アメリカでは今年3月から4月の外出自粛中にジグソーパズルの売り上げが急増、パズルをした人が多かったそうですが、レゴで遊んだ人もいるのではと思います。
そんな大人の需要に応えるように、レゴから18歳以上が対象という大人向けのアートシリーズが登場しました。
スター・ウォーズは悪役メイン

これまでもレゴがコラボしているスター・ウォーズ。今回は大人向けということで(?)、LEGO® Star Wars™ The Sith™に選ばれたのは、シスの暗黒卿たち。
カイロ・レンではライトセーバーのプラズマの炎のような振動がうまく表現されていると思いませんか。あのサウンドも聞こえてきそう。
そしてなんと3枚をつなげたら、縦型ダース・ベイダーのできあがり!
レゴ製シス暗黒卿+カイロ・レン、なかなかカッコイイのですが、個人的にはドロイドやヨーダ(ベイビーヨーダ込みで)がぜひ見たいです。
マーベルからはアイアンマンが登場

LEGO® Marvel Studios Iron Manはマーベルファンには垂涎もの。
アイアンマンお決まりのポーズを眺めるたびにエネルギーがもらえそうです。

そして、3分割すると、スーツのバージョン違いのアイアンマンに変身するという芸の細かさに泣かされます。
アベンジャーズの中ではキャプテン・アメリカとブラック・ウィドウがお気に入りのファンとしては、ほかのキャラのバージョンも見たいです。どうでしょう、レゴさん?
ファンには嬉しいビートルズ

映画のキャラクターもいいけれど、実在の人物バージョンにはビートルズ(愛)が選ばれました。
LEGO® The Beatles は、『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』についていた4人のポートレートから。
中学時代以降ビートルズのポスターが何十枚も壁や天井に貼ってあった実家の自分の部屋にも、この4枚はありました。レゴバージョンは、ポスターの代わりに飾れる大人のアートですね。
マーベルやスター・ウォーズとは異なり、こちらは4枚で1パターンのみ。でも、4枚合わせたらアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のジャケットカバーがつくれるような技は可能? ファンとしては、このセットで4人一緒のシーンがつくれるかどうか挑戦してみたくなります。
アンディ・ウォーホルのマリリン・モンロー

20世紀ポップアートの代表作、アンディ・ウォーホルのマリリン・モンローがLEGO® Andy Warhol’s Marilyn Monroeとしてよみがえりました。
雰囲気は実際のシルクスクリーン作品にかなり近くて、遠くから見たらレゴでできているようには見えないかもしれません。

このシリーズの発売予定日は2020年8月1日(予定)で、価格は16662円(2020年7月9日現在のAmazon予約価格)。
シリーズのピース数はビートルズの2933個からスター・ウォーズの3406個まで。なかなかやりがいありそうです。どれにしようか迷います。いや、いっそのこと大人買いですかね?
しかも制作しながら聴けるようにサントラも用意されているという心くばり。つくっても楽しく、できあがっても飾って楽しめる。レゴの本領発揮です。
ニューノーマル時代に必須のクリエイティブ活動
レゴが行なった調査では、成人の73%がリラックスできる新しい方法をたびたび探しているそうです。冒頭に述べたジグソーパズルの人気もそうですが、創造的で楽しく、集中してできる遊びや活動はニューノーマル時代にますます重要になってきているのではないでしょうか。
そして、創造が完成すること、つまり終わりがあることは達成感につながります。その点も、トンネルの終わりが見えないような今の日常では大切でしょう。
わたしは布マスクをつくるために数年ぶりにミシンを出したのですが、制作はマスクだけではなくほかのものにもおよんでいます。
特に外出自粛期間にはソーイングに集中できて、新しい日常の暮らしに役立つものがつくれました(布グッズは洗えますからね)。
レゴのアートシリーズを見て、クリエイティブ活動にレゴも加えてみたくなりました。
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Image: Lego