ワークアウトしたいけど、ジムでの感染は心配だし、マスクをつけての筋トレは苦しそう。
ウィズコロナ時代の安全かつ快適なワークアウトのためには、自宅のジム化を進める必要があるかもしれません。
自宅に置きたいツール3選
アメリカで行なわれたあるアンケートでは、回答者の1/4がジム通いを再開しないと答えたそうです。また、42パーセントの人は自宅で何らかのワークアウトができるようにしたとか。
Popular Scienceに、自宅ワークアウトのために必要なツールが挙げられていました。
1. 重めのケトルベル2個
ジムでのウエイトトレーニングの代わりに、20〜24kgのケトルベルを2つ揃えるようにと述べられています。
この重さは男性向けかも。自分に合った重さのケトルベルを選ぶ方法はこちらの記事で取り上げました。

うちには、10ポンド(4.5kg)、15ポンド(6.8kg)、16kgが1個ずつ、そして24kgが2個あります(わたしには24kgは重すぎ)。使わない時はベッドの下に置いてあります。
ケトルベルは、ターキッシュゲットアップ、両手スイング、片手スナッチ、片手プレス、リフトなどいろいろなワークアウトに使えます。
Popular Scienceではデッドリフトはできないと述べていますが、デッドリフトのポーズで重めケトルベルを持ち上げるリフトは可能です。
ケトルベル関連は主にパヴェル・ツァツリンさんのワークアウトを参考にしています。
2. レジスタンスのバンドと棒
伸縮するレジスタンスバンドは場所を取らないので、持っていると便利そう。
Popluar Sciencebの記事では「Men’s Health」のレジスタンスバンドのエクササイズがリンクされています。
ほうきの柄のような棒と組み合わせればワークアウトの幅が拡がります。

しかし! うちにはmonkii360が来てしまいました。
クラウドファンディングでゲットしたこのツール、ボールの中には4ポンド(3.6kg)のおもりが入っていて適度なレジスタンスがあり、伸縮するバンドがけっこう楽しいのです。
さらに3本あるバンドは、15ポンド(6.8kg)、20ポンド(9kg)、25ポンド(11kg)のレジスタンスがあります。この製品、執筆時点では販売していないようなのが残念です。
使っていない時はベッドの下に置いてあります。
ツールがなくても、腕立て伏せ、スクワット、ブリッジ、ランジなどいろいろなレジスタンス運動はできますよ。
3. 吊り輪またはサスペンションストラップ

自宅ではちょっとハードルが高そうなイメージがありますが、ドアの上部につけられるタイプもあります。
うちでは、以前持っていたホームジムラックのバーをクローゼットの棚の間にかけて懸垂をしています。

うちのサスペンショントラップは、やはりクラウドファウンディングでゲットしたpocket monkii。寝室のドアにかけっぱなしにしています。
同じような製品はいろいろあるようなので好みのものを探してみてください。
自分が使っているツールと照らし合わせてみると、Popular Scienceのリストに賛同しました。
自宅のあちこちがワークアウトスペースと考える
セレブの大邸宅にあるような自宅ジムやトレーニング室に憧れなくはないのですが、トレーニング室の実現より今のスペースを利用してワークアウトするほうが手っ取り早いに決まってます(わたしの場合)。
家にはそんなスペースがないと思われるかもしれませんが(わたしもそう思っていました)、ワークアウトのスペースをつくるというよりは、寝室や廊下など自宅のあちらこちらでワークアウトできると考えれば工夫できます。
ジムを分散させる感覚ですね。思っていたよりもスペースがあることに気づくでしょう。大部分のワークアウトはヨガマット1枚分ほどのスペースがあれば大丈夫です。

前述のほかには、ヨガマットとバランスボール。
いつでも使えるようにと仕事机に置いてあるのは、握力アップのためのキャプテンズ・オブ・クラッシュのハンドグリッパー60ポンド(27kg)と140ポンド(夫用)。
最初は完全に閉じることができなかった27kgですが、「Grease the Groove」方式でやっていたら今では左手でも完全に閉じられるようになりました。
あとは、最近はあまり使っていない10ポンド(4.5kg)と12ポンド(5.4kg)のダンベル。今は、さびてしまった古いバーベルシャフトを買い換えようと思っているところです。
そんなふうにコロナ禍前から自宅でワークアウトしていた理由は、ジムへ行くのに車の運転や着替えが面倒くさいというズボラ極まりないもの。
そして、近年はサルコペニアや骨密度というキーワードが頭の片隅によぎるどころか、実感するお年頃になり、ワークアウトをしないわけにはいかなくなりました。
少しずつツールを揃えていたら、あちこちにツールが転がっている状態に。気が向いた時にできるのが、なんといっても自分には向いています。
もちろんジム利用でもいいのですが、悪天候や外出したくない時のために自宅ワークアウトが可能な状態にしてあると、ワークアウトが長続きすると思います。
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Photo: ぬえよしこ
Source: Study Finds, Popular Science, Men's Health