうか。しかも、オンにするには、わざわざ設定アプリを開かなければなりません。

MacやAndroidのような標準的なダークモードにしたいなら、「Auto Dark Mode」というサードパーティーのアプリを使う必要があります。

アプリをインストールしたら、「時間」のメニューを開き、ダークモードのスケジュールを設定してください。アプリのアイコンを右クリックすれば、ライトモードとダークモードを瞬時に切り替えられます。

モードの切り替え」から、ダークモードを起動するためのグローバル・キーボード・ショートカットを設定することもできます(これについては、以前取り上げています)。

5. タスクバーのサイズを変えられない

サイズ変更できないタスクバー
Screenshot: Khamosh Pathak

デフォルトでは、Windows 11のタスクバーのサイズは変更できません。ノートパソコンの小さい画面の中では場所を取りすぎるから、そのスペースの一部を別のことに使いたいと思っているなら、残念ですがWindowsには何の設定も用意されていません。

ただし、Windows 11のタスクバーを大きくしたり小さくしたりする方法はあります。「スタート>レジストリエディター」を選択し、以下のパスに移動してください。


HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced


空きスペースで右クリックし、「新規>DWORD(32ビット)値」を選びます。「Advanced」フォルダーの一番下に新しい欄が追加されるので、名前を「TaskbarSi」に変更します。

TaskbarSi」をダブルクリックし、「値のデータ」を変更します。タスクバーを小さくしたければ「0」、大きくしたければ「2」を入力してください(「1」は初期設定のサイズです)。「OK」をクリックします。

パソコンを立ち上げ直すか、タスクマネージャーからエクスプローラーを再起動するかして、タスクバーのサイズ変更を反映してください。

6. タスクバーを移動できない

移動できないタスクバー
Screenshot: Khamosh Pathak

同様に、タスクバーを画面の横や上に移動するオプションはありません。

ですが、レジストリを変更して、タスクバーを画面の上に移動する方法はあります(画面の左や右には移動できません)。

スタート>レジストリエディターから、以下のパスに移動してください。


コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StuckRects3


StuckRects3」のフォルダーで、「Settings」ファイルをダブルクリックします。すると、「バイナリ値の編集」のウィンドウが開き、数値がずらりと並んだ画面が表示されます。2行目の左から5番目の数値は、デフォルトでは「03」になっています。

カーソルをこの数値の右端に置き、バックスペースキーを1回押します。そして数値を「01」に変更してください。「OK」を押し、レジストリエディターを終了します。「タスクマネージャー」を開き、「エクスプローラー」を再起動してください。

7. スタートメニューは「なくなった」ようなもの

Windows 11に、スタートメニューはあります。けれども、あなたが記憶しているスタートメニューとは異なります。それに、使い勝手が良いとも言えません。カスタマイズ可能なライブタイルはなくなり、レイアウトすらカスタマイズできなくなりました。

けれども、アプリを使えば、Windows 10のスタートメニューに戻すことができます。信頼できる2つの有料アプリは、「Start11」(837円)と「StartAllBack」(4.99ドル)です。

Source: YouTube, Start11, StartAllBack