リモートワーカーの2人に1人が抱えているストレス…何だか分かりますか?
それは、自宅の「通信環境」です。ソニーネットワークコミュニケーションズが2022年3月に発表した「通信回線が業務効率に与える影響、その損失に関する調査」によると、在宅勤務者の2人に1人が自宅の通信環境にストレスを感じている、というのです。
さらに、インターネットの通信環境に問題があった場合、作業効率は平均約4割低下するという結果になりました。現代は、自宅の通信環境に仕事の生産性が左右される時代といっても過言ではありません。
この調査結果について詳しくチェックしながら、ネット環境をどう見直せばいいのか、考えていきましょう。
自宅の通信環境は仕事に必須の「インフラ」
本調査は、2022年3月11日から13日の期間、週一度以上在宅勤務で自宅のインターネットを使用する男女20代から50代の500名を対象に実施されました。
まず、在宅勤務者に対して、「普段、自宅の通信環境にストレスを感じたことがありますか?」と質問したところ、「強いストレスがある」「ややストレスを感じたことがある」と回答した人が49.6%に上りました。

「最も困る場面」としては「仕事(テレビ会議含む)で利用している時」が36.9%で1位。これは、体感的に同意できます。オンライン会議で相手の声が聞こえなくなったり、こちらの声が届かなかったりといったことは日常茶飯事と化しているからです。
この調査結果を受けて、経済アナリストの馬淵磨理子さんは「コロナ禍によって、インターネットの通信環境は重要なインフラになった」として、次のようにコメントしています。
「インフラはストレスを感じなくなり、存在していることを皆が忘れてしまうレベルになって初めてインフラとして完成します。
インターネットの通信環境に対して、多くの方がストレスを感じている現状では、遂行されるはずだった業務が滞っている可能性が高いです。また、集中するべき業務ではないところに負荷がかかり、労働意欲を削ぐことにもつながりかねません」
回線状況が悪いままだと年間1.3億円もの損失に!?
次は「インターネット回線状況が良い場合と比べ、 インターネット回線状況が悪い場合のリモートワーク時の仕事の生産性が下がったと感じたことはありますか?」という設問。
これに対しては、52%が「ある」と回答。さらに、「インターネット回線状況が良い場合の仕事の生産性を100%とした場合、 回線状況が悪い場合の生産性は何%か?」という設問に対しては、平均「60.9%」と大幅な下落を見せ、39.1%も生産性が低下するという衝撃的な結果になりました。

これでは、いくらさまざまな努力と工夫で仕事の生産性を高めたとしても、すべて台無しです。仕事をする上では、環境が何より大事であるということが改めて確認できました。
さらに、上記の作業効率の低下(39.1%)を社員数100人の会社で、在宅勤務率が64%と仮定して損失額を算出すると、年間で約1.3億円の損失になる可能性があるようなのです。

100人規模の会社というと、いわゆる中小企業に当たりますが、それでも年間で1億円を超える損失とは驚きです。これが赤字であれば、会社が傾きかねない話ではないでしょうか。大企業であれば社員数も増えるため、さらに損失は大きく膨らむことでしょう。
自宅のネット回線とその費用、把握してますか?
ここまでの結果で「通信環境の重要性」が非常によく分かったのですが、一方で「実際に通信環境をどう考えているか」となると、実は多くの人が気にしてはいないようです。
「どこの会社(サービス)を利用しているか、また、どのくらいの費用がかかっているか把握していますか?」との設問に対して、サービスは10人に1人、費用は5人に1人が「把握していない」と回答していました。

さらに、インターネット回線契約についてどのように決めたかという設問に関しては、「引っ越し時に付いていたものになんとなくそのまま決めた(23.4%)」「お店の人(携帯電話ショップ・家電量販店等)に勧められて決めた(16.4%)」など、約4割の人がネット回線をきちんと選べていない事実が明らかになりました。

これについては、もしかしたら「どこを選んでもあまり変わらない」と考えている人も少なくないのかもしれません。あるいは、「どのサービスを選べば通信環境がよくなるのかわからない」という人もいるでしょう。
そんな人におすすめしたいのが「NURO 光」。高速通信とリーズナブルな価格が特徴の光回線サービスです。
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NURO 光は、J.D. パワーの「固定ブロードバンド回線サービス」の関東エリアで顧客満足度6年連続No.1を記録している光回線サービス。
動画配信サービス、オンラインゲームなど、インターネットを通じて配信される高画質・大容量コンテンツを「複数デバイス」で「同時に利用」しても、ストレスなく楽しめる高速回線が一番の魅力です。
仕事をする上でも、重いデータのダウンロード待ちやオンライン会議での通信トラブルなどは限りなく少なくなることでしょう。
プランも「最大速度:上り 1Gbps / 下り 2Gbps」のベーシックなプランから「上り下り最大概ね10Gbps」の超高速プランまで、個人の仕事や生活スタイルに合わせて適切なプランを選ぶことができます。
馬淵さんも、「企業として、在宅勤務をする従業員のインターネット通信環境を手厚くサポートする必要性がある」として、次のようにコメントしました。
「企業側が従業員の在宅ワークのネット環境をきちんと整えることは、業務の効率化や企業業績にも好影響を及ぼします。
そして、個人も当事者意識を強めて『インターネット回線サービスをしっかりと選ぶ』ことが重要です」
仕事の生産性を高めつつ、個人としてもゲームや動画コンテンツを快適に楽しめるように、NURO光の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
Source: NURO 光