多くの人が、ほかの人との間に社会的距離を置くようになって、しばらく経ちます。
子どもと一緒に家の中にこもる人も多いと思いますが、健全な生活は送れているでしょうか。
家庭学習の予定はうまく進んでいますか。親が子どもの勉強を見ている家庭もあるでしょうし、子どもが延々とビデオゲームをしている家庭もあるかもしれません。
子どもの学習スケジュールを整えるビンゴ作戦
子どもにとって、そして家族全体にとって、どんなスケジュールや習慣を取り入れる(あるいは排除する)ことが一番有効でしょうか。
それを模索する中で、私たちのそれぞれが落としどころを見つけます。1日1日を乗り切っていくこうした日々は、試行錯誤を繰り返しながら長い訓練をしているようなものです。
綿密な計画を立てたけれども途中で中だるみし、子どもが『スポンジ・ボブ』の古いエピソードを延々と見てしまっているような家庭も、あるかもしれません。
現状を改善するための楽しい作戦が必要なら、私が「アクティビティ・ビンゴ」と呼ぶ方法はいかがでしょうか。
アクティビティ・ビンゴは、普通のビンゴに似ていますが、各マス目には、数字の代わりに、勉強に関連するさまざまなアクティビティを書き込みます。
1列完成させたら(どの列でもかまいません)、子どもは、「休憩」あるいは「ご褒美」として、あなたが妥当だと思うものをゲットできます。
テレビ番組を1つ見るとか、学習目的ではない映画を見るのはどうでしょう。
あなたも、やらなければならないことの手を止めて、一緒にボードゲームをしたり、外を走り回ったりすることにしてもいいと思います。
運動や学習以外の習慣化にも使える
子ども向けの無料エクササイズ・プログラム「Kids of Steel」では、体を動かすことをテーマにした同じようなビンゴを提案しており、そちらも悪くないと思います。
ここでは、例として、学習に重点を置いたアクティビティのアイデアをいくつかご紹介しましょう。
- 20分間読書する
- パズルをする
- 絵を描く
- レゴブロックの作品をつくる
- 大好きな人に手紙を書く
- 興味のある場所にバーチャル・ツアーする
- 算数ゲーム「Prodigy」を20分間やる
- 絵本作家Mo Willemsの動画を見る
- ストップモーション・アニメーションの動画をつくる
- 短いお話を書く
- 詩を書く
- 科学の実験をする
- 『Chrome Music Lab』で曲をつくる
- オンラインの読み聞かせに参加する
ビンゴカードの作り方
ビンゴカードは、きれいにつくってもいいし、簡単なものでもかまいません。
パソコンで手の込んだ表を作成して印刷するのもいいですし、紙にマス目を書いて、子どもに埋めてもらうもいいですね(そうすれば、子どももやることができて、さらにしばらくの間、時間をつぶせます)。
つくったらコピーして、1日ごとに、実行したアクティビティを消していきましょう。
あるいは、毎日同じビンゴボードを使う方式でも良いですね。その場合は、コインやボードゲームのコマなど、家にあるもので、マス目を埋めていきましょう。
学習内容をチェックリストにする方法
こうしたビンゴカードは、きっちりしたスケジュールよりも柔軟性のある方法ですが、もう1つ、ゲーム的な要素は薄れますが、柔軟性のある方法があります。
学習内容をチェックリストにする方法です。
「COVID-19 and Keeping Kids Busy(コロナウイルスの時代に、子どもを退屈させない方法)」というFacebookグループで、子どもをもつ親が提案しています。
子どもに1日中テレビを見せておく人たちもいるかもしれませんが、それについてとやかく言うつもりはありません。それぞれが、一番いい方法を探しましょう。
あわせて読みたい
Source: Kids of Steel,COVID-19 and Keeping Kids Busy
Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文]
Image: Shutterstock