ツナサンドが時代遅れになることはありません。そもそもが決してスタイリッシュな食べ物ではありません。ツナサンドは、控えめで、家庭的で、郷愁をかきたてられる料理なのです。
ツナサンドの具となるツナサラダは3つの要素で構成されています。ツナ缶、マヨネーズ、それから、コントラストをもたらす何らかの食材です。
美味しいツナサンドになるかどうかは、それぞれの要素にどれくらい注意を払えるかにかかっています。
1. パンにこだわる
私の考えでは、ツナサンドには、真っ白で柔らかいパンしか使ってはいけません。
基本、プレーンなサンドイッチ用のパンなら何でも構いませんが、理想的なのは、ほんのり甘くて雲みたいにふわふわのミルクパンです。
近所では手に入らないという人も心配はいりません。自分で簡単に作れます。(さまざまなレシピがありますが、私は生クリームと練乳を入れる北海道ミルクブレッドのレシピ(FOOD52)がお気に入りです)
2. マヨネーズにこだわる
マヨネーズに関して、3つのルートを選ぶことができます。甘い、旨味たっぷり、クラシック、の3つです。
ツナサラダをハーブや酸味で明るく軽い食感に仕上げたい場合は、砂糖があまり入っていないマヨネーズ(Duke’sやDuke’sっぽいもの)がオススメ。
甘くて旨味たっぷりのサンドイッチにしたいなら、日本製か韓国製のマヨネーズを使いましょう。カスタードクリームみたいな食感が楽しめます。
クラシックなランチタイムのカフェテリアの雰囲気を味わいたいなら、Best Foods(または、地域によってはHellman’s)を入手してください。
マスタードを少し加えるのもありです。ほんのちょっと(小さじ1/4)で、ピリッとした酸味が加わり、ツナサラダに深みと広がりを与えることができます。
(イエローマスタードがオススメですが、刺激が欲しいならチャイニーズホットマスタードでもOK)
4. 旨味を加える
ツナの味がしっかり楽しめるサンドイッチにしたいなら、旨味を少し付け足すことで、マヨネーズに負けない風味を出すことができます。
うま味調味料を少量加えるだけでもOKですが、個人的にはアンチョビを一片か、魚醤を数滴加えると、味気のない安いツナ缶でも、魚の風味をしっかりと味わえるようになります。
トマトペーストを少量加えてもおいしいです。とくに、新鮮な野菜やハーブと合わせる場合にはぴったりです。
5. トッピングも重要!
ツナに合わせる最も一般的なトッピングは、ディルやスイート、セロリのレリッシュ(ピクルスのみじん切り)ですが、セロリはあまりオススメできません。
サクサク感が欲しいなら、かわりにポテトチップスかドリトスをトッピングしましょう。どちらも、苦くて水っぽいセロリよりはずっと美味しく仕上がります。
タマネギやエシャロットも使えますが、事前に塩で下ごしらえをしたほうがよいでしょう。
レリッシュ(ホットドッグに入れる付け合わせのキュウリのピクルスのみじん切り)は、クラシックなランチタイムを演出したいときに便利ですが、個人的には良質のピクルス(小キュウリかGrilloがお気に入り)を刻んで入れるほうが好きです。
ツナサラダには、どんな野菜のピクルスでも合うので、手持ちのピクルスをチェックしてみてください。
ショウガのピクルスは、キューピーマヨネーズと組み合わせると最高です。私はよく、みじん切りにしたショウガと容器に入っていた汁を使います。
フレッシュ感を出したければ、レモンを少し絞って、ケッパーとたっぷりの新鮮なハーブを加えてください。
もっとフレッシュにしたいなら、マヨネーズは入れず、代わりに良質のオリーブオイルを使うのもあり。
ただし、風味を際立たせるのに値する高級ツナ缶を使う場合のみにしておくのがよいでしょう。
ハーブは、パセリ、タラゴン、ディル、タラゴン、タイムなどがオススメです。
そのほかの野菜を加えることもできますが、私は野菜で味がぼやけてしまうのがあまり好きではありません。
レタスのシャキシャキとした食感は魅力的ですが、ツナサラダとパンのシンプルな組み合わせだけでも何ら問題はありません。
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Image: Shutterstock
Source: FOOD52
Claire Lower - Lifehacker US[原文]