夏の旅行シーズン。旅の経験を左右するホテル選びは重要ですよね。とくに海外のホテルには気をつかいます。
そこで今回は、「Insider」にあった、ホテルを選ぶときのポイントを紹介します。
レビューを読むときに注意すべきポイント
まず、いまやどこのホテルだろうと自宅にいながら読める“レビュー”。「Insider」記事の旅行代理店の話によると、ネガティブなものも含めてレビューをすべて読むべきだそうです。
また、bed bug(トコジラミ)についてのレビューがあった日には、そのホテルは即NGリスト行き。これは日本ではありえない気がしますが、アメリカでは要注意事項のひとつ。「Insider」によるとBedBugs Reportsというサイトでチェックできるそうです(アメリカとカナダのみ)。
また、レビューの日付も要注意。全体としては星の数が高くても、最近のレビューがネガティブならマネジメントの変更などにより、サービスの質が落ちている可能性があります。
こんな画像ばかりならNG
「Insider」で、旅行代理店のジェイソンさんはホテルの画像についてこう述べています。
もしホテルのホームページにあるのがボウルに入った果物や街の様子など一般的な画像ばかりなら、ホテルそのものにセールスポイントがないとか、改築が必要なのだと思っていいでしょう。
「Insider」より翻訳引用
ぼやけている写真や、部屋全体の様子がわからない画像も赤信号だそうです。
でも、部屋全体の画像がすばらしくても、実際に行ってみたら大したことがなかったという経験もあるんですが…(涙)。
電話やメールで対応を直接チェックする
レビューや画像ではなかなかわからないカスタマーサービスについては、実際にコンタクトしてみるのが一番良さそうです。
電話してもなかなか従業員と話せないホテルはやめたほうが良い、とは旅行代理店の意見。日本だと、電話に出ないとかメールの返事がこないというのはほとんどないと思うのですが、アメリカでは残念ながらありえます。わたしにも、電話してみたら誰も出なかったホテルを候補から外した経験があります。
そういえば、日本にいる友人から、ドイツのホテルにメールで問い合わせしたいので英文をチェックしてほしいと頼まれたことがありました。ホテルからはきちんとした返事がきて、彼女はそのホテルに滞在、とても良かったと話していました。
この方法が100パーセント確実だとは言い切れませんが、メールや電話を通じてそのホテルが外国からの宿泊客に慣れているか、きちんと対応してくれるかどうかチェックできるなら、その手間をかける価値はあると思います。
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Source:Insider, BedBugs Reports
Image: Shutterstock