オンラインで買い物をしていると、クレジットカード番号やCVCコードを入力するのが面倒なことがあります。
しかし、セキュリティが不十分なブラウザに、このような情報を保存するのもやめた方がいいです。この問題を解決するには、Google ChromeでWindows Helloを使ってみましょう。
デスクトップパソコンやノートパソコンに指紋認証リーダーがあれば、かなり安全な状態で迅速かつ簡単に買い物ができます。
実際、決済情報の生体認証は、GoogleがAndroidユーザー向けにこの機能を展開してから、さらに重要になってきています。
Windows HelloはFIDO2プロトコルを使っています。
これは、生体認証データのようなトークンやUSBキー、スマホなど別の認証手段を使って、自分のデバイスやアプリやwebサイトに安全にサインインできる技術です。
また、互換性のあるカメラや指紋認証スキャナーのあるパソコンを持っていない場合、もしくは自分の生体認証データを渡したくない場合(気持ちはわかります)、Window HelloではWindows 10の暗証番号を使うこともできます。
使用しているサインインの方法が何であれ、Windows Helloを使えば、Chromeのユーザーは、クレジットカード番号とCVC番号を入力するという、オンラインショッピングで一番面倒なところを飛ばすことができるのです。
購入ボタンを押す度に財布を開いてクレジットカードを出したり、大事な記憶力をクレジットカード番号の暗記に使ったりする必要はもうありません。
とても便利そうですが、まずは最初に設定しなければなりません。
Windows 10でWindows Helloを設定する

- Windowsのスタートメニューから「設定」を開く。
- 「アカウント > サインインオプション」に行く。
- 使いたいWindows Helloのオプションの項目(顔認証、指紋認証、暗証番号)を選んで、「設定」をクリック。
- 画面に出てくる説明に従って操作。
- 認証方法の設定をしたら、ChromeでWindows Helloを有効にできる。
Google ChromeでWindows Helloを有効にする

- Windows 10でChromeを開く(Chromeが最新版にアップデートされているかを確認してください)。
- 「chrome://settings/autofill」を開く。
- 「支払い方法」をクリック。
- クレジットカード情報が追加されていない場合は追加する。
- 「Windows Hello」のトグルを有効にする。
- 「Windows Helloを使用」をクリックして確定する。
- Windows Helloで本物であることを証明する。
- 設定を有効にしたら、すべての設定が完了。
今度、オンラインで買い物をしていて決済をする時は、顔認証/指紋認証/暗証番号のうち、自分が設定したものでの認証を求めるWindowsのポップアップ画面が表示されます。
あとは画面の指示に従うだけで大丈夫です。また、通常通りクレジットカード情報を入力したい場合は、Windows Helloを使わないように飛ばすこともできます。
Windows Helloにアクセスできなかったり、使わなかったりする場合も、新しいパスワードを自動入力するなど、Chromeでもっと楽にアカウント管理する方法はいくらでもあります。
Googleは、もはやブラウザ界の王様ではありませんが、このような利便性がChromeから離れがたくしています。
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Screenshot: Microsoft
Source: Microsoft, Chromium Blog
Brendan Hesse - Lifehacker US[原文]