仕事に行って寝るだけのバタバタな毎日を繰り返していると、友達からのメールへの返信や、大切な記念日などを忘れてしまいがちです。
でも、友達をおろそかにしてはいけません。
友情が私たちの心の健康に貢献することは、数々の研究で証明されています。
さらに、友情で寿命が延びるとさえもいわれています。とはいえ、大人になってから新しい友達を作るのは容易ではありません。
だからこそ、今まで培ってきた友情を大切にしなければならないのです。
1. 具体的な計画を立てる
面倒くさがり屋さんのあなたは、そろそろ意識を変えたほうがよさそう。
具体的に会うプランを提示しない態度を続けていると、「お前に会うつもりはない」と解釈されてもしかたないからです。
(それが事実であれば、また別の話ですが)
そんな自分を変えるには、「友達からのお誘いはすべて断らない」と決めてみてはいかがでしょう。
あるいは、自分から誘う頻度を増やすことで、「あなたに避けられている」という印象を相手に持たせなくて済むでしょう。
その際、「いつかどこかで」というあいまいな誘い方ではなく、日時や場所を明確にすることが大切です。
それか、週1や月1で定期的に会う約束をすれば、習慣の中に取り込むことができます。
どんな理由であれ、約束をキャンセルしてしまったときは、次は自分から誘うようにしてください。
当たり前ですが、非常事態でもないかぎりドタキャンはしないこと。会うのが難しければ、短いメールでもいいので、マメに連絡をするようにしましょう。
2. 相手の都合を考える
とはいえ、忘れてはいけないことがあります。それは、自分のニーズだけを押し付けないこと。会うときは、相手にとって都合のいい時間や場所を提示するようにしましょう。
それだけでも、相手を気にかけていることを伝えるメッセージになります。
筆者はいつもそれを心がけているため、地下鉄で45分の場所だろうと、相手の職場近くのレストランだろうと、どこにでも出かけていきます。
3. 大切な日を忘れない
あなたは大事な友達の誕生日を忘れてしまうタイプですか?
そうだとしたら、それはとても残念なこと。
Redditでu/C8H10N4O2xlifeさんが述べているように、誕生日など友達にとって重要なイベントを、決して忘れないようにしてください。
家族旅行、楽しみにしていたコンサート、気にしていた何かの締め切りなど、友だちから聞いた重要なイベントごとについては、スマホのカレンダーにリマインダーをセットするようにしています。
あまり親しくない間柄でそれをするのはちょっと変かもしれませんが、とりわけ仲のいい数人の友達の間では、心から感謝されているようです。
その日が来たら、シンプルなメールを送って元気かどうかを尋ねましょう。
些細なことのようですが、実はとても大切なこと。
たとえ近くにいなくても、「あなたのことを考えているよ」という気持ちを伝えることができるのです。
4. 耳を傾ける
友だちの話には耳を傾けましょう。
Fast Companyの記事にあるように、私たちは相手の話に興味がなくても、失礼だからという理由で聴いているふりをすることがよくあります。
MITリーダーシップセンターでエグゼクティブディレクターを務めるHal Gregersen氏はこう言います。
会話のあとになんの驚きも残らないときは、きちんと話を聴いていなかった証拠です。
裏の意図を持たずに話を聴くのがポイントです。判断しない、中断しない。質問は話が途切れてからにしましょう。
5. 悪い友達とは別れる
あなた自身がいい友達でいるためには、あなたに対してもよく接してくれる友達を選ぶ必要があります。
会う約束を何度も変更したあげく1時間も遅れてくるような友達は、いい友達とはいえません。
何度もメールをやり取りしたうえにドタキャンしてくるような相手なら、最初から付き合わないほうがマシかもしれません。
だから筆者は、20代前半から付き合いの範囲を狭め、今は本当に信頼できる3人にしぼりました。
言い換えると、誰かにとってのいい友達になるためには、Noといえる人間になる必要があります。自分の時間と努力を、本当に大切な人に集中させるために。
ですから、昔の友達全員とマメに連絡を取る必要はありません。そこは、Facebookに任せておきましょう。自分にとって大切なことは何か。それを意識するようにしてください。
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Image: Amazon
Josh Ocampo - Lifehacker US[原文:How to Be a Better Friend]