今週初めに、私は2019年のすべての出費をカテゴリー別に分けたレポートを作成しました。
年末までに、もう少し出費が生じるとは思いますが、自分のお金が今年は何に使われたのか、自分の価値観に見合ったお金の使い方ができたか、かなり正確に把握できました。
今年1年、自分が何にお金を使った?
たとえば、私はクリエイティブなアーティストや芸術団体をサポートする人間でいたいと思っています。
慈善事業への寄付、クラウドファンディングプラットフォームであるパトレオンのサブスク、地元のアート系イベントや公演のチケットに充てた金額を合計すると、たった1,371.18ドルでした。
洋服代が1,092.56ドルだったので、それよりもちょっと多いぐらいです。
つまり、私は寄付と新しい服を買うことに、ほぼ同じ価値を与えていることがわかります。
支出額を数字でみると意外な発見がある
皆さんもこんなふうに自分の支出額を数字にしてみると、意外な発見があって驚くかもしれません。
たとえば、外食に思っていた以上にお金を使ったことがわかるかもしれません。
逆に、テイクアウト、ワーキングランチには意外にお金を使っていないことがわかるかもしれません。それなら、来年はラテを買うたびにお金の心配をしなくていいですね。
私の場合、カーシェアにお金を使い過ぎていないか心配でした。
でも、今年の支出の概要を見ると、仕事でなく私生活での移動手段としてLyft、Uber、タクシー、バスの定期券などに使った総額は、たった488.26ドルだとわかりました。
そのぐらいなら全然OKです。車を買うよりはるかに安いから。
年末にお金の使い道を把握するメリットは?
年末にこのような分析をすると、自分のお金をどんな用途に使ったか、将来何にお金を使いたいかを決めるのにも役立ちます。
私は2020年にもう少し寄付を増やしたいと思います。
それから、休暇にももっとお金をかけたいですね。
化粧品や家庭用品は、多分一番衝動買いしやすいので、このカテゴリーの出費は減らせるかもしれません。
(1人分としては必要以上の石鹸、シャンプー、コンディショナー、フェイスウォッシュを持っていることを告白します)
お金の価値観チェックリスト
2020年の予算を立てるときは、2019年の支出レポートもとに、次の質問に答えてみましょう。
(1)各カテゴリに費やした金額に満足していますか? 自分の価値観に見合ったお金の使い方をしていますか?
(2)お金をかけ過ぎたと思うカテゴリはありますか? 実際には必要でなかったものや使用しなかったものをたくさん買ったと思いますか?
(3)お金のかけ方が足りないカテゴリがあると思いますか? 必要なものを買わなかったり欲しいのに買うのを避けたことがあると思いますか?
(4)来年、意識的に出費を増やしたいあるいは減らしたいカテゴリはありますか?
(5)出費を増やしたいとしたら、どこからそのお金を調達しますか?別のカテゴリからもってきますか?収入を増やしますか?貯金する金額を減らしますか?
(6)出費を減らしたい場合、使う予定のないお金をどうしますか?別のカテゴリに充当しますか?貯金しますか?
(7)予算には、予想外の出費に備えて十分な余裕がありますか?車の修理やクリスマスプレゼントなどの費用を貯めるために、積立貯金をしていますか?緊急事態に備えた貯金、リタイヤ後の生活費、債務返済、頭金、その他の長期的な財務目標のために十分な現金を確保していますか?
もちろん、1月に作った支出計画は、2月が終わる頃には、すっかりひっくり返ってしまう可能性が高いことはわかっています。
でも、上記の項目をじっくり自分に問いかけて、個人的な価値観と「実生活」の両方に余裕を持たせた予算を立てることは、それなりの価値があります。
なぜなら、今度コーヒーショップ前を通りかかったとき、お気に入りの洋服のショップから届いたメールを開けたとき、手作りの石鹸のディスプレイの前で立ち止まったとき、そこでお金を使いたいのか?
それとも、もっと価値を置いている別のことにお金をとっておきたいのか判断できるようになるからです。
あわせて読みたい
Image: Shutterstock
Nicole Dieker – Lifehacker US[原文]