Googleドライブにファイルを保存している場合、ファイルのセキュリティを確認することが大事です。

うれしいことに、Googleドライブのファイルを誰からも見られないように、プライベートで安全な状態に保つ方法はたくさんあります。

今回は、Googleドライブの自分のアカウントのセキュリティを向上させ、自分のファイルに不正なアクセスをさせないようにする、実用的な方法を見ていきましょう。

1. 自分のGoogleアカウントを守る

Googleドライブは、GmailやYouTubeなどのサービスと連携している、広範囲なGoogleアカウントの配下にあるので、Googleアカウントをしっかりと守ることが極めて重要です。

弱いパスワードを使用していたり、2段階認証を有効にしていなかったり、ほかにもセキュリティ面でのミスを犯している場合、Googleドライブのアカウントは簡単に侵入されるおそれがあります。

Googleアカウントを守るガイド記事にしたがって、アカウントの基本的なセキュリティを補強してください。これは、Googleドライブに特化したアドバイスを読む前でも、Googleドライブを安全に守ることに大いに役立ちます。

2. ファイルの共有に注意する

Googleドライブでファイル共有をすると、ファイルにアクセスできる人数がかなり増えるので、ファイルを共有する時は慎重にしなければなりません。基本事項の再確認が必要な場合は、Googleドライブで共有ファイルを管理する方法を見てみてください。

できれば、フォルダやファイルは、アクセスしなければならない特定の人たちだけと共有したほうがいいです。

リンクを知っている全員と共有するのは便利ですが、リンクを入手した人は、好きなだけほかの人たちともリンクを共有できるということを忘れないでください。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

リンクを知っている全員が利用できるコンテンツの場合、共有相手を「閲覧者」か「閲覧者(コメント可)」に制限するのが賢明です。

リンクを知っている共有相手を「編集者」にすると、あなたのファイルを改ざんする可能性があります。

3. ほかの編集者に権限を変更させない

自分のGoogleドライブのファイルを、ほかの人が編集できるようにしている場合、その人たちが「編集者」を追加するオプションを無効にしたほうがいいです。つまり、ファイルを変更(編集)できる人を決めるのは自分だけにするということです。

この設定をするには、ファイルやフォルダの「共有」ボタンをクリックし、共有のウィンドウの右上にある設定のアイコンをクリックして、「編集者は権限を変更して共有できます」のチェックボックスを外して、ほかの人の権限を減らしましょう。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

ファイルの場合も、「閲覧者と閲覧者(コメント可)に、ダウンロード、印刷、コピーの項目を表示する」を無効にすることができます。

これによって、情報をほかの場所にコピーしにくくなりますが、絶対にできないわけではありません(たとえばスクリーンショットを撮ることはできます)。

4. 共有したドキュメントは定期的にチェックする

少し前に誰かにファイルを共有したからといって、その人がずっとそのファイルにアクセスする必要があるとは限りません。

Googleドライブで共有したファイルを定期的にチェックして、必要ない人の共有権限は削除するのが賢明です。

残念ながら、Googleドライブには、共有したすべてのファイルを一度に見る方法がありません。検索条件にないので、「共有アイテム」で受信した共有ファイルは表示されますが、送信した共有ファイルは表示されません。

ですから、自分が共有したファイルやフォルダは、共有メニューを開いて確認するしかありません。

この方法では時間がかかるので、サードパーティの「WhoHasAccess」で解決するのがおすすめです。

Googleドライブのアカウント全体の共有ファイルとフォルダをスキャンして、現在共有しているものを表示し、共有相手を削除できる無料のツールです。共有ファイルがたくさんある人は試してみてはいかがでしょうか。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

5. Googleドライブにリンクしたアプリを調べる

リンクしたアプリはアカウントの多くのデータにアクセスできます。つまり、Googleドライブにリンクしたことがあるアプリは、今でもすべて信頼でき、使っているかを確認したほうがいいです。

これを調べるには、Googleドライブのウィンドウの右上にある設定アイコンをクリックし、「設定 > アプリの管理」に行きます。

ここにGoogleドライブにリンクしたことのあるアプリの一覧が表示されます。

デフォルトで使用のチェックボックスにチェックが入っていると、Googleドライブ内にある互換性のあるファイルをそのアプリで開くことができます(たとえばJPEGファイルをフォトエディターで読み込むなど)。

場合によっては、「隠れたアプリのデータ」を使用しているアプリの削除に気づくかもしれません。

アクティブなアプリを削除するには、「オプション」で「ドライブから接続解除」を選びます。非アクティブなアプリで、ファイルを残しておきたくない場合は、「オプション」で「隠れたアプリのデータを削除」を選びます。

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

ブラウザの拡張機能を整理するように、使っていないアプリは削除したほうがいいです。Googleドライブにリンクしているアプリが少なければ少ないほど、攻撃される可能性のある対象が少ないということです。

6. ファイルを暗号化してからアップロードする

これまでの方法は、自分のGoogleドライブのデータをほかの人から守ることを意識したものです。しかし、データに対する脅威はそれだけではありません。

Googleドライブにアップロードしているファイルを暗号化していないと、Googleは理論的にはあなたのGoogle ドライブのファイルにアクセスできることになります。

また、アタッカーがGoogleドライブに侵入したら、あなたのデータが見られる可能性があります。

ですから、さらにセキュリティを追加するために、Googleドライブにアップロードする前にファイルを暗号化するのが賢明です。

暗号化キーがなければ、Googleやほかの悪意ある他者はあなたのファイルを見ることができません。

ファイルの暗号化がいかに効果があるかというガイド記事も読んでみてください。データをローカルで暗号化したら、盗み見ようとする人たちから、さらにデータを守ることができます。

さらにファイルを保護したい場合は、「Cryptomator」のようなGoogleドライブのセキュリティを向上させる専用ツールを検討してもいいかもしれません。

7. 機密ファイルにはGoogleドライブを使わない

Googleドライブにアップロードしたファイルを守るためにできることはたくさんありますが、機密度の高い情報はGoogleドライブにアップしないほうがいいです。

Googleは、あなたの情報を守るために業界標準の暗号化技術を使っていますし、上記の方法でさらに情報を守ることもできます。

しかし、他者のサーバにファイルをアップロードしたら、その安全性は保証できません。

Googleドライブにある旅行の写真、ブログの下書き、書きかけのGoogleシートのファイルなどは、外部に漏れたとしてもそこまでリスクはないので、あまり危険ではありません。

しかし、最大限のセキュリティを確保するためには、社会保障番号や身分証明書などの個人情報、パスワードを含むバックアップコード、そのほかの機密情報はアップロードしないほうがいいです。このようなデータが漏洩したら、非常に大きな損失になります

Googleドライブにアップロードするファイルは、すべてGoogleに一任しているということを忘れないでください。漏洩したら大変なことになるようなものはアップロードしないでください。

Googleドライブのアカウントを安全に守る

Googleドライブのアカウントを守る方法を見てきましたが、要するに自分のGoogleアカウントを安全に守り、ファイル共有する相手に気をつけ、機密情報はGoogleドライブにアップロードしないということです。

ほかのクラウドストレージサービスを使っている場合は、そのアカウントを安全に守ることにも時間をかけたほうがいいでしょう。

Image: ShutterStock / Source: WhoHasAccess, Cryptomator

Original Article: 7 Essential Tips to Secure Google Drive by MakeUseOf