ほとんどのエクササイズにはバンドバージョンがありますが、バンドを使うのがベストというエクササイズは数えるほどしかありません。その中から、筆者のお気に入りをいくつか紹介しましょう。
今回は、上半身が対象です。あなたも、バンドを使ったトレーニングに挑戦してみてください!
1. パロフプレス
「回転に耐える」ことで体幹を鍛えるエクササイズ。
バンドによってひねられそうになる身体を、胴体の両サイドの筋肉を使ってこらえます。
準備としては、バンドをドアノブなどの動かない場所に固定します。
横向きに立って、両手を使ってバンドを引っ張りましょう。しっかり握って、おへそまで引っ張ります。
次に、腕を伸ばします。一見ウェイトを使わないベンチプレスのような動きですが、腕を伸ばすにつれてバンドの張力が上がり、耐えるのがキツくなります。
2. アシスト付き腕立て伏せ
初めて見たときは、天才かと思いました。
短めのバンドを、上腕か肘のあたりで両腕にかけます。あとは、普通に腕立て伏せをするだけ。
身体を下げると、持ち上げる力をゴムがアシストしてくれます。
ある意味「ズル」なので、これだけに頼ってはダメですが、腕立て伏せのバリエーションの1つに入れておくにはよさそうです。
3. アシスト付き懸垂
これは上の腕立て伏せよりはメジャーですが、言及しておく価値はあると思います!
長いバンドを懸垂棒に巻き付け、輪になった部分に足または膝を入れます。
身体が下がるとアシストしてくれますが、上がるにつれて補助が弱まります。上記の動画を参考にどうぞ。
──2019年4月10日の記事を再編集のうえ、再掲しています。
Source: Youtube