過去30年以上にわたり世界中から注目され続けているビル・ゲイツ。
彼の半生を追ったドキュメンタリーが完成したとあっては、興味津々です。
9月20日配信、ビル・ゲイツの横顔に迫るドキュメンタリー
映画は『Inside Bill's Brain: Decoding Bill Gates』、邦題は『天才の頭の中:ビル・ゲイツを解読する』。
ネットフリックスで9月20日から配信されます。その予告編がお目見えしました。
アカデミー賞監督が描く「ひとりの人としてのビル・ゲイツ」

この3部からなるドキュメンタリーを手がけたのは、2006年の『不都合な真実』でアカデミー賞を受賞したデイヴィス・グッゲンハイム監督、この画像の右側の男性です。
グッゲンハイム監督は「Entertainment Weekly」でこう述べています。
ビル・ゲイツは常に注目される存在でしたが、今の彼が興味深いのは、その楽観主義と現実主義が問題解決のアプローチにどうつながっているかという点なのです。
(中略)公衆衛生問題や原子力問題など普通なら考えたくないような困難で複雑な問題に取り組むビルの姿にフォーカスしました。
ビルは、失敗するかもしれないとわかっていながらも難題に取り組むことを選ぶのです。彼のそんな様子を見せることで、ひとりの人間としての彼の興味深い面を明らかにできるのではとひらめいたのです。
「Entertainment Weekly」より翻訳引用

映画ではビル・ゲイツの仕事ぶりや読書ぶりがじっくり見られそうで楽しみです。
特に、彼がアイディアやインスピレーションをどう現実的な方法へと転換してゆくのか、複雑な状況をどのように捉えて困難な問題に取り組むのか、そのプロセスは見逃せません。
考えてみれば、これまでにドキュメンタリーの対象にならなかったのが不思議なぐらい。
ビル自身も「Entertainment Weekly」で、問題がまだ山積みなのにドキュメンタリーにするのはと思う人もいるかもしれないけれど、見る人が刺激を受け行動して諸問題の解決につながればと思うと語っています。
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Image: Courtesy of Netflix/Photo Credit: Saeed Adyani
Source:Netflix (1, 2), Entertainment Weekly