旅行のために外国語を学ぶことは、言葉を学ぶこととは少し違います。
思い出してみてください。旅行先で使う言葉って、「お願いします」「ありがとうございます」「これはどういう意味ですか?」「トイレはどこですか?」などの簡単なフレーズばかりですよね。
旅行先でよく使うのは「すいません」
もっとも、私が旅行先でいつも実感することは、醜いアメリカ人と思われないためには、たった1つの言葉が話せればいいということです。それは「I'm sorry」です。とはいえ、これは、単純に見えて結構複雑な言葉です。
「すいません」という軽い謝罪やお礼を英語で伝えるとき、「sorry」 「pardon」「excuse me」 「thank you」があります。それぞれ暗示する意味は異なり、言い方によっても違う意味になります。
違う国に行っても、こうした言葉を適切に使うことができれば、人から攻撃されることを心配ぜず、積極的かつ友好的に振る舞うことができます。
「すいません」がどんなシーンで使えるか事前に確認をしておこう
私のお気に入りは、CodegentのLearn to Speakシリーズです。この中のLearn Japanese(日本語を学ぼう)というアプリで、
- 謝罪を表す「I'm sorry」が「ごめんなさい」
- 同情を表す「I'm sorry」が「お気の毒に」
- 要求を表す「please」が「下さい」
- 提供を表す「please」が「どうぞ」
ということが学べました。1つの言葉でも、複数のシーンで使えることがわかります。
そのほかにも、「It's OK」が「大丈夫です」であることや、「no problem」が「問題ありません」であることもわかります。
旅行中にもフレーズをいくつか学ぼうとしましたが、覚えられたのは「excuse me」の意味の「スミマセン」だけでした。
ほとんどの場合は、神妙な顔をして「sorry」というのがせいいっぱいでした。そしてそのたびに、事前にもっと学習しておけばよかったと後悔するのです。
覚えても使わなかった言葉
一方、時間をかけて覚えた「good morning(おはようございます)」や「good evening(こんばんわ)」のさまざまなバリエーションや、「ハジメマシテ、ニックといいます」などの会話表現は、ほとんど使わずじまいでした。
お礼の言葉も忘れずに
たとえば、「ドーモ」や「アリガトウ」といった言葉です。日本で何か買い物をしたら、「ありがとうございました」と声をかけられました。
旅行に行くときは、こうした現地の言葉を覚えていくだけで、得られる体験が変わるはずですよ。
あなたも海外に旅行に行くときは、せめて「すいません」「ありがとう」くらいの言葉は覚えておいてはいかがでしょうか?
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Image: Jaromir Chalabala/Shutterstock.com
Nick Douglas - Lifehacker US[原文]