デスクワークはほとんどがパソコンに置き換わっていますが、スピーディさと手軽さはいまだにアナログな文房具と紙に軍配があがります。

ボールペンだけで事足りる場合もあれば、修正テープや付箋のようにいろいろな文房具を駆使する場合もあるでしょう。

業務上、移動が多いのであればペンケースは必須。しかし、いろいろな文房具を収納できるペンケースは少ないのが現状です。

私が愛用しているコクヨの『ネオクリッツシェルフは、収納力とデザイン性に優れた、使いやすいペンケース

極小のデスクと言っても過言ではない、ネオクリッツシェルフの魅力を紹介します。

3つのブロックに分かれた圧倒的な収納力

一見すると直方体で黒い厚揚げのようなフォルムには、シンプルにジッパーのみが付いています。ジッパーを開けて直立させてやると、ネオクリッツシェルフの真の姿がお目見えです。

左側にはペンを立てるスペースで、右側は小物を入れるブロックが2つあります。従来のペンケースは左側部分で、追加で小物入れがプラスされたイメージ。

私は左側にボールペンや水性ペン、マーカー、折りたたみ式はさみを入れており、不便さを感じたことはありません。

しかも、構造なのかペンが自然と手前側に倒れてくるので、すごく取りやすいのです!

そしてネオクリッツシェルフのミソが、右側の小物入れ部分です。

私は使用頻度の多い小さめの付箋を上のブロックに、使用頻度の少ない大きめの付箋と消しゴム、修正テープを下のブロックに入れています。

人にもよりますが、私の場合はこれだけの文房具が入れば、どこでもいつも通りのパフォーマンスを発揮できます!

私がネオクリッツシェルフを「極小のデスク」と考えるゆえんです。

おもちゃ箱のようなワクワクするデザイン

自立するペンケースの市場はどんどん大きくなっていますが、ネオクリッツシェルフは一種の完成形とも言えるデザインだと思います。

自立するペンケースを初めて見たときも感動しましたが、ネオクリッツシェルフの衝撃は今でも忘れられません。

ジッパーを開けて、本体をガバッと開くときのワクワク感はいまだに衰え知らずです。まるでおもちゃ箱のフタを開ける感覚で、中に自分の大好きな文房具が詰まっているだけで気持ちが昂ります!

デザイン性を重視しすぎて使い勝手が悪ければ意味がありませんが、もちろんそんな心配は不要。

文房具を取り出しやすく設計されていますし、バランスがよくて、ちょっとやそっとの衝撃では倒れません。中身をまき散らかす心配がないので、安心してデスクに立てておけます。

友人に「ドールハウスみたい」と言わしめた高いデザイン性は、他のペンケースには見られません。開けるだけで楽しいペンケースは、おそらくネオクリッツシェルフだけだと思います!

ちょっとした工夫が使い勝手を向上

ネオクリッツシェルフの上部には、引っかけるツマミのようなものが存在します。買うまでは全然気にしていなかったのですが、このツマミが実にいい仕事をしてくれるのです。

今までのペンケースはバッグの中に手を突っ込んで、掴んで取り出す必要がありました。移動のときにペンケースが倒れていると、ほんのちょっと探す時間も必要です。

しかし、ネオクリッツシェルフはそんなことになりません。バッグを開けてツマミをつまんで、スッと取り出せばあっという間

その手軽さは、ネオクリッツシェルフがドヤ顔を浮かべているかのようです。もちろんツマミを使わない場合でも、邪魔に感じることはないでしょう。

大きめのサイズ感

サイズ感は少々大きめで、人によっては合わないかもしれません。バッグが小さいと中でスペースをとってしまうため、邪魔になってしまいます。

私は大きめのビジネスバッグを使用しているので特に不便に感じませんが、小さめのバッグを好むのであれば無視できない問題です。

ただし、今まで運べなかった文房具を運べるようになるので、なんとかバッグの中を整理して入れるのがおすすめ。

どうしても収まりが悪いなら、バッグの持ち手などにぶら下げるのもいいと思います。ぶら下げるとアウトドア文房具感が出て、見た目的にもおしゃれですね。

お気に入りの文房具と一緒に楽しい生活を

私はお気に入りの文房具がたくさんあって、仕事やプライベートで大活躍しています。当然、できるだけ持ち歩きたい!

そのためには、収納力のあるペンケースが欠かせません。現状ネオクリッツシェルフより私に合っているものがなく、まだまだ使い倒すつもりです。

文房具の持ち運びに悩んでいるならぜひ一度試してみてください。

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──2021年6月18日の記事を編集のうえ、再掲しています。

Source: コクヨ

文・写真:津田まさき