Therma」ファンの皆様、お待たせいたしました。

前回のクラウドファンディングで人気を博し、2800万円を売り上げた純チタン製サーモボトル「Therma」が、新型のボトル「Therma 3.0(サーマ 3.0)」を発表しました。

Thermaは医療グレードの純チタン(チタンコーティングとは違い、本体そのものが純チタン)の真空二層構造で、チタン素材ならではの機能性を有しているのが強み。

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Photo: 吉田 祥平

チタン製のThermaは抗菌性が高く、飲み物が長持ちするほか、強度が高く、破損や錆びとはほぼ無縁。保温機能も一般的なサーモボトルに引けを取りません。わずか260gという「超軽量性」も魅力です。英語では The wonder metal(驚異の金属)とも呼ばれるチタン。今回はそんな金属を採用した「Therma 3.0」を、じっくり検証してみました。

ミルクコーヒーが3倍長持ちする抗菌性

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Photo: 吉田 祥平

高い抗菌性」と言われてもピンとこないかもしれませんが、ミルクコーヒーが3倍の時間長持ちすると聞くと、わかりやすいですよね。

「Therma 3.0」は医療グレードの純チタンを使用しているのですが、実際にチタンとステンレスの上での菌(黄色ブドウ球菌の繁殖を比べた画像があります。それがこちら。

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Image: Machi-ya

お察しの通り、右側がチタンです。ミルクコーヒーが3倍長持ちするというのも、納得できます。

6時間後も十分な保温性

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Image: Machi-ya

「Therma」の側面は二層の真空構造になっており、保温力は通常のステンレス製ボトルに引けをとりません。

Machi-yaのクラウドファンディングページには、「95℃の飲み物を6時間経っても、59℃前後に保てる」とあります。もちろん論より証拠。本当かどうか、実際にやってみました

まず95℃のお湯を「Therma」に入れます。この時点で午後4時です。ここから6時間待ちます。

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Photo: 吉田 祥平

待つこと6時間、温度は…

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Photo: 吉田 祥平

66℃!商品ページに記載されていた温度よりも高い結果となりました。半日外出に持ち出しても、まだ熱々というレベルです。

とにかく軽い&デザインが秀逸

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Photo: 吉田 祥平

中になっているはずなのに、260gと非常に軽量。軽いのはチタンの素材の特性によるものではあるのですが、それにしても軽いです。

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Photo: 吉田 祥平

それに加えて、Thingfy社の作る製品らしく、無駄な装飾のない、ミニマルなデザインも魅力。本体にチタンの元素記号や融点といった情報をレーザー刻印しているのも、一般的なサーモボトルにはない世界観です。

チタンを採用した希少性の高いボトル

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Image: machi-ya

総じて言えば、Thermaの魅力は「純チタン」という素材を採用している点です。ボトルと言えばステンレス製が当たり前ですが、チタン製のボトルはほとんど見たことがないのではないでしょうか? とはいえ、アウトドアシーンではチタン素材の製品に根強い人気があるように、機能性の高い素材として広く知られています。

なかなかお目にかかれないこのボトル、この機会に手に入れてみませんか?

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Photo: 吉田 祥平

Image: Machi-ya

Source: Machi-ya