現地時間3月8日にオンラインで行われたAppleのビッグイベント「Peek Performance」では、今年登場する新製品やチップの数々が発表されました。

AppleはSEをリフレッシュして、iPhone 13シリーズと同じA15 Bionicチップと5Gを追加しました。

この2つの大きなアップデートは、SEが高速で、長時間使えることを意味します。

しかし、何かを買う前にその製品の良い部分だけ見てはいけません。Appleが価格を抑える上で取り組んでいることに注目します。

ついに出た! iPhone SE、iPad Air、Mac Studio、Studio Displayのすべて【5分でわかる #AppleEvent 】 | ライフハッカー[日本版]

ついに出た! iPhone SE、iPad Air、Mac Studio、Studio Displayのすべて【5分でわかる #AppleEvent 】 | ライフハッカー[日本版]

1. 外見は2017年版をそのまま再現している

第3世代のSEには確かにウリとなる改良点はありますが、全体的なデザインは取り立てて誇れるところはありません。

Appleは、2020年のiPhone SEと基本的に同じフォームファクターを維持しており、それは、2017年のiPhone 8をほぼ正確にコピーしています。この3機種を並べたら、どれがこの10年間に作られたものなのか、見分けるのは難しいでしょう。

とはいえ、この「時代遅れ」なデザインは、誰にとっても嫌なものではないはずです。正直なところ、私はこのデザインを気に入っています。

上下の巨大なベゼルはホームボタンと相まって、クラシックなiPhoneと呼ぶにふさわしいものです。また、Touch IDの機能性には定評があります。

2. 値段が高くなった、でもほんの少しだけ

そうなんです。5万7800円が、この「お手頃」iPhoneの新しい入場料です。

この値札は、昔のようにキーボードからすべり落ちるわけではありませんが、このスマホの一連の機能と将来性のあるチップのセットを考えると、かなり堅実な設定と言えるでしょう。

3. カメラは改良されたがまだベストではない

2020年のSEは、栄えあるiPhone 8のカメラに加えて、A13 Bionicチップを搭載したパワーアップしたモデルでした。良い写真が撮れましたが、同じ年に発売されたiPhone 12のラインナップには勝てませんでした。

Appleは新しいSEでリアカメラを改良し、Smart HDR 4や写真スタイルなどの現代的な機能を追加しました。

さらに、超高速のA15チップがソフトウェアによる微調整で写真撮影を向上。

SE 3で撮った写真はSE 2で撮った写真より確実に優れています。

しかし、このデバイスにはまだカメラが1つしか搭載されておらず、iPhone 13で見られるような忠実な映像は得られません。

Appleはフロントカメラにさえ手をつけていないので、セルフィーは2年前とまったく同じに見えることになります。つまり、4Kセルフィー動画も、ポートレートセルフィーもないというわけです。

私としては、正直言うと、ナイトモードがあればすべて許せるのですが。

Appleよ、なぜ新しいSEにはナイトモードがないのだ!

A15チップを搭載し、カメラのハードウェアの性能は間違いなく十分に良いものです。

ナイトモードのためだけに数万円近くも払ってiPhone 13を買う人がいるとは思えないので、将来ソフトウェアをアップデート際に追加してみてはどうでしょう。

Appleもそうしたいはずです。

4. 耐久性が心配

スマホが新しくなるたびに、Appleはそのスマホがいかに「丈夫」か自慢したがります。

フラッグシップデバイスでは、「スマホで最も丈夫なガラス」であるセラミックシールドのおかげで、ガラスの耐久性は高まる一方です。

しかし、AppleはこのSEにこのガラス技術を用いないことにしたので、その分だけ、このSEはひびが入ったり砕けたりする可能性が高いことになります。

5. デフォルトのストレージが64GBしかない

iPhoneのストレージがデフォルトで16GBしかない世界ではなくなったのはありがたいと思っています。

でも2022年に64GBではまだちょっと少なくないでしょうか。iPhone 13と13 miniは128GBからですよ!これは、SEが「安価な」iPhoneだからだと思います。

でも、購入したストレージをiPhoneの寿命が来るまで使い続けることを考えると、ベースモデルでもっと多くのストレージが提供されてもいいのではないでしょうか。

6. MagSafeに対応していない

MagSafeは、iPhoneの背面に充電器やアクセサリーを磁石でくっつけることができる楽しい技術です。

残念ながら、新しいSEはMagSafeに対応していないので、アクセサリーは(単体では)くっつきません。MagSafe充電器があるなら、このSEでも使用できますが、標準的なワイヤレス充電器としてしか使用できません。

7. バッテリー持続時間がiPhone 13より短い

2020年のSEの数少ない(しかし大きな)不満は、バッテリーの持続時間でした。

13時間の動画再生(その動画がストリーミングの場合は8時間)と40時間のオーディオ再生では、実用的なバッテリー体験を提供しているとは言えませんでした。

Appleは今年、これらのスペックをそれぞれ15時間、10時間、50時間に延長して、改善しました。

しかし、iPhone 13のバッテリーの持続時間は17時間、13時間、55時間なので、新しいSEのバッテリー持続時間はまだそれより劣っています。

8. それでも新しいiPhone SEは魅力的

iPhone SEは、欠点や短所があるにしても、信じられないほどお買い得です。

Appleの最新にして最高のA15 Bionicチップ(今後数年間のソフトウェアのサポートを保証しています)、5G接続、堅固なリアカメラなど、iPhoneに不可欠な機能が5万円台で手に入るんですから。

OLEDディスプレイ、Face ID、強化されたフロントカメラとリアカメラなど、きらびやかな機能を手放しがたいと思う人はたくさんいるでしょう。

しかし、そんなことはどうでもいいという人のほうが圧倒的に多いはずで、このiPhoneはそういう人たちが必要とする以上のものをすべて備えています。

テクノロジーにおいては、最新かつ最高を渇望している私ですが、もし今使っているiPhoneがダメになってしまったら、このSEは私の購入リストのトップに位置することでしょう。


Source: 9to5Mac