豆の缶詰は、お手頃で便利であることは間違いないのですが、豪華な料理とは程遠い気がします。少なくとも、休日の華やかなパーティーの計画を立てるときに思い浮かぶものではないでしょう。
でも、今夜のパーティーのことをすっかり忘れてしまい、「何も準備してなかった!」という状況に陥ったら、豆缶の出番です。
キッチンの常備品と一握りの新鮮なハーブがあれば、ごく普通の豆缶でパーティーにふさわしい前菜ができるんです。
手早く作るマリネにわざわざ正確なレシピは必要ありませんが、味のバランスは大切ですよ。
しっかりと下ごしらえを
まず、豆を選びましょう。2缶あれば十分です。1種類の豆だけ使っても、何種類かの豆を混ぜて使ってもOK。白豆、黒目豆(ササゲ)、ひよこ豆ならどれを使ってもうまくいくでしょう。
豆缶を開けて水気を切り、豆を水ですすいだら水切りカゴに入れて乾かしましょう。豆を乾かしている間に、マリネ液を作ります。
味の決め手、マリネ液の作り方
上質なオリーブオイルを使えば確実においしくできますが、クルミオイルやピスタチオオイルを使ったり、複数のオイルを混ぜてみるのもいいですね。使用するオイルの1/3をごま油にすると味に深みが増します。
次に、香味野菜をオイルに入れます。さいの目に切った玉ねぎとニンニク2~3片をみじん切りにして入れるとおいしいです。このとき、冷蔵庫にネギが残っていたら使い切るチャンスかもしれません。
オリーブ、ピーマン、調理済みのマッシュルームもあれば、細かく刻んで入れましょう。
お好みの香味野菜をオイルに入れたら、小さじ1/4の塩で味付けします。塩の分量は、豆に塩気がついているかどうかで調節しましょう。
酢やレモン汁などの酸味を大さじ2杯加え、お好みで柑橘類の皮もすりおろして入れます(レモン約半分の皮で十分ですが、好みに応じてレモン1個分まで増量可能です)。スパイシーにしたいなら、チリペッパーを入れるのもありです。
仕上げは新鮮なハーブで
オイルにすべてを約5分間漬けてオイルに香りがついたら豆と混ぜます。ここで、好みの新鮮なハーブを半カップ入れましょう。別にしておいた大さじ2杯分のハーブで飾りつけたらできあがりです。
この豆のマリネは時間がたつほどおいしくなるので、できればパーティの2~3日前に作っておくのがおすすめです。
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Claire Lower – Lifehacker US[原文]