2017年3月1日掲載記事を再編集し掲載しています。
文章を読むときは、内容をある程度記憶にとどめられなければ意味がありません。
きちんとメモを取ることを活用する、このシンプルなエクササイズを実践すれば、読んだことをもっとよく記憶できます。
James Clearさんは、自身のブログで、文章を読むときはメモを取ること、さらにそのメモを検索可能な状態に整理することが大切だと語っています。
さらに、毎回本を一冊読み終えるたびに内容を要約する練習をすることも推奨しています。
「本を読み終えたらすぐに読んだ内容を3行にまとめてみる」のです。
この練習をすることで、読書中に取ったメモを見直し、その本が本当に訴えたいことを引き出さざるを得なくなります。
これで、将来その本に関して忘れてしまったことを取り戻すためにその本を再読する必要が無くなります。
単にメモを見直して自分が書いた要約を読み直せば、その本に関する知識がよみがえるからです。
これは本に限らず、文章を読む場合は常に応用できます。
ですから、読書の質を向上させるためには少し自分で文章を書くことが必要なのです。
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Image: Flicker
Source: JAMES CLEAR
Patrick Allan[原文:Improve Your Reading Comprehension by Writing Three-Sentence Summaries ]