じめじめと蒸し暑い梅雨時、体の不調が出たりやる気もなかなか上がらなかったり…。こうした時こそ手間をかけずに栄養のあるごはんを作りたいもの。
そこで、「世界一早い! 家政婦makoのずぼら1分ごはん」の著者で、アイデア料理研究家・栄養士のmakoさんに、電子レンジで作る「ゆで豚の柚子胡椒和え」の超時短レシピをおすすめの副菜と一緒に教えてもらいました。
「ゆで豚の柚子胡椒和え」の作り方・レシピ
材料
【材料:2~3人前、調理時間:5分】
- 豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用):300g
- 酒:大さじ1
- A
-柚子胡椒:小さじ2
-醤油:小さじ1
-砂糖:小さじ1
-きざみ青ねぎ:大さじ3
良質なタンパク質とビタミンB群を豊富に含む豚肉は、疲労回復や免疫力を高めるのに効果的な食材。
また、味付けのメインとなる柚子胡椒は、実はビタミン類・ミネラル類を多く含んでいます。
特に、体内の水分量を正常に保つのに不可欠なナトリウム、血流の促進や抗酸化作用のあるビタミンEの含有量が高く、毎日の食事に取り入れるのにおすすめの調味料です。
電子レンジで4分。あとは調味料を和えるだけ
手順は簡単な3ステップ。
まず、耐熱皿に豚薄切り肉を入れ、酒をかけます。
耐熱皿にふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分程度、豚肉に火が通るまで加熱します。
あとは、電子レンジから取り出した豚薄切り肉にAを加えて和えるだけ。
これで、「ゆで豚の柚子胡椒和え」の完成です。
【超時短、ずぼらポイント】
- 電子レンジで加熱することで、ゆでる工程を省略
- 加熱している間にAを用意すれば、さらに時間短縮
- 食材を切る必要がなく、洗い物も最小限
白だしで作る簡単おひたしを副菜に
今回使用したきざみ青ねぎの代わりに、大葉やミョウガなど薬味を変えてもおいしくいただけます。
また、相性のいい副菜には「アスパラガスのおひたし」が挙げられます。
「アスパラガスのおひたし」の作り方・レシピ
【材料:2~3人前、調理時間:3分(冷ます時間を除く)】
- アスパラガス:4本(固い部分はピーラーで剥き、斜め3等分に切る)
- 白だし:大さじ1
- 水:大さじ5
- かつお節:ひとつまみ(あれば)
【作り方】
アスパラガスを耐熱のポリ袋に入れ(ラップに包んでもOK)、電子レンジ(600W)で2分加熱したら、白だしと水をあわせたものに浸す。冷めたらお皿に盛り、かつお節をちらす。
旬の食材であるアスパラガスには、疲労回復やスタミナ増強を促すアスパラギン酸が含まれるほか、利尿作用により腎臓・肝臓の機能回復にも効果があるとも言われています。
かつお節を桜エビやのりに変えたアレンジもおすすめ。さっぱりとした味わいで、じっとりと蒸し暑い梅雨時にもぴったりの副菜です。
今回makoさんが紹介してくれた主菜と副菜は、いずれも1分の手間で作れる超時短レシピ。忙しい平日の献立や料理初心者のレシピとして、ぜひお試しください。
mako:超カンタン料理研究家・アイデア料理研究家

栄養士とフードコーディネーターの資格を持つフードクリエイター。3時間で30品つくりおき料理を完成させる“超速ワザ”が注目され、「沸騰ワード10」や「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)などに出演。料理のアイデアを考えるのが得意で、自身の経験と組み合わせ、誰でもおいしくつくれるレシピを提案している。
あわせて読みたい
Photo: 松島徹