チーズをプラスチック製のラップでぴったり包むのがよくないことは、以前説明したとおりです。
チーズをうまく保管するには、敬意と思いやり、そして適切な湿度を保てる特別なスペースが必要です。
そんなチーズの保管にぴったりなのが、子ども用の弁当箱。
チーズをラップで包んではいけない理由
詳しい説明に入る前に、まずはチーズをラップで包むべきではない理由をおさらいしておきましょう。
チーズは生きています。チーズも呼吸をする必要があるんです。
ラップでチーズを窒息させてしまうと、湿気を逃がせなくなるだけでなく(チーズがだめになる)、プラスチックの匂いが移って、あの素晴らしい風味が台無しになります。
チーズを適切に保管するには、もう少し手間をかける必要があります。しかし、その見返りは、チーズの風味にしっかりと反映されます。
ポイントは、チーズを窒息させないこと。じっとり湿った、嫌な匂いのするチーズは誰だって食べたくはないでしょう。
以前の記事では、チーズをキッチンペーパーで包んでから、プラスチック容器に入れることをすすめましたが、怠け者の私はキッチンペーパーさえ使わない方法を見つけてしまいました。
子ども用の弁当箱・タッパーがぴったり
チーズを子ども用のかわいい弁当箱に入れると、とてもうまく保管できます(チーズマニアは反対するかもしれませんが、私はもうキッチンペーパーを使っていません!)。
弁当箱なら、チーズに呼吸するスペースを与えられるし、湿気がこもるほど密閉もされません。まるで、チーズを保管する洞窟のミニチュア版のような働きをしてくれます。
中の仕切りは必ずしも必要ありませんが、私は仕切りありのほうが好きです。特に、柔らかくて水気の多いチーズが混ざっているときにはそのほうが便利です。
私はカマンベールチーズとパルメザンチーズを同じくらい愛していますが、カマンベールにパルメザンが侵食されるのは嫌です。
私の経験では、チーズの香りがほかのチーズに移ったことはありませんが、匂いに敏感な人は、香りの強いチーズをキッチンペーパーに包み、マスキングテープかひもで縛ったうえで、弁当箱に入れればOKです。
必ずしも子ども用の弁当箱である必要はありませんが、子ども用は、大人用よりデザインが楽しいものが多いのでおすすめです。
一部の大人向け弁当箱に見られるような高い強度や気密性、真空密閉機能など極端な性能は必要ありません。
むしろ、気密性が高すぎるものは避けてください。上で説明したように、チーズも呼吸をしなければなりませんから。
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Photo: Claire Lower
Claire Lower - Lifehacker US[原文]