朝、目が覚めてもなんとなくダラダラしてしまい、すぐに1日をスタートすることができない、という人も多いのではないでしょうか?
筆者もそんな人間の一人。
「もっと朝の時間を有意義に使いたい、そして毎日、好スタートで仕事をはじめたい!」そう思い立った私は、朝を有効活用できる習慣を考えて、実践してみました。
どんな1日となるかは朝のすごし方で決まる
朝からテキパキと活動できた日は、仕事もスムーズに進むものです。また、朝日を浴びることで眠気も吹き飛び、「今日も頑張ろう」と意欲が湧いてきます。
つまり、その1日を決定づけるのは朝と言っても過言ではないはず。また、朝に好きなことができるように自分のための時間をつくる習慣が、昼夜の充実感も高めてくれます。
ベストな朝習慣を考えて「日記」に行き着いた
「朝のすごし方で1日を変えられるなら、自分は何に取り組みたいだろう?」そう考えたとき、筆者の思いついたアイデアが「日記を書くこと」でした。
もともと私は文章を書くのが好きなので、日記を書くことも苦ではありません。また、昨日できたことを日記で振り返れば、今日やるべきことも自ずと見えてくるはずだ、と思ったのです。
日記からタスクが見えてくる
以前ライフハッカーでも紹介した、『FRIDAY FORWARD フライデー・フォワード あなたの可能性を引き出す52のヒント』では、朝時間を充実させる6つの要素として「SAVERS」を提唱しています。
- Silence(静寂)
- Affirmation(自己の肯定)
- Visualization(視覚化)
- Exercise(運動)
- Reading(読書)
- Scribing(ジャーナリング)
朝に日記を書けば、この6つのうち「Silence(静寂)」と「Scribing(ジャーナリング)」を満たせる、そう私は考えました。
内省を文字化することでより思考を深められるうえに、いつでも自分自身の考えや行動を見つめ直せます。さらに、現在だけでなく未来にも目を向ければ、仕事のタスクやプライベートでの目標を「Visualization(視覚化)」できる効果も見込めるでしょう。
そこで、私は日記の効果を最大限高めつつ、習慣としてしっかり定着できるように下記のような具体的ルールを決めました。
- 朝起きて身支度をしてから書きはじめる
- ノートに3行程度でまとめる
- 昨日の成果を振り返り、今日取り組むことを考える
- 昨日を踏まえて、今日はどんな気持ちで過ごしたいか言葉にする