この半年間、まったく社交がなかったかと言えば嘘になりますが、おもてなしをしたりパーティーをしたり、みんなで楽しむことはありませんでした。

しかし、人が来ないからと言ってパーティーフードが楽しめないわけではありません。誰もいなくても、自分をもてなしてもいいのです。

ベーコン・クラッカーという料理を発明したのが誰かは知りませんが、間違いなく天才です。

記憶にある限りでは、教会の食事やクリスマスパーティーなどで食べていました。ベーコン・クラッカーはシンプルで、その名の通りベーコンとクラッカーのスナックです。

ベーコン・クラッカーを作る際のポイント

半分に切ったベーコンをクラッカーに巻きつけて、ベーコンが縮んでクラッカーに張り付くまで、低温のオーブンで焼くだけです。

低温で焼くというのがポイントで、ベーコンから溶け出た油がじっくりとクラッカーに染み込んでいきます。

クラッカーに油が染み込むにつれて柔らかくなり、でも砕けることなく、パイ生地のようにサクサクになります。

約1時間後には、カリカリのベーコン包まれた、サクサクのパイのようなとてもおいしいクラッカーのできあがりです(家によくある食材なのに、上品な仕上がりです)。

おいしく楽しむためには?

ブラウンシュガーパルメザンチーズを足す人も多いです。どちらを足してもおいしいですが、絶対に必要というわけではありません。

私は、ベーコンに少しメープルシロップを塗ることもあります。甘みを加えつつ、ベーコンの歯ごたえが残るので、少し噛みごたえのある甘いベーコンにしたい気分の時はおすすめです。

パルメザンチーズは、クラッカーとベーコンの間に挟んだ方がいいです(チーズの上に胡椒を振るのもあり)。

砂糖漬けっぽくしたい場合は、ベーコンの上にブラウンシュガーを多めに乗せて押しつけてもいいです。

私は網で焼くのが好きですが(ベーコンの油が落ちてカリカリになるので)、フライパンにアルミホイルを敷いた上で焼いてもうまくいきます。

ベーコン・クラッカーのレシピ

ベーコン・クラッカーに必要な材料は以下の通りです。

材料

  • クラッカー:1袋(1箱)
  • 半分に切った薄切りベーコン:約450g
  • ブラウンシュガー、パルメザンチーズ、ハーブ、メープルシロップなど:お好みで

作り方

1. 約120度に予熱したオーブンに、ベーキングシートをアルミホイルで縁取ったものか、網を乗せたトレイをセットします。

2. 縦半分に切ったベーコンをクラッカーに巻き、ベーキングシートか網の上にクラッカーを乗せます。クラッカーがなくなるまでこの作業を繰り返しましょう。クラッカー同士は少なくとも1cm以上空けて並べること。

※パルメザンチーズを使う場合は、粉状のパルメザンチーズ小さじ1/4をクラッカーの真ん中に乗せ、その上から慎重にベーコンを巻いていきます。

ブラウンシュガーを使う場合は、巻いたベーコンの上に、ブラウンシュガー小さじ1/8を乗せて押しつけます。

ハーブを使う場合は、ベーコンの下に挟み込めば焦げません。

メープルシロップは、ベーコンに直接塗りましょう。

3. ベーコンがカリカリに縮んで、クラッカーに巻き付いたウエストのようになるまで、少なくとも45分はオーブンで焼きます。その後、常温に冷ましてからいただきましょう。

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Claire Lower - Lifehacker US[原文