缶詰の食品にとっては大きな出番がやってきました。今こそ、アンチョビの缶詰を見直すべき時です。

魚臭さと塩気が強すぎるという評価だと思いますが(その噂もまったく正しくありませんが)、多くのミネラルと旨味も詰まっています。

アンチョビをバター(もしくはオリーブオイル)で溶かすと、小さな魚の強烈な特質を活かして、料理に美味しい風味を加えることができます。

気になる小骨・魚臭さはどう処理する?

骨が心配な人も、ご心配なく。小さな魚の骨は油分の中で分解しますが、確実になくしたい場合は、すり鉢すりこぎで小さな身を潰してもいいでしょう。

料理が魚臭くなってしまわないか気になる人は、魚に対して大さじ1〜2杯のバターからはじめて、それから自分が美味しいと感じる量まで魚の身の数を増やし、比率を逆転させていきましょう。

アンチョビバターのさまざまな使い道

アンチョビがバターに溶けたら(中火で調理しながら、アンチョビが分解されるまで木のスプーンで潰します)、この強力で香り豊かなアンチョビバターをどの料理に使うか決めましょう。

パスタ

パスタソースから始めるのがおすすめです。トマトの酸味のお陰で、魚臭さが和らぎ、アンチョビバターの深い風味が加わります。一度食べたら、もっとアンチョビバターを作りたくなるでしょう。

ソースやドレッシング

ほかにも、オリーブオイル(もしくは溶かしバター)でアンチョビバターを軽く泡だて、ローストした野菜(特にジャガイモが最高)に垂らしたり、ポップコーンにかけます。

ディップ

かけるだけでなく、つけて食べるのもいいです。バター1/2カップに、少なくともアンチョビの切り身を5切れを溶かし(この時にニンニクも少々)、ローストしたアーティーチョークやラディッシュを直接ディップして食べます。

シーフード料理

冷凍の大きめの魚の切り身やエビは、たまに風味が足りないことがあります。そんな時は、アンチョビバターを使ってシーフードの風味を強めましょう。


基本的に、料理の食材に風味が必要な場合は、アンチョビバターを使って風味を加えるのが一番手っ取り早い方法です。

他に何もない場合は、パスタ料理の最高のベースになります。お気に入りのパスタと少量の水に、アンチョビバターを入れ、パン粉やパルミジャーノ、その時にあるものを何でも加えましょう。

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Claire Lower - Lifehacker US[原文