「きっと次こそ忘れない」と決意を固めても、人間は忘れる生き物だということを日々実感している筆者。

一番多い忘れごとは、iPhoneをどこに置いたかということ。次点で稀ではあるが財布をどこに置いたのかわからなくなってあたふたすることがあります。

滅多になくさないものではありますが、どちらも見当たらないと焦ってしまい、毎回もう二度とこんな気持ちになりたくない! と思うもの。

探し物をすぐに見つけるTile。機能もアップデート

そんな探し物が多い筆者が「欲しいけど、どのくらい便利なんだろう」と購入を検討していたのがスマートトラッカー「Tile」iOSとAndroidの両方のスマートフォンで使用することができるので、スマホを買い替えた時のことも考えてTileを使ってみました。

「Tile Pro」4,680円(税込)
「Tile Pro」4,680円(税込)

ハイエンドモデルである「Tile Pro(2022)」は、日常的に使う「鍵」に合うようにデザインと感触を一新しており、超軽量。正直、鍵よりも軽く違和感もなくマッチしていて、付けているのを忘れるくらい。

Bluetoothの接続距離はモデルのなかでも最大の約120mで、音量もラインナップのなかで一番大きいのだとか。防水機能がアップされたので、雨の日でも安心で助かります。

「IP67」という防水機能の向上のおかげで、スキーやスイミングなどの幅広いスポーツシーンにも対応できるようになったのが大きなポイントです。

Tile Slimは、財布に入れても邪魔にならない薄さ

「Tile Slim」4,680円(税込)
「Tile Slim」4,680円(税込)

手にとって一番驚いたのは、カード型の「Tile Slim(2022)」の薄さ。これほどの薄さとは思わず、手持ちのショップカードと並べてみるとほぼ同じ大きさ。

横から見てもコーヒーショップのカードより少しだけ厚みがあるだけで、財布やパスケース、ラゲージタグなど「取り付けられそうにないな」と諦めていたものにもTileを忍ばせることが可能です。

筆者の場合は、なくしがちな財布のカード入れに入れてみました。三つ折り財布ですが、Tile Slimを入れてもボタンが閉まらないということもなく、そのスリムさは想像以上

こちらも2022バージョンはになり接続距離は45mから約75mに向上。

財布をなくしたと思ったら、バッグから飛び出て車の隙間に入り込んでおり、駐車料金が払えない! という苦い思い出のある筆者も、これなら一安心です。

電池交換も可能。 専用のアプリも使いやすい

我が家でよくある光景は、ソファでくつろぎながらスマホを触っていて、別の場所に行ったり何かをした時にスマホの行方がわからなくなること。

ソファの隙間に落ちていてその度に誰かに電話をかけてもらって行方を探す、なんてことを繰り返していました。

今ではTileのボタンを2回クリックすれば、スマホの呼び出し音が鳴り、どこにあるのか知らせてくれます。

Tileアプリは無料で、端末の設定からデバイスの検索、呼び出し音の設定が可能。月額360円(税込)または年額3,600円のサブスクリプションサービスでは、スマートアラート共有無制限ロケーション履歴といった機能も搭載されています。

気になる電池寿命ですが、Tile Proは最大約1年(電池交換可能)、Tile Slimは電池交換はできませんが最大約3年と長寿命に。

夫のAir Tagと比べてみるとTile Proの大きさはあまり変わらないですが、呼び出し音はTileの方が大きめ。探し物も見つけやすくて良いなと思いました。

また、Air Tagにはカード型は販売されてないので、「これすごい便利そう! 」と夫も欲しがるほど評判が良かったのが、Tile Slim。

探す労力を減らせるのは、思いのほか快適。「もうこれなしでは生活できないかも」と思うほど、もっと早く使いはじめれば良かったなと、探すボタンを押す度に実感しています。

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文・写真:カマタユキコ

商品提供: Tile