子育てのバタバタに追われる日々は、忙しいなんてもんじゃありません。
送り迎えの間に山のような仕事が終わるはずもなく、家に持ち帰るのはもはや普通のこと。そのうえ、家事の負担が減ることはありません。えっと、「夫婦の時間」ってなんだっけ?
我が家には10代の子どもが2人いますが、子どもが小さい頃より楽かというと、そんなことはありません。それに、10代になると昔ほど長く寝てくれません。
つまり、わかりますよね。「夫婦の時間」というのは、子どもが生まれて10年たとうと増えるわけではないのです。
忙しい2人がコミュニケーションをとるには、そうするための努力が必要です。その方法をいくつか紹介しましょう。
自宅で「夜のデート」を楽しむ
もちろん、誰しもその気がないわけではありませんよね。
でも、ベビーシッターを雇って、おしゃれなレストランで食事をして…となると、どうしても先立つものが必要で、二の足を踏んでしまうのは無理もないでしょう。
ですが、米Lifehackerの子育てに関するFacebookグループ「Offspring」で、Stephanieさんがもう少し手軽な方法を紹介していました。
それは、めったにない「テレビタイム」を子どもに許して、その間に夫婦だけで食事やワイン、カードゲームを楽しむという方法です。
子どもを預けられる場所を見つける
子どもたちが小さかったころは、スーパーが買い物客用に提供している、無料の託児所をよく利用していました。
子どもを預けて1時間買い物をすることもあれば、店内にあるカフェで寿司をつつきながら、夫婦の会話を楽しんだものです。
子どもは工作をしたりゲームをしたりでご満悦。私たちも、子育ての義務から解放されてお互いを理解し合う時間に満足していました。
近所のコミュニティセンターの託児サービスもよく利用していました。
それほど高くない金額で預かってくれるので、1時間預けて2人でジムに行ったり、ジムを早めに切り上げてお互いに話をすることもありました。
結局は送迎の分担を決めるためにカレンダーとにらめっこになるのですが、それでも2人で話す時間は貴重でした。
「託児」という年齢じゃなくても、近所のコミュニティセンターは利用価値があります。
たとえば、道具を借りて体育館でバスケットボールなどができるのであれば、子どもたちだけで遊ばせて夫婦で話をする時間にしてみてはいかがでしょう。
同様に、近所の公園に道具を持っていき、芝生で遊ばせている間に夫婦でウォーキングをしてみたり。
ロマンティックなディナーではないけれど、忙しい日々ならそれでも十分。しかも、子どもが疲れてくれるというおまけ付きですよ。
犬の散歩を2人の習慣にする

数年前に犬を飼い始めたとき、子どもたちが毎日の散歩役でした。よくある話、やがてそれは私の仕事になったのですが。
でも、ある日ふと、犬の散歩が夫との時間をつくる最高の機会であることにきがつきました。
それからというもの、2人と1匹による夜の散歩が習慣になりました。今では夕食後、皿洗いを子どもたちに任せ、私たちは30分の散歩に出かけます。
犬は気分転換になるし、私たちはお互いの話題を共有できます。そして家に帰ると、キッチンは(おおむね)きれいになっているのです。
新しい習い事を2人で始めてみる
2人で一緒に笑っていれば、ストレスはどこかに消えてしまいます。
「Offspring」のメンバーJamieさんは、夫婦で週に1度、即興劇のレッスンに通うことで良好な関係を維持しているそうです。
単なる「ディナーと映画」のデートとは違い、2人で笑えるし、とても意欲的になれます。何よりも、気持ちが落ち込んでいるときでも笑えるのが素晴らしいところです。
子どもの昼寝の時間を活用する
赤ちゃんのお昼寝中は一緒に寝るのがいいとよく言われますが、私は週末のその時間を家事や仕事、ときにはテレビを見る時間に充てていました。
でもある日、パートナーとの愛を深める時間にも使えることに気がついたのです。
忙しい週末の午後。服を脱ぐまではいかずとも、少し触れあうくらいの時間はとれるのでは?
何をしてもうまくいかないときは…
子育て中も恋人としての関係を維持するのは至難の業です。
ロマンスや深いつながりを求めているのに、お互いのニーズを満たせない日々が続くかもしれません。でも、それは仕方のないこと。
何をしてもうまくいかないなら、SNSでの重要な投稿・おもしろい投稿にパートナーをタグづけするという方法を試してみるのはどうでしょう?
「Offspring」でSaraさんが提案していたのですが、効果的かもしれませんよ。
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Image: Ivanko80, Dean Drobot/Shutterstock
Source: Facebook
Christine Burke - Lifehacker US[原文]