毎日観ているNetflixを利用して、外国語のリスニング能力を向上させたい方。
以前にも「LLN(Learning Language with Netflix)」というChrome拡張機能をご紹介しましたが、たまに出てくる知らない単語の意味だけ教えてくれれば十分だよ…という方には、103の言語に対応の「Mate」が使いやすいかもしれません。
「Mate」は、Chromeをはじめ、FirefoxやEdge、Operaといったブラウザで使える外国語学習ツール。
ブラウザに拡張機能を追加してNetflixを再生すれば、単語単位で翻訳が見られるようになります。
字幕をクリックして翻訳できる
たとえば、英語字幕を表示して海外ドラマを鑑賞し、意味のわからない単語が出てきた時点で一時停止。
対象の単語をクリックすることで意味や発音が確認できます。

このように使い方がいたってシンプルな「Mate」ですが、ポップアップのサイズが変更できたり、ダークモードで表示できたり…といったカスタマイズも可能です。
アプリと連携して保存した単語を自動で単語帳へ

オススメは、単語帳を活用してボキャブラリーを定着させること。
「Mate」では、意味を確認した単語を保存すると自動的に単語帳が作成され、後から復習できるようになります。
この際、iOSアプリの「Reji」との連携が便利です。
ブラウザの単語帳画面で「Learn」を押すとQRコードが表示されますので、これをiPhoneから読み込むだけで単語帳が「Reji」に追加されます。

「Reji」では、単語帳単位で練習問題が解けるようになっていますので、作品を一本観るだけで、たくさんのボキャブラリーが身につきそうですよね。
YouTubeにも対応予定

実は「Mate」のiOSアプリ(有料:1200円)もリリースされていますが、入れてみたところプロアカウントとして認識されるものの、ブラウザ版と紐付かず単体の単語帳としてとしか機能しませんでした。
ブラウザ版の「Mate」については、基本機能は無料で使えますが、作成できる単語帳が2つまで、他端末との同期ができない…といった制限があります。
こうした制限を解除するには9.99ユーロ(約1260円)支払って、プロアカウントへのアップグレードが必要です。
「Mate」は、今後YouTubeにも対応予定とのことで、そうなればさらに手放せないツールになりそうですね。
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