iPhone、iPad、Macに搭載されている「スクリーンタイム」機能のことは、よくご存じかもしれません。

画面を見つめている時間の長さの統計を常に表示している機能です。

確かにこの機能は、人や物を見ずに自分のデバイスだけ見ている時間を直視させるのに有効かもしれません。

理論的には、より深く掘り下げ、レポートを読むことで、特定のソーシャルメディアアプリを使いすぎているかどうかを調べることもできます。

しかし、「スクリーンタイム」機能には、罪悪感を抱かせるような機能の他に、その知識を使ってデバイスとの関係改善につながるものもあるんです。

1.中毒性のあるアプリを制限する

「設定」の「スクリーンタイム」機能を有効にして、数日分のデータを入手したら、次は、そのデータを利用して十分な情報に基づいた判断を下します。

iPhoneやiPadの「設定」アプリ(Macの場合は「システム環境設定」)を開き、「スクリーンタイム」に進みましょう。ここで、1日または1週間のデータを見て、時間を使いすぎているアプリやWebサイトをメモします。

アプリを選んで下にスワイプし、「制限の追加」を選択。時間(および曜日)を設定し、「追加」ボタンをタップ。

そのアプリを割り当てられた時間分使用すると、「スクリーンタイム」がアプリへのアクセスをブロックします。延長したり、無視したりすることもできますが、意識的にそれを選択する必要があります。

2.「休止時間」を利用して、特定のアプリや通話を自動的にブロックする

朝や就寝前に無心で画面をスクロールしていると、あっという間に1時間経ってしまうことがよくあります。そんなときに役立つのが、「休止時間」機能です。

この機能は、「お休みモード」のステロイド版のようなものです。スケジュールでオンにすることができ、有効にすると、ほとんどのアプリ、メッセージ、通話へのアクセスがブロックされます。

それでも、アクセスできるアプリや通知のホワイトリストを作成することもできます。

設定」→「スクリーンタイム」→「休止時間」と進み、「スケジュール」オプションを有効にします(あるいは、深夜まで「休止時間」機能をオンにすることもできます)。

日付と時刻をカスタマイズし、「スクリーンタイム」セクションに戻って、「常に許可」にすると、「休止時間」中であっても、常にアクセスを許可するアプリや連絡先を選択できます。

3.デバイスの「スクリーンタイム」レポートを表示する

「スクリーンタイム」はデフォルトではユーザーのすべてのデバイスの「スクリーンタイム」の合計を表示します。でも、ご心配なく。昨日、14時間もiPhoneを使っていたわけではありません。

iPhoneで「スクリーンタイム」レポートを表示しているときに、「デバイス」ボタンをタップすると、現在のデバイスだけでなく、Appleアカウントに接続されているすべてのデバイスのスクリーンタイムを確認することができます。

4.「スクリーンタイム」のパスコードを作成する

「スクリーンタイム」機能では、「スクリーンタイム」専用のパスコードを別途作成することができます。

是非、そうしてください。このパスコードは、「スクリーンタイム」の設定を変更したり、特定のアプリケーションの制限時間を延長したりする際に使用します。

このパスコードには2つの使い方があります。まず、子どもが特定のアプリにアクセスするのを制限するために使います。それ以上に重要なのは、時間制限を延長したいという誘惑に抗うためにも使用することです。

パートナーや友人にパスコードを作成してもらうと、制限時間を延長したいときの障害がひとつ増えます。

パスコードの作り方は、「設定」→「スクリーンタイム」→「スクリーンタイムのパスコードを設定」で行います。

5.Appleデバイスごとに異なる「スクリーンタイム」ルールを設定する

デフォルトでは、「スクリーンタイム」はすべての設定と制限を、すべてのAppleデバイス間で同期します。理論的には、これは便利です。iPhoneのTwitterアプリに30分の制限を設定すると、MacでTwitterのWebサイトを使ってもその制限を回避することができません。

しかし、勤務時間中に特定のアプリを使用する必要があるなど、デバイスごとに異なるルールを適用したい場合、どうすればよいでしょうか。あるいは、特定のデバイスで制限を気にしたくない場合は?

そのような場合は、デバイス間で「スクリーンタイム」の設定を共有しないようにするしかありません。

Macでは、「システム環境設定」→「スクリーンタイム」→「オプション」→「デバイス間での共有」と進み、この機能を無効にすることができます。

iPhoneとiPadでは、「設定」→「スクリーンタイム」→「デバイス間での共有」と進むと、この機能を無効にする方法が確認できます。

6.iPhoneのホーム画面にウィジェットを追加して「スクリーンタイム」と向き合う

「スクリーンタイム」は、週末ごとにまとめて通知を送ってくれますが、それだけでは十分とは言えません。本気でスクリーンタイムを減らしたいなら、常にリマインドしてもらう必要があります。

そのためには、ホーム画面に「スクリーンタイム」ウィジェットを置くのが一番です。

このウィジェットは3種類のサイズがあり、1日の合計スクリーンタイムと、トップアプリの使用時間を表示します。

設定するには、iPhoneやiPadのホーム画面で、何もないところを長押しします。画面左上の「プラス」ボタンをタップし、「スクリーンタイム」セクションに移動して、好みのウィジェットを追加します。

これで、iPhoneのロックを解除するたびに、スクリーンタイムがユーザーの顔をじっと見て判断しています。

7.「スクリーンタイム」サマリーの通知を無効にする

前述した通り、毎週のサマリーは実際にはそれほど役に立ちません。

それよりも、日々のスクリーンタイムをモニターする方がはるかに有益です。

サマリーの通知を無効にするには、「設定」→「通知」→「スクリーンタイム」で、「通知を許可」オプションを無効にします。代わりにウィジェットを利用しましょう。

8.家族全員でスクリーンタイムを設定する

Appleのファミリー共有機能を使用している人には朗報です。ファミリー共有機能は「スクリーンタイム」機能にも対応していますよ。

親が設定すると、子どもがデバイスを使っている時間を確認できるだけでなく、子どものデバイスの使い方をコントロールすることもできます。

たとえば、「休止時間」機能を使って、デバイス上のアダルトコンテンツをブロックしたり、設定した時間内に特定のアプリにアクセスできないようにできます。

設定するには、「設定」→「[ユーザーの名前]」→「ファミリー共有」→「スクリーンタイム」と進みます。

9.特定のデバイスの「スクリーンタイム」を設定する

最後に、特定のデバイスの「スクリーンタイム」機能を完全に無効にすることができます。

家族とiPadを共有していて、自分のレポートを見せたくない場合や、仕事で使うことが多いMacで、自分の時間をトラッキングしたくない場合などに利用できます。

やり方は、iPhoneとiPadの場合、「設定」→「スクリーンタイム」→「スクリーンタイムをオフにする」と選択します。

Macの場合は、「システム環境設定」→「スクリーンタイム」→「オプション」と進み、右上の「オフにする」ボタンをクリックします。