私は初デートの回数が多いからだと思うのですが、2回目のデートを断るのはとてもうまくなりました。
統計的に見て、まったく相性もよくなかったのに、2回目のデートをしたがる人はかなりいるのです。
本当に好意を持っていた人から、突然連絡を絶たれたり、放置されたりすることもありますが、個人的には相手からの連絡を無視しないように心がけています。
誰かが私に好意を持ってくれて、もう一度デートがしたいと言ってきた場合は、必ず返答するようにしているので、相手が何があったのかと不思議に思うようなことにはなりません。その方法をご紹介しましょう。
1. はっきりと「ノー」と伝える

受動的な、メールやチャットなどテキストベースのコミュニケーションでは、相手にヒントを与えるだけで察して欲しいという傾向にあります。
長いこと返信を待った挙げ句、相手は「すみません、ずっと忙しくて!」と言うだけで、空いている時間を教えてくれなかったり、「もう一度会いたいですね」と言うものの、決して話を詰めなかったりします。
そんなことはしないでください!
自分に好意を持ってくれている相手に、自分は興味がないし、もう一度会う気もないということを理解して欲しいのでしょうが、かすかな希望を持たせ続けるのは卑怯です。
誠実になりましょう。
はっきり「ノー」と言いたくないのは、万が一の時のために可能性を残しておきたいからということが多いですが、それは最低です。
はっきりと断って、相手を次に行かせてあげましょう。将来、あなたがどうしても相手に会いたくなったら、連絡を取るのはあなたの役目です。数カ月おきに相手に様子を伺わせてはいけません。
2. どういうところが好きだったかを伝える
メールなど文章で伝える方が、はるかに言葉を選びやすいです。
直接会っている時に、相手が2回目のデートをしたいと言ってきて、どう返そうか迷っている場合は、後でメールすると言いましょう。そして、できるだけすぐに、先ほど説明したように、はっきりと意思表示をするメールをします。
私はいつも、相手の良いと思ったところも伝えるようにしています。ほとんどの場合、相手のことが好きではなくても、人間は色々な顔を持っています。興味のあることを話したり、コーヒーを飲みにつれて行ってくれたり、家の近所で会ったりした思い出もあるでしょう。
はっきりと「ノー」と断る前に、「あなたは本当に面白い人で、養蜂の話をするのが楽しかったです」とか「私と会う時間をつくってくれてありがとう」というようなことを言えば、苦い薬を飲みやすくする砂糖のような役割を果たします。
3. なぜ興味がないのかを伝える
これは少し難しいところです。相手が自分にとって魅力的ではない理由は本当に様々です。好みの問題ということもあれば、生理的に受け付けないということもあります。
私の経験では、かなり客観的な事実を指摘するのが一番効果があると思います。相手にとって、そこまで個人的なことではないけれど、合意に至らないと納得できる理由です。
とても基本的で一般的なことをあげることもできます。例えば、長くお付き合いできるほど、共通の趣味や興味がないと思う、と言うのもありでしょう。
そう言えば相手は何も言えません。あなたにはあなたの興味があり、相手には相手の興味があります。もうひとつ具体的に例をあげると、私は性的な嗜好が合わないと思うと言ったことがあります。
相手がデートの間ずっと、自分は“S”だと言っていたのです。ごめんなさい、いい人見つかるといいですね!
理路整然と言われるよりも、ぼやかして欲しい人もいるので、そういう場合は簡潔にこう言いましょう。
あなたは○○○で(ほめ言葉)、△△△で(ほめ言葉)、会えて本当によかったけど、デートしたいと思うような恋愛感情がわきませんでした。どうもありがとうございました。
4. 昔ながらの決まり文句を使う
自分なりの理由を伝えたくない場合は、決まり文句を使うのもいいでしょう。
求めているものが違うようです、というのは非常によくある理由です。今ではあまり使われなくなってきていますが、やんわりと断る時の定番です。
私はかなり率直に言う方ですが、単にその人とのデートに興味がないだけでも、「少し恋愛をお休みしたい」とか「まだ恋愛する準備ができていない」というような昔ながらの台詞を使うのもアリだと思います。
その後、またその人が連絡してきた場合は、「お付き合いする気はありません」ともう一度お断りしていいでしょう。
5. 身の安全を最優先して、言うべきことを言う
これまでの方法はどれも、デートをした相手が分別のある大人だという前提です。
相手が危なそうな人だったり、一緒にいるのは危険だと思った場合は、言うべきことを言いましょう。身の安全が最優先です。単に相手のことが好きじゃない場合でも、気を持たせてはいけません。
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Aimée Lutkin - Lifehacker US[原文]