無料のオンラインミーティングツールのお陰で、どこにいても仕事のチームや仲間と共同作業ができます。
今後、そのようなチームメンバーとちょっとした会議や共同作業が必要になったら、高価なアプリにお金を払う必要はありません。
今回は、誰もが利用できる無料のオンラインミーティングアプリのおすすめ6つをご紹介しましょう。
目次
1. やっぱり便利! 初心者におすすめのGoogleのツールたち

Googleドキュメント一式を使えば、表計算シートやプレゼン資料、フォームの作成なども、チームメンバーと共同作業が可能です。
他の人に変更して欲しいことや、後で自分が作業する時のために、メモを残すこともできます。
また、Googleのオフィス系アプリには、その場で話し合うためのチャット機能もついています。
これだけではありません。Googleのクラウドストレージプラットフォーム、Googleドライブを使えば、自分たちのチームだけのファイルストレージシステムも構築できます。
個人プランは1人15GBまで無料なので、1つの場所にすべてを保存しておくのに十分なはずです。
さらに、他のGoogleのアプリを使って知らない人との共同作業もできます。
共有用のGoogleカレンダーを設定して会議やイベントの予定を記録したり、Google Duoで簡単にグループビデオ通話をしたりできます。
共同作業をするのにAppleやMicrosoftのツールを使っていないチームは、Googleのツールから始めるのがいいでしょう。
2. 人数制限なし・DLも不要の「Jitsi Meet」

おそらく、チームの全員が常に同じ場所にいることはできないと思います。
そのような時にビデオ通話で話し合う必要がある場合は、Jitsiが一番簡単です。
これは、MakeUseOfイチオシの会議通話アプリで、参加人数が多くてもブラウザで会議室を作成できます。
Jitsiを使うのに、ダウンロードやプラグインは必要なく、アカウントを作成する必要もありません。
会議室に名前を付けるだけで、誰もが音声、ビデオ、チャットなどでつながることができます。パソコンがない人のために、電話での参加にも対応しています。
Jitsiには、パソコンの画面共有や、セッションの録画などの機能もあります。プレミアム機能にお金を払いたくない場合、無料のミーティングアプリとしては秀逸だと思います。
3. チャット機能が豊富な「Slack」
Slackは、気さくなおしゃべりから、重要な議論、ファイル共有など、チームのコミュニケーションに必要なツールがすべて入っています。
トピック毎にチャンネルを分ければ、自分に必要な情報があるところにだけ残り、関係のない話題はスルーすることができます。
どのチームメンバーにも直接メッセージ(DM)を送ることができたり、雑談用にプライベートなグループを作成することもできます。
Slackは、簡単なテキストマークアップツールやチームディレクトリを提供したり、他のアプリとの便利な統合もしています。
コミュニケーションにSlackを使うのは、四六時中メールをやり取りしたり、WhatsAppやLINEのようなグループチャットを使うよりも優れています。
メールもグループチャットも、フォローするのが難しく、チームメンバーを追加してもうまく拡張できません。
会話をスレッド化したり、違うグループにメンションを飛ばしたり、アプリ内で通話をしたり、他にも多くのことができるので、Slackはあらゆるチームに必要なコミュニケーションアプリです。
無料プランでは、チームの人数に制限はありませんが、統合できるアプリは10まで、最新のメッセージは1万までです。
また、1対1のビデオ通話しかできず、グループチャットもプレミアムプランのみです。しかし、これは他のアプリやサービスを使えば解決できます。
Slackはごちゃごちゃし過ぎているという人は、Slackの代わりになりそうなTwistとSlackの比較記事をチェックしてみてください。
4. 無料プランでも満足できる「Microsoft Teams」
Slackが自分のチームではうまく使えない場合は、Microsoft Teamsも一見の価値があります。
Slackと似たようなサービスで、チャンネルで会話を管理したり、直接メッセージを送ることができ、無料プランでもユーザー数に制限はありません。
しかも、SlackよりもTeamsの方が無料プランでできることが多いです。
Slackは全体で5GBなのに対して、Teamsはかなり多く、ユーザー1人当り2GBのファイルストレージがあります。とりわけ、チャットのヒストリーが無制限なので、かなり昔の会話まで辿ることができます。
また、グループのビデオ通話にも制限がありません。
Microsoft TeamsはSlackほど有名ではありませんが、無料でも色々なことができます。
5. タスク管理が捗る「Taskade」
チームの共同作業アプリ界隈では、Taskadeは比較的新参者です。
チームでタスクを把握し、簡単に共同作業ができる「統合された仕事場」を提供することが目的です。タスクリストに追加したら、一覧、ボード、マインドマップなど様々な形式からタスクの表示方法を選択できます。
Taskadeの無料プランでは、締め切りやビデオ通話を含む、共同作業を始めるのに必要なものがすべて揃っています。
アップグレードすればいくつかの制限を外すことができますが、チームの人数が少なければ必要ないでしょう。
タスクの管理と完了がメインのチームミーティングツールが必要な場合は、Taskadeがピッタリだと思います。
6. ホワイトボードを使うなら「Miro」
ホワイトボードを使ったインタラクティブなミーティングツールをお探しなら、Miroが便利です。
ブレインストーミング、ワークフローの設計、マップの描画などの共同作業をするのに力を発揮するサービスです。
Miroは、バーチャルなホワイトボートでチームと一緒に作業する方法が複数あり、対面でブレインストーミングしているようなセッションができるので、素晴らしい成果が生まれます。
ほとんどの共同作業アプリ同様、統合することで価値が生まれるDropboxやSlackのようなツールと連携しています。
無料プランでは、3つのホワイトボード、基本の共同作業ツール、匿名での視聴などができます。
さらに何か必要であればアップグレードすることになりますが、サインペンやホワイトボードのスペースの制限なしで、チームの共同作業をしたいなら、まずはオンラインのホワイトボードを使ってみてください。
スケジュールリングツールもお忘れなく
自分のチームに合った無料のミーティングアプリが見つかることを祈りますが、ピッタリのサービスがあっても、何もかもが常にスムーズにうまくいくとは限りません。
ミーティングがうまくいくには、適切なスケジューリングなど、他の様々な要因もあります。
スケジュール作成に役立つツールが必要であれば、最高のミーティングスケジュールツールの記事(英文)をチェックしてみてください。
次回のミーティングのスケジュール調整に、時間を無駄にしなくて済みます。
便利なツールで快適なリモートワークを
上記のようなツールを使えば、少人数のチームでもデータを管理したり、ドキュメント作成を共同作業したり、定期的にコミュニケーションを取ったりすることができます。
無料のツールは、大企業のソフトの機能とは合わないところもあるかもしれませんが、少人数のチームであれば、このような無料ツールでも間違いなく十分です。
仕事の内容に関係なく、何かしら使えるものがあるはずです。
このようなミーティングツールについてもっと知りたい場合は、自宅から仕事をするための最高の無料の共同作業ツールの記事(英文)もチェックしてみてください。
あわせて読みたい
Image: MicroOne/Shutterstock.com
Source: Google(1, 2), Jitsi, Slack, Microsoft Teams, Taskade, Miro, YouTube(1, 2, 3, 4)
Original Article: The 6 Best Free Online Meeting Tools to Collaborate With Your Team by MakeUseOf