リモートワークで次から次へと続くミーティングに疲れていませんか?

画面の中の顔を1日中眺め、机から離れられないと感じている人に、「ウォーキング・ミーティング」を提案したいと思います。

ウォーキング・ミーティングでは、いつもの会議と同じように、同僚やクライアントと話し合いをします。

唯一の違いは、移動しながら、同時に新鮮な空気も吸えることです!

ウォーキング・ミーティングの健康面のメリット

では、ウォーキング・ミーティングはどんなことに役立つでしょう?

当然ながら健康面でメリットがあります。1日中机の前に座っているのは、心身のどちらにも良くないというのは常識ですが、悲しいかなデスクワークの比率は、1950年から83%も増加しています。

残念なことに、座っていることで、うつ病や心疾患、癌などを含む、深刻な病気になるリスクは増加します。

メイヨー・クリニックの内科教授James Levine氏は、「座っているのは喫煙以上に危険で、HIVよりも多くの人が死に、パラシュートで降下するより危険性が高いです。死ぬために座っているようなものです」と言っています。

立って、動き回ったほうがいい理由として、かなり説得力があります。では、ウォーキング・ミーティングはどのように役立つのでしょうか?

  • 血液循環:血流が良くなり、体内の血流が停滞しているところに健康的な血液循環を促します。
  • メンタルヘルス:外を歩くことで得られる酸素やビタミンDは、気分を良くし、睡眠の質を向上させ、不安やうつの症状を軽減します。
  • 有酸素運動:どんなペースの運動でも、徐々に心拍を上げ、血圧を下げます。
  • 創造力:脳の血流が良くなると、創造力が81〜100%向上すると言われています。
  • 集中力:1日のうちに定期的に体を動かすことで、机に向かっていることによるスランプから脱却し、新たなエネルギーと集中力が湧いてきます。

ウォーキング・ミーティングの7つのポイント

リモートワークになる前までは、ウォーキング・ミーティングは同僚とコーヒーを飲みながら、その辺り(ドラマ「ザ・ホワイトハウス」ではホワイトハウスの周り)を歩くような簡単なことでした。

バーチャルなウォーキング・ミーティングも、対面のウォーキング・ミーティングと同じメリットがあります。

ただ、事前に準備が必要です。今回ご紹介する方法で、バーチャルなウォーキング・ミーティングが、机の前に座って会議するのと同じくらい確実に生産的なものになります。

1. インターネット接続が安定している場所でする

歩いている出先で、Wi-Fiが弱くならないか心配だと思います。ウォーキング・ミーティング中に起こりそうな問題を想定して、練習をしておいたほうがいいでしょう。

また、コーヒーショップのWi-Fiを使って店内で仕事をするなどの、代替案を用意しておきましょう。もしくは、自宅周辺の近距離を歩き回れば、万が一接続が悪くても自宅にすぐに戻れます。

2. ウォーキング・ミーティングに最適なヘッドホンを使う

車の騒音、吠える犬、工事現場の音などは、どれも机からのリモート会議中でもよくある音声トラブルです。この問題は、外にいるとさらに大きくなります。

この問題を解決するには、マイクが搭載されているノイズキャンセリング・ヘッドホンを装着することです。いくつか選択肢を上げてみましょう。

  • Sony WH-1000XM4
  • Bose Noise Canceling Headphones 700
  • Apple AirPods Pro

3. ウォーキング・ミーティングに合った会議を選ぶ

自分はほとんど話を聞いているだけで話さないような、大人数のビデオ会議に定期的に参加している場合は、ウォーキング・ミーティングに最適です。

しかし、すべての会議がウォーキング・ミーティングに向いているわけではありません。自分のパソコン画面を共有したり、大事なプレゼンをするような時は、机に座ってやったほうが良いです。

4. 一体感や結束力を高めるのに使う

リモートで働くチームメンバーや部署の同僚のことを知るのは難しいですし、新参者であればなおさらです。

会社の雰囲気を良くすることに力を入れている組織であれば、ウォーキング・ミーティングで垣根を取り払い、チームがリラックスすることができます。

ウォーキング・ミーティングの時間を決めて、スニーカーを履いて(犬と一緒でもあり)、あとは同僚とおしゃべりするだけです。それぞれの拠点や、ウォーキングに選んだ場所、歩きながら見えているものなどについて話しましょう。

5. ビデオ通話ではなく音声通話にする

気軽な会話でなければ、ビデオ通話はウォーキング・ミーティングに最適な形式ではありません。

第一の理由は、机に座って会議に参加している人たちの気が散るからです。次に、iPhoneで顔を見せながら歩いていると危ない可能性があるからです。

ZoomやGoogle Meet、FaceTimeなどで会議の予定がある場合は、音声通話を選びましょう。チームメンバーや上司に前もって伝えておけば、あなたが歩いていることがわかっているので、カメラをオンにするよう求めてきません。

6. 会議のアジェンダを決める

不意を突かれるのは誰だって嫌なものなので、会議のアジェンダは前もって決めるか、受け取っておけば、通話する場合に準備ができます。

アジェンダが、進捗状況やプロジェクトの最新情報をチーム内で共有するなど、重要な詳細について話し合うものなのかもしれません。会議のアジェンダによって、ウォーキング・ミーティングを選ぶかどうかを決めることができます。

7. ウォーキング・ミーティング用のアプリをダウンロードする

ウォーキング・ミーティングが普及してきたので、移動しながら生産的に共同作業できるアプリが、次々と出てきています。中でもダウンロードするのにおすすめなのは、Googleカレンダーと連携して管理できる「Beenote」です。

ウォーキング・ミーティングの参加者が、このアプリを使うメリットは以下の通りです。

  • 会議の記録:「Beenote」で会議を記録し、家に帰って机で資料を見直すことができます。
  • 写真やファイルの添付:スクリーンショットや画像、ドキュメントを会議のメモに素早く添付できます。
  • 自然発生的な会議:不意に持ちかけられても、どんな場所からでも、急な会議の記録ができます
  • タスクマネージャー:チームや個人のタスクをアプリ内で作成できます。
Beenote
Screenshot: MakeUseOf

「Beenote」は、14日間のトライアルがあるので試してみてください。月額の料金は10.40ドルからですが、1年間分まとめて払うと2カ月分無料です。

バーチャルのウォーキング・ミーティングをしよう

自宅のデスクから参加する会議があまりにも多すぎて、やる気が出なかったり、なまけたくなったりしていませんか?

今こそ、気分を替えて、外に出ましょう。健康にも良いです。今度「Calendly」で会議の予定を入れる時は、どの会議をウォーキング・ミーティングにするか選ぶだけで、簡単に実行できます。

Source: Forbes, StartStanding, PsychologyToday, WSJ, beenote

Original Article: 7 Tips for an Effective Walking Meeting by MakeUseOf