ほとんどの場合、乾麺のパスタより生パスタのほうがおいしいとは思いますが、パスタマシンも持っていなければ、強い上腕筋も持ちあわせていません。
生パスタはシート状にすればいい
そのせいで、これまで私がパスタをつくった時は、麺が分厚すぎて永遠に茹でなければいけないようなものがほとんどでした。
しかし、糸のように細いエンジェルパスタではなく、シート状のパスタをつくると決めてから、かなり満足のいくパスタができるようになりました。
柔らかくて、折り畳めて、手でちぎれるパスタは昔からあります。ファッツォレッティとか、その形状からハンカチ・パスタなどと呼ばれています(でも鼻はかまないでください)。
まず、生地をつくり、小分けにして丸め、薄くシート状に伸ばし、割いたり切ったりしてお好みの形にします。
いい生地のレシピはたくさんありますが、「Allrecipes」で見つけたおそろしくシンプルなレシピでかなりうまくできます。
自宅で簡単にできる生パスタの作り方
私は全部中力粉にするのではなく、中力粉半分とセモリナ粉半分でつくります。このなめらかなシート状パスタをつくるのに必要な材料は以下の通りです。
材料
- 中力粉 1/2カップ
- セモリナ粉 1/2カップ
- 食塩 小さじ1/2
- 溶き卵 1個分
- 水 大さじ2
▼作り方
STEP1.
大きなボウルに小麦粉2種と食塩を入れて混ぜます。よく混ぜたら、真ん中に小さなくぼみをつくり、その中に溶き卵を入れます。
フォークを使ってよく混ぜ、生地がペタペタとしてきたら、生地を丸くまとめるのに必要なだけ水を足します。
小麦粉をまぶした板や台の上に生地を持っていき、以下の写真のような状態になるまで3〜4分こね続けます。
STEP2.

生地をまとめ、少なくとも15分はこのまま置いておき、生地用のカッターやナイフで8等分してください。8等分した生地を四角い形にしてから、できるだけ薄く伸ばしていきます。
STEP3.

半分にちぎって、それぞれをまたできるだけ薄く伸ばします。最終的に、パスタに暗い部分がなくなり、向こうの光が透けて見えるような薄さにするのが目標です。上の写真がほぼ目標に近い状態です。私の手に近い端の部分をもう少し伸ばすだけです。
STEP4.

ハンカチ状のパスタが山積みになったら、後は調理するだけです。鍋に塩水を入れて沸騰させ、パスタを入れて、互いにくっつかないように混ぜながら、3〜5分ほどアルデンテ(「歯ごたえが残る」という意味)になるまで茹でます。
STEP5.

ザルにあけたり、トングで鍋から取り出したりして、水気を切り、温めたマリナーラソース、バジルソース、クリームソース(ベーコン入り)などに入れてからめましょう。
パルミジャーノチーズをかけたり、ちぎったバジルを散らしたりして、ワインを開け(もしくはコーラの缶を開け)たら、素朴なパスタを存分に味わってください。
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Image: Claire Lower/Lifehacker US
Source: Allrecipes
Claire Lower - Lifehacker US[原文]