解雇されると、世界の終わりのような気がするものです。確かに、生活の少なからぬ部分が終焉を迎えたわけですから、それはそれで恐ろしいことです。

まず、経済的に不安になり、それが住まいや食事、医療、教育、余暇活動などにも及びますし、自分のアイデンティティに関しても不安になります。

でも、まずは次のことからはじめてみましょう。

自分には社員以外の側面もあることを思い出す

仕事を辞めた途端に、自分のアイデンティティの一部が切り離されてしまいます。

ですから、地に足を着けるために、自分という人間は、多くの側面があることを思い出しましょう。

メモアプリを開いて(あるいは紙とペンを用意して)、自分にまだあるものをすべてリストアップすることで、自分自身を新たな方向に設定します。

誰かの親や兄弟や親友である自分、木工が趣味の自分、思いやりをもって人の話を聞ける自分..。要するに、自分にはさまざまな側面があり、それぞれの良い部分が、失業して落ち込んでいる状況から救い出してくれるはずです。

自分に関するリストを見返してみましょう。

書き出したことのうち、すぐに役立ちそうなものはどれでしょう。それをマントラにしましょう。

「自分には豊富な人的財産がある」と書き出したなら、人脈作りの機会を探すときに、それを自分に言い聞かせてください。

「自分には決断力がある」と書き出したのなら、求職活動の応募書類を書く間、何度もそれを口に出してみましょう。

「自分は現実的だ」と書いたのなら、すぐに面接にこぎつけられなかったとしても、そのことを心に留めておきましょう。

予算を見直す

いくらポジティブな言葉を一日中繰り返し唱えても、失業によりスケジュール構成の大きな部分を失うだけでなく、経済的な安定も失うというストレスを完全に払拭することはできません。

たとえ、定職以外のささやかな仕事や副業があっても、以前の稼ぎを一時的であれ稼げていないというシンプルな事実があります。

オンラインバンキングにログインして、当座預金口座を確認し、パソコンで表計算ソフトを開きましょう。

まず、過去1カ月に差し引かれたすべての支出をリストアップすることからはじめます。

具体的には、家賃、美容院代、ストリーミング配信のサブスク、スタバ、犬のおもちゃ、新しい服、子どもの科学博覧会のプロジェクトのための画材などです。各出費の横の列には、何のための支出かを記入します。

次に、さらに多くの列を使ってスプレッドシートを整理します。最初の列には、絶対に必要なものをリストアップします。次の列には、必要ではないけれど、あると嬉しいものを記入してください。

最後の列には、必要でなかった支出を記入します。つまり、少なくとも今は、なくても済むものをすべて書き出すのです。

時間をかけて、それぞれの列を正直に吟味しましょう。深く考えていくと、列を移動させることになる項目がいくつか出てくるはずです。

各列の総額を集計してください。最初のセクションの合計は、生きるために必要な額です。

2番目のセクションの合計は、ボーナスと考えていいもの、作りたいもの、最初のセクションが満たされたら支出していいものです。とりあえず、最後の列の出費はすべて削りましょう。

特に退職金が出る場合は、貯蓄に回す予算も確保してください。

会社は、解雇したときに退職金やその他の支払いに関して明確に説明しているはずですが、そうでない場合は、人事担当者にメールしましょう。

自分の権利についてよく読み資格があれば失業手当を申請し、健康保険の選択肢を確認してください。

こうしたことはすべて、失職した日から数日以内にできるので、少なくとも新しいことを始める感じがして気分が良くなります。

新しいキャリアの選択肢を検討する

何らかの理由で、前の仕事はうまくいかなくなりました。たとえ好きな仕事だったとしても、決定権を持つ人物があなたをその仕事から外す選択をしたのです。

それは傷つくことですが、同時に、人にはそれぞれ違ったスキル、ニーズ、野心があることを思い出させてくれます。早く再就職したいところですが、この機会に自分を見つめ直してみましょう。

最初の数日間は、悲しみに打ちひしがれながら、あらゆる種類の仕事に応募して、引っかかるものがないかを確かめたくなるかもしれません。それはそれでいいのです。収入と健康保険が確保できれば、ストレスはかなり解消されるはずです。

でも、この時期は、自分が本当に望んでいることと向き合ってみてください。離職した職場ではどのような気持ちだったか考えてみましょう。夢の業界の夢の会社で働いていましたか?

その答えは、失業が長引き、悲しみの段階が進むにつれて、ある日は仕事が恋しくなり、その翌日には仕事のことを考えるだけで怒りがこみ上げてくるというように、日々変化するかもしれません。

オンラインで職業適性検査を受けてみましょう。無料で受けられるものが山ほどあります

インターネットで質問に回答しても、人生で何をすべきか魔法のように明確に教えてくれるわけではありませんが、質問に答えるだけでも、自分が将来追求したいことを見つける助けになります。また、メンターを探すのもいいでしょう。

同じ業界の尊敬する人たちに声をかけてアドバイスをもらってください。

そして、事態は好転するという事実を見失わないようにしてください。


Source: Findlow, 123Test, Assesment