ライフハッカー[日本版]では毎月、皆さんの仕事と暮らしをより効率よく、豊かにする特集記事をお送りしています。
12月のテーマは「疲れは『負債』である」でした。
疲れは、放置しておけば勝手に消えるものではありません。むしろ、ためればためるほど落ちなくなり、負債のように利息がついて、どんどん悪化していきます。
行きつく先として、「疲れは老いにつながる」(疲労と睡眠に関する第一人者である梶本修身さん)というのです。
プロのアスリートは結果を出すために、体調管理を欠かしません。お金をもらい、価値を生むという点ではビジネスマンもアスリートと同じです。
疲れをため込まないための「疲労マネジメント」についてダイジェストでご紹介します。万全の体調管理により、効率よく、豊かな暮らしを目指しませんか?
第1回:疲れを癒す真のリフレッシュ術
東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長は、疲労回復の方法は睡眠だけであると断言しています。
疲れの原因は脳にあり、脳を癒すことで疲れが回復できるのです。
疲れの軽減方法や良質な睡眠の取り方についても解説します。
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第2回:ストレスフリーの思考習慣
体の疲れと同様に、心の疲れも深刻な問題です。
株式会社らしさラボ代表の伊庭正康さんは、日々のストレスを小さなうちに取り除くことを勧めています。
具体的には以下のようなテクニックがあります。
ストレスコーピング:認知行動療法をもとにしたストレス対処法
セルフトーク:心の声による、マイナス思考の矯正法
記事では、詳しい実践方法を解説しています。
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第3回:すべてを良くする空腹マネジメント
医師の青木厚先生は無意識の食べ過ぎが疲れを引き起こすと指摘しています。
また、空腹はシャープな思考にもつながると述べています。
この機会に食生活を見直してみてはいかがでしょうか。
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第4回:自律神経を整えるスタンフォード式呼吸法
米スタンフォード大学スポーツ医局の山田知生先生は、疲れにくく回復しやすい呼吸法について解説しています。
睡眠よりも食事よりも、何よりも即効性のある回復法、それが呼吸であると山田先生は語ります。
呼吸で自律神経をコントロールして、いつでも良好なコンディションを維持しましょう。
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現代のビジネスパーソンはみな多忙で、日々が「疲労との戦い」といえるかもしれません。
かつては気合と根性で乗り切ってきたかもしれませんが、長期的にみれば無理をすることでトータルの効率やパフォーマンスの低下に必ずつながってしまいます。
幸せに働き、暮らすためにも、「その日の疲れはその日のうちに落とす」ことを意識しながら過ごしてみてください。