今月、Googleの新しいプログラム「Feature Drop」が、スマートフォンPixel 2、3、3a、4(XLモデルを含む)で提供されます。
この登場したばかりの「Feature Drop」には、新しい機能がたくさんあります(すべての機能がすべてのPixel端末で使えるわけではありませんが)。今回は、その機能を簡単に一覧で紹介しつつ、どの端末で使えるかも紹介していきます。
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Googleフォトでの背景ぼかし編集機能(すべてのPixel端末)
この機能は、最初にポートレートモードで撮影していない写真でも、人物の背景をぼかすように被写界深度を調節することができます。
着信の自動フィルタリング(Pixel 4)
最近は、Googleアシスタントでも、自動音声や迷惑電話の可能性がある通話を排除できていましたが、Pixel 4ではAIのヘルパーがそのような着信を自動認識し、フィルタリングしてくれます。
この機能を使うには、「電話」アプリから、着信がかかってきたら、「着信をフィルタリング」を選びましょう。応答前に、AIが発信者と用件を確認します。
ビデオ通話Google Duoの品質向上(Pixel 4)
Pixel 4では、ビデオ通話Google DuoにAI主導の機能が多数搭載されています。顔が中央に映るように自動補正したり、音声が途切れそうな時は、次の音声を自動予測して会話がなめらかになるように通話の品質を保つことができます。
また、最高で90fpsで動画再生ができるようになります。
Recorderアプリの追加(Pixel 3、3a、2)
つい先日、GoogleのRecorderアプリが使えるのはPixel 4だけだとお伝えしましたが、それが他のPixel端末にも追加されます。
公式にサポートされているPixel端末を使っている人は、誰でもダウンロードできます。Pixel端末以外のスマートフォンを使っている人も、外部記憶装置などからデータを移せば使えるかもしれません。

ライブ字幕(Pixel 3、3a)
多くのPixel端末のRecorderアプリで使えていた、音声がミュートになっている時でも、再生中の動画や音声の文字起こしができる機能が、Pixel 3と3aの端末でも使えるようになりました。
フォーカスモード(Pixel 3、3a、2)
「Digital Wellbeing」のフォーカスモード機能が、Pixel 3、3a、2など「Digital Wellbeing」アプリがある端末で使えるようになりました。
仕事や作業に集中できるよう、集中力を削ぐようなアプリの機能を制限します。
「Flip to Shhh」(Pixel 2)
Pixel 2でも、スクリーンを下にして置くと通知がオフになる機能が使えます。「Digital Wellbeing」アプリの設定で見つかります。
その他のアップデート
- オーストラリア、カナダ、アイルランド、イギリス、シンガポールのPixel 4ユーザーの、Googleアシスタントがアップデートされました。
- ビデオ通話 Duoでポートレートモードが使用できます。(Pixel 4、3、2)
- Pixel 4でGoogleマップの性能と正確性がアップデートされました。
- すべてのPixel端末のメモリ管理機能が改善されました。
最初の「Feature Drop」の機能をすべてダウンロードして追加するには、「設定 > セキュリテイ > アップデートの確認」で、Android OSが最新版になっていることを確認してください。もしくは、Google Playストアのマイアプリやゲームで、Googleのアプリが最新版になっているかを確認しましょう。
上記の機能は数週間中にリリースされますので、自分の端末で使えるようになるには、もう数日かかるかもしれません。
今後の「Feature Drop」の新機能については、いつリリースされるのかわかりませんが、注目すべきアップデートがあればいつでもお知らせします。
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Image: Google
Source: Google
Brendan Hesse - Lifehacker US[原文]